こんにちは!地図が大好き、若林浩太郎です。
日本にも様々な形、色の建物があります。そのなかでも外国の景色をモチーフとしてデザインされている建物があります。
この記事では、日本でも建築のモデルになるような海外の名所について解説していきます。
第一回目は、アメリカ ニューヨークのブルックリン地区です。
目次
東京の街の多様さに感動したあの日
私は大学進学と同時に川崎市に引っ越してきたのですが、その時に驚いたことは東京の街の多様さでした。
例えば新宿と渋谷はどちらもビルが林立する大都会ですが、街に集まる人、建物の特徴、ランドマークなどの街のイメージと言えるものがありますよね?
どういうことかというと、例えばそれぞれの街で撮影された写真を見たときに、なんとな~くその写真がどちらの街で撮られたものなのかわかりませんか?
(上の写真は新宿です。)
周囲を山に囲まれた盆地出身の私は、1駅ぶんしか離れていない街同士なのに、それぞれが全く異なる街のイメージを持っていることに感動を覚えたものです・・・
東京都内だけをみてもこれだけの感動があるのですから、世界に目を向ければもっともっと感動するものがあるはずです。
というわけで、まずは身近な国であるアメリカ合衆国、ニューヨークのブルックリン地区の街並みについてお話ししたいなと思います!
ニューヨーク・ブルックリン地区とは?
まず、街並みについてお話しする前にブルックリン地区とはどんなところなのか?すこし解説をしたいと思います。
ニューヨーク市にはマンハッタン区・ブルックリン区・スタテンアイランド区・クイーンズ区・ブロンクス区という5つの区があるのをご存知でしょうか?
ブルックリンはそんな区の中の1つで、中心であるマンハッタン区の南に位置しています。
もともと港湾・工業地区だったこの地域に多くの人が移り住むようになったのは、1883年にブルックリン橋が完成してからです。そのときにマンハッタンから移住してきた人々の中に芸術家が多かったこともあり、ブルックリン地区はオシャレな街並みとなっていきました。
現在、ブルックリン区はニューヨーク市の中で一番人口の多い区となっています。その数なんと約250万人!!!!!
日本で言うと大阪市と同規模になります。この人口はブルックリン区だけでアメリカの中で3位にランクインするほど大きなものです。
(ちなみに1位はロサンゼルス、2位はシカゴです。)
多くの人々が生活し、ラフで自由な空気感が漂うブルックリン。マンハッタンの整然とした美しさも良いですが、ブルックリンも負けず劣らず魅力ある街と言えるでしょう。
とってもオシャレ!ブルックリンの街並み
ブルックリンのどことなく赤みを帯びたレンガ造りの街並みは、金属のサビのように年季の入った重厚感を私たちに与えます。アンティーク好きにはたまらない雰囲気です。
特にブルックリン橋のたもと、ダンボと呼ばれる地区はブルックリンの中でも観光客に人気の街です。イースト川にかかるゴシック調のブルックリン橋と、対岸のマンハッタンのビル群を一度に望める場所で、多くの人を惹きつけています。
きっと夜になれば周辺のすこし暗く、重みのあるブルックリンの空気感と相まって一層良い雰囲気になることでしょう
他にも、もと港湾・工業地区だったブルックリンにはレンガ造りの倉庫を改築したお店・ギャラリーがたくさん存在します。
日本でも横浜赤レンガ倉庫や、函館の金森赤レンガ倉庫は人気の観光地ですよね?
想像してみてください。あのエキゾチックな雰囲気を街全体が醸し出しているのです!!!
日本で愛されるブルックリンスタイル
最近はブルックリンスタイルという言葉がよく聞かれるようになりました。レンガ造りの倉庫を活かした建物の多いブルックリンのように荒々しく素朴な重みのあるデザインは、日本でも多くの人に受け入れられているようです。
インテリアとして人気のブルックリンスタイルは、全体的に暗い色合いを基調とした、落ち着きのある空間を演出します。レンガや、剥き出しのコンクリートをイメージした壁・天井と、ブラックアイアンや使い古した木材を使用した家具が特徴的です。
わびさびにも近い奥深さを感じさせる、ブルックリンスタイルに囲まれた生活に憧れを抱いてしまうものです。
そんなブルックリンスタイルは建築デザインにも使われています。
ブルックリン、1度は行ってみたいですね!
ブルックリンってとても素敵ですね。私が1度は行ってみたい場所の一つです。
ブルックリンでは現在も再開発が進行しており、その良さを活かしつつ新たな魅力を獲得しようとしています。
明日、家具屋さんにアンティーク調の家具を見に行ってみようかな?
そんなふうに思った、今日の昼下がりでした。
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- 賃貸知識BANK編集部
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