こんにちはプロモーション事業部の坂口です。
賃貸物件の戸建てと違うところのひとつ。それは建物を入居者が自由にいじることができないこと。
共用部分をいじることができるのは物件のオーナー様と管理会社だけです。
それを逆手にとって今回、管理会社のシエスタシリーズをクリスマスデコレーションしました。
企画のはじまり
賃貸物件で建物にデコレーションがされたりと手が加えられる事例はほとんどありません。さらにこれまで業界情報を見たり聞いたりしてきましたが、管理会社が主体となって物件のデコレーションをした事例のほうがもっと聞いたことがありません。
それなのにどうしてこんなことを思いついたのかというと、あるエピソードが発端です。
それが就職で上京し賃貸物件に住んでいる同級生のツイートです。

文章は少々いじっていますが内容はこのような感じです。
きれいにラッピングされたプレゼントが写真付きで載せてありました。
私自身も大学生時代から賃貸住宅に住んでいますが、大家さんからプレゼントを贈られる経験はしたことも聞いたこともありません。
周辺に親族がいないと気軽に人に助けを頼めない単身世帯はこのような気遣いがとても嬉しかったりします。
これを再現したい。その気持ちからこのクリスマス企画が始まりました。
スワッグとクリスマスツリー
まず、クリスマスツリーは絶対にやりたい。
シエスタヴィラ上鷺宮の杜には、クリスマスツリーに最適な植栽があります。
この企画をやるにあたって大事なのは、クリスマスデコレーションで何を作れば入居者さんに喜んでいただけそうか。
そして最近のはやりはどんなものか考えたときに出てきたのがスワッグとクリスマスツリーです。
スワッグとは、壁飾りのデコレ―ションのことで花や木、実などを使って花束をさかさまにしたような装飾品です。
お部屋にこだわりのある方にも人気のデコレーションでインスタグラムの投稿でもよく見かけます。東京ミッドタウンなどにあるインテリアショップでもスワッグ素材のコーナーが設けられるほど最近では人気です。
買うと何千円もします。高い!
会社から出た予算は5000円。この金額以内で14棟の建物をデコレーションしなければいけません。
では、どうするか
目指したのは環境保全 × エンターテイメント
持っている資源があるじゃないか

当社の管理しているシエスタシリーズは自社で作っています。
木や花のある景色を建物の一部として大切にしているためほとんどすべてのシエスタシリーズには大なり小なり植栽が植えてあります。
材料費を抑えるために思いついたのが本当のところですが、環境保全にも貢献できるのではないか。
ということで、スワッグの草木材にはシエスタシリーズの植栽をクリスマスツリーとスワッグのリボンや装飾材は物件近くの100円均一で集めることになりました。
植栽の森にした失敗談
植栽を物件につけるときの注意点で一つ知っておかなければならないのが、植栽はメンテナンスが必要ということです。
植物は生き物なので伸びます。
2019年に建てて、3年が経ったこの中庭は徐々に伸びていつの間にかこうなっていました。
▼建築当時の姿がこちら
放っておくとこのように森になります。
毎月巡回していると徐々に伸びていくので変わっていることに気がつきづらいです。理想の状態を知って最適な剪定を入れなければなりません。ここまで伸ばしてしまったことは反省点です。
”理想の状態を知りできる範囲は剪定をし、大規模な剪定はオーナー様に提案をする”ことが社内で決まりました。
物件へ訪問するときには入居者目線になり不快ではないか、おかしなところはないか点検することが大事だと実感しました。
剪定素人の私が、この森のようになった植栽からスワッグの材料を採取します。
みなさまおつかれさまです
今日は上石神井の物件の植物狩りに行きました
←ビフォー アフター→森に道ができました、つ、つかれた森感はまだまだありますね
この後プロの剪定が入ります pic.twitter.com/FVvrOThgNx
— ウミュー収益物件Siestaシリーズの日生リビングシエスタ【公式】 (@nissei_pr_rent) November 19, 2021
道が復活しました。
2~3時間かかったような記憶があります。気づいたら日が暮れていました。
いい運動でした。お昼に田口さんにおごってもらったビッグマックセットがこれまでで一番おいしかったです。
スワッグづくり
スワッグづくりをやるといっても経験のある人は誰一人いません。
みんな初めてやってみます。
私も1つ作ってみたのですが、手先が不器用でなんとも微妙なものが生まれてしまいました。
この工程はセンスのいい皆に任せることにしました。
12月1週目、100均で5000円分の材料を買い
壁掛けのスワッグを作りました
ここはセンスのいいメンバーにお任せ#2021クリスマス感欲しいよ企画 pic.twitter.com/e68tu2CF5B
— ウミュー収益物件Siestaシリーズの日生リビングシエスタ【公式】 (@nissei_pr_rent) December 24, 2021
そして、物件に飾るとこのような姿です。映えるか不安でしたが意外としっくりきているのでは!
シエスタヴィラ武蔵小金井にクリスマススワッグを設置しました#2021クリスマス感欲しいよ企画 pic.twitter.com/IuZbLwKXux
— ウミュー収益物件Siestaシリーズの日生リビングシエスタ【公式】 (@nissei_pr_rent) December 19, 2021
ツリーづくり
もう一つの飾りつけはクリスマスツリーです。
材料は西武新宿線小平駅の近くの100円均一ショップで入手しました。
ここの100円均一ショップは大規模でイベント飾りから掃除用具、文具までなんでもそろっているので安く何かを入手したい方にはおすすめです。
ツリーは物件のドアで使っている赤と青をメインにしたサテンリボンで植栽に色を足しました。
そして完成したのがこちら
冒頭で出ていたクリスマスに最適なシエスタヴィラ上鷺宮の杜はこうなりました。
暖色のレンガ調サイディングに合わせてリボンをつけています。
シエスタヴィラ上鷺宮はシンボルツリーがゴールドクレスト
赤レンガ調の外壁に合わせてピンクのクリスマスツリーx2で飾りました
「外出時に季節感を感じてもらえたらいいな」材料費:600円
ローズのサテンリボン、松ぼっくり、ゴールドとシルバーのオーナメント
#2021クリスマス感欲しいよ企画 pic.twitter.com/yWDezVQLJy— ウミュー収益物件Siestaシリーズの日生リビングシエスタ【公式】 (@nissei_pr_rent) December 24, 2021
中野区の物件シエスタヴィラ上鷺宮
ツリーを2つ作りましたテーマカラー赤で温かみのあるレンガ色と合わせました
▼動画でどうぞ pic.twitter.com/DpoWmkp1eg
— ウミュー収益物件Siestaシリーズの日生リビングシエスタ【公式】 (@nissei_pr_rent) November 23, 2021
まとめ
1年12か月の間にはお正月やクリスマスなど季節ごとにイベントを楽しむ風習があります。戸建てに住んだ経験のあるかたは自宅をライトアップしたなんて強者もいるかもしれません。
シエスタシリーズに住んでいる入居者の中にも賃貸住宅独特の季節感のなさに寂しさを感じた方もいるかもしれません。
そんな方に、クリスマスの楽しみを感じていただけたらいいな。そういう思いで管理部、リーシング部、プロモーション部で作りました。
長期入居をしていただくための取り組みとして物件を飾ることはよく知られた手法です。
物件の規模によってできるかどうかは変わりますが挑戦してみてもいいかもしれません。
飾った後のかたづけはリーシング部、メンテナンス部の協力により全て1月中に回収を完了させることができました。
寒い1月に回収に回ってくれたメンバーに大感謝です。
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- この記事を書いた人
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坂口 真理
- プロモーション事業部に所属しています。 “You Only Live Once;YOLO”;人生は一度きりだから なにが楽しいかを考え最善な道を進みます 常に受け手目線で、情報発信をします!
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