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資産形成における「不動産投資」の立ち位置は?リスク・リターンを他の資産運用と比較

2021年4月21日 星脇 まなみ
投資

不動産投資は、家賃収入や売却で大きな利益を得られる一方、投資用物件の建設・購入にもまとまった費用がかかる投資方法です。

他の資産形成のやり方と比較すると、不動産投資は、大幅な損失が出にくい代わりに、短期間で膨大なリターンを狙うのは難しいのが特徴です。

不動産投資がミドルリスク・ミドルリターンとされる理由を、他の投資方法と比較しながら解説します。

資産運用のリスクとリターンについて

資産運用の「リスク」と「リターン」について知っていると、自分の考え方と合う手段で投資できます。

リスクは、リターンの振れ幅、つまり、リターンの不確実性の大きさのことです。

リターンは、資産運用の成果のこと。

リスクをとることでリターンを得られるので、許容できるリスクが大きいほど、リターンも多くなります。

ただし、リスクを抑えて投資するより、多額の損失を出す可能性は高いです。

金融商品によって異なりますが、資産運用は、以下のようなリスクが想定されます。

価格変動リスク

経済情勢や企業の経営状態によって、株式の換金額や満期になる前に債券を売却する際の価格が、支払い金額を上回ることも下回ることも想定されること

金利変動リスク

金利変動で、預金や債券の価値が変わる可能性のこと

信用リスク

金銭を預けた銀行や、株式・債券の発行元が存続していれば、利子の支払いや元本の払い戻しは問題なく行われる一方、経営不振や倒産などでできなくなる場合があること

為替変動リスク

外国為替レートによって、外貨建ての株式・債券の換金や受け取り時の金額が、支払い時より増えることも減ることも考えられること

インフレリスク

投資した金融商品の利率よりも物価上昇率が高い時、預金・債券などの価値が下がる可能性のこと

カントリーリスク

投資している国・地域の政治・経済情勢によって、元本・配当・利息が大幅に減るか、支払われない危険性のこと。

※これらのリスクの度合いは国内外の格付け会社や調査会社などで確認可能です

不動産投資においては、以下のリスクの考慮が必要です。

  • 物件の修繕費
  • 賃料の未払い・値下げ
  • 空室

建物が古くなると、大規模修繕を行うために収益を得る効率が悪くなったり、入居者がおらず、収入が入ってこなかったりのリスクが高まります。

しかし、建物の劣化を少しでも遅くするには、定期的なメンテナンスが大切です。

建物の破損・全壊は、自然災害で引き起こされる可能性があります。地震・火災リスクを事前に察知するには購入前の地盤の調査やハザードマップの確認が肝です。

関連記事:今や不動産運用の必須アイテム「ハザードマップ」って一体何?どうやって見るの?

防火地域・準防火地域に指定されたエリアなら、安心・安全度はより高まります。

賃料の未払い・値下げ・空室はどれも、収入が予定より減り、利益が少なくなる原因です。
融資の返済や手残りの金額にも影響します。

家賃収入に関係なく、税金の支払いやローンの返済はあるので、安定収入が得られる取り組みが欠かせません。

ニーズのあるエリア、間取り・設備にする、物件管理も客付けも得意な管理会社を選ぶことで、空室のリスクを低くすることができます。

また、空室にしない工夫自体が、家賃下落の食い止めにつながります。

満室が続けば、入居者を募るための最終手段である賃料を下げる必要がないためです。

需要の高い物件にすることと合わせて、こまめな清掃・点検・定期メンテナンスで、建物の美観と安全を守りましょう。

家賃滞納の対策には、家賃保証会社を必ず入れることが有効です。もし、滞納があったとしても保証会社や管理会社が間に入って各種手続き家賃の補填を行います。

単身者に人気のエリア・ファミリーに人気のエリアは異なります。

また、一人暮らしか家族と同居しているかで部屋の広さが違うように、暮らしによって賃貸に求める条件や家にあると嬉しい設備は異なります。

そこで、賃貸経営では、地域の特徴を知り、ニーズのあるタイプの物件を建てることが重要です。

関連記事:アパート経営の利回りとは?計算の仕組みとアパートのタイプ別の特徴を解説

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン。他の資産形成のリスク・リターンは?

預貯金・定期預金 ローリスク・ローリターン
不動産投資 ミドルリスク・ミドルリターン
投資信託 ミドルリスク・ミドルリターン
※ハイリスク・ハイリターンの商品も
株式・FX ハイリスク・ハイリターン

不動産は、元本保証でない、空室や賃料が支払われないなどで収入が入らないリスクはありますが、物件購入費といった投資資金が即座に失われることはありません。

入居者がいれば、経済状況に左右されず、安定した収入が入ります。

一気に利益は出ませんが、大金を一度に失う心配なく、賃貸経営が順調に行けば、まとまった収益が継続される点が、ミドルリスク・ミドルリターンと言われる理由です。

投資信託は、国内外の債券・株式など複数の金融商品に投資することで、リスクが分散されます。

少額から始められるので、国内債券のようなリスクの小さい商品を中心に投資すれば、リスクを抑えた運用が可能です。

ただし、海外株式のようなリターンの大きい商品に多く投資すれば、多額のリターンを得られる一方、経済状況や社会情勢によっては大幅な損失になります

元本保証で資産形成できるのは、預貯金や定期預金。

預金額がなくなる可能性がほとんどない点では安心ですが、現代では金利がとても低いので、リターンも少ないです。

株式やFXは、投資額を短期間で大きく増やせる可能性があります。

ただし、価格変動リスク・為替変動リスク・カントリーリスクなどの影響を強く受けるので、資金を失うのも一瞬です。

リスクとリターンのバランスの良い不動産投資は安定した資産運用を行いたい方へおすすめ

不動産投資は、多少のリスクを許容できれば安定したリターンを期待できる投資方法です。
生活の基盤となる住宅であること、建築に多少関わる場面が出てくることから勉強の度合いがリスクを減らしご自身の投資スタイルを確立させることができます。

当社は、需要のあるエリアを調査し、物件にターゲット入居者を設定しそのターゲットに需要のある間取り、設備を設定する商品づくりが特徴です。
土地を有効活用したい方、しっかりした管理で安定した不動産経営を行いたい方にマッチするサービスを提供しています。

投資へのリスク・リターンの考え方にマッチする運用計画を提案いたしますので、賃貸経営に興味のある方は、ご相談ください。

この記事を書いた人
星脇 まなみ

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