こんにちは、日生リビングシエスタの坂口です。
先月ヴァーチャルホームステージング「V2R」導入から1件作成までの流れを記事にしました。
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それから1か月たち、11月~12月までにV2Rで合計3件分発注しました。
一旦今年分の発注は終了になり、発注者だから分かった失敗しないためのコツに気づきました。
目次
そもそも「ヴァーチャルホームステージング」とは?
ヴァーチャル=仮想的に
ホームステージング=お部屋に家具を置き、住んだイメージがわくように演出すること
当社ではかねてより実施していた実際に家具を置く「ホームステージング」に加え、「ヴァーチャルホームステージング」を今年11月より始めました。
使ったのはV2R(ブイツーアール)。
2020年1月に開始されたサービスです。
オンラインとメールですべて発注、5~7日で完成品が納品されます。
今回のV2R発注条件
今回一番コストが節約できる「ベーシックプラン」で3件分すべて発注いたしました。
全て1Rの物件で、一番部屋の見える範囲が大きい写真を選択しました。
写真に写りこむ特定の物体を消したいときに使う「モノケシ」や物件写真ゆがみの調整(ホワイトバランス、 シャープとぼかしの調整、 角度補正、 レンズの歪み補正、 明るさ・コントラスト調整、 トーン調整)のオプションも入れず、最安値での発注です。
この条件で発注した際の、使ってみて分かる発注のポイントがいくつか見つかりました。
「特定の電化製品などを置いてほしくない」場合の発注の仕方
ベーシックプランでは、場所の指定や家具の種類指定が基本的にできません。
この写真の場合、元の写真に洗濯パンと蛇口が写っています。
このままコメントなしで発注すると、こう
家電製品の設置設備があった場合、写真にその家電が基本的に置かれます。
これを知らずメールや発注時にコメントなしで注文した私は、完成品に洗濯機が置かれたことで部屋が狭く見えてしまうことに焦りました。
そこで、どうにかならないものかと電話をしてみたところ、
洗濯機などの家電を置く設備があった場合、基本的にその家電製品が完成品に設置されるそう。
ここでポイント1!
写真に写りこんだ設備で家具などを置いてほしくないものがある場合は、発注時にコメントが必要
もしくは、載せたくない設備を写真に入れない
「狙いの雰囲気にしたい」ときの発注の仕方
ベーシックプランで発注する場合、インテリアの雰囲気を複数の選択肢から選びます。
例えば、ナチュラル系、モダン系、北欧風、高級感の漂う雰囲気など
ログインするとそれぞれの雰囲気が写真と共に紹介されています。
それぞれのインテリアの雰囲気にはマテリアル、アイテム、色、フローリングの設定がされています。
さらに、ターゲット年代の設定があります。
このターゲット年代が狙いの雰囲気にするためのキーポイントです。
20代~30代の雰囲気の完成品がこれ
明るく、快適な生活がイメージされるようなお部屋になりました。
40代~50代の雰囲気の完成品がこれ
サブオフィスのような雰囲気のお部屋になりました
3つ発注し、すべて違う雰囲気のもので発注した結果、ターゲットを重視して作られていることが分かりました。
ポイント2!
ターゲットに合わせて雰囲気を選択する
このサービスを使う場合、ターゲットを意識して雰囲気を選ぶ必要がありそうです。
当社のシエスタヴィラは20代~30代の世代に合わせて企画しています。
この場合「20代~30代のターゲットのものを選んで発注すると成功しやすい」という感じです。
当社の強みの一つが、ターゲットに合わせた製品企画にあります。
現在の入居者層を調査し、年代の共通点を分析、募集作戦にも生かしていきます。
小さなことでもこだわりたい
V2Rは法人専用のサービスで2020年現在、私が調べる限り最安値で完成品を提供してくれます。
完成しないと結果が分からないサービスだからこそ、物件に合ったものを確実に手に入れるには工夫が必要です。
掛けたコストを無駄にせず良い結果にしたい。
オーナーさんにも入居者さんにも喜ばれるような仕事をするため小さな注文でもこだわっています。
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坂口 真理
- プロモーション事業部に所属しています。 “You Only Live Once;YOLO”;人生は一度きりだから なにが楽しいかを考え最善な道を進みます 常に受け手目線で、情報発信をします!
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