義務でも2割の世帯が未設置…「住宅火災警報器」お宅はどうですか?

住宅火災警報器は、火災発生時に早期の警告を行い、命を守る重要な役割を果たしています。

しかし、実際には義務付けられているにも関わらず、未設置の世帯が2割も存在しています。

あなたのお宅では住宅火災警報器は設置されていますか?設置の必要性や対策の一環として、今一度確認してみましょう。

住宅用火災警報器は設置義務アリです。

皆様の住んでおられる住居に、住宅用火災警報器は設置されていますか?

住宅用火災警報器とは火災の発生をキャッチしてブザーや音声で知らせる装置のことをいいます。

住宅用火災警報器は、すべての寝室と寝室のある階の階段には必ず設置しなければならないと義務付けられています。
また、市町村の火災予防条例で台所等への設置を義務付けている場合もあるそうです。

設置義務はいつから始まった?

簡単に調べてみましたが、この義務付けは住宅火災による死者発生の防止を目的としたもので、新築住宅は2006(平成18)年6月1日から、既存住宅は市町村の火災予防条例で定める日から義務化されているそうです。

ただし、設置は自己責任とされ、設置しない場合も罰則は課されません。
(罰則がないとはいえ、安全のためにもちゃんと設置しましょう)

設置率はなんと約8割

設置率を見たところ、2019年6月の時点で全国設置率は82.3%。
都道府県の順位は、1位が福井県で94.5% 2位が宮城県で91.4% 3位が東京で89.3%です。

かなりの割合で設置されていますね。
しかし裏を返せば、約2割の世帯がまだ設置していないのが現実です。

通販でも購入できる!早めに取り付けましょう

住宅用火災警報器は通販でも販売しており、価格・種類など様々。
10年で本体交換…程度の周期で考えておけば大丈夫です。

まだ設置していない方、早めの取り付けをお勧めいたします。

この記事を書いた人
賃貸知識BANK編集部
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