近年注目を集めており、様々なメディアでその名前を目にすることも増えてきた「ホームステージング」をご存知でしょうか?
ホームステージングとは、賃貸物件や売り出し中の家・マンションの室内をあらかじめコーディネートしておくことで、入居・購入を希望しているお客様が実際の暮らしをイメージしやすくなるサービスです。
今回はホームステージングとは具体的にどんなものであるか、メリットや効果などについて解説いたします。
目次
ホームステージングとは何?
ホームステージングとは、入居者を募集している売り出し中の家・マンションなどの室内に家具や照明、小物などを設置するサービスです。
「HOME(家)」と「STAGING(演出する)」を組み合わせた名称で、その名の通りお家を演出して物件をより魅力的に見せることを目的としています。
元々、ホームステージングは住宅の売買が日本よりも盛んに行われていた欧米を中心に広まりました。
欧米では、住宅を販売する際はお金をかけてホームステージングを施すことが一般的です。
2010年台に日本へホームステージングの考え方が輸入されてからは、ホームステージングをしていない住宅よりもスムーズに購入へと結びつく効果があるとしてインテリア業界や住宅販売業、不動産関連など様々な業界から注目を集めています。
賃貸募集におけるホームステージングのメリット・効果とは?
不動産情報サイトを活用して入居者を募集する場合、間取り図や建物の外観図に加え室内の写真を掲載します。
室内の写真と言えど、何も置かれていない空室の写真を掲載している物件が多く、生活感がないため実際に暮らした際のイメージは掴みにくいものです。
そこでホームステージングにより魅力的なインテリアでコーディネートした部屋の画像も掲載すれば、暮らしのイメージが掴みやすくなるだけでなく、部屋の印象そのものを良くすることができます。
▼実際に家具を置いてホームステージングをおこなった時の記事がこちら
また、ホームステージングは内覧の際も大いに役立ちます。
お客様に家具の置かれた部屋を実際に見ていただければ、写真よりも暮らしのイメージをより鮮明なものにすることができるのです。
「この間取りはどのように家具を配置するべきなのか?」「実際に家具を配置した際の広さはどれくらい?」などの疑問も、ホームステージングは解消してくれます。
このことから、ホームステージングは以下のような効果が得られる点がメリットです。
↓
入居者の方が物件選びに迷わず成約がスムーズになる
↓
空室期間が短縮され、募集にかかるコストが抑えられる
仮想の家具を配置する「ヴァーチャルホームステージング」も
ホームステージングは本物の家具を実際に配置する場合が多いですが、空室の写真に家具のCGを配置する「ヴァーチャルホームステージング」というサービスも存在します。
空室写真や間取り図などを用意し、インテリアの雰囲気や入居者の年代といったイメージを伝えればその通りにコーディネートされた部屋の画像を作成してくれるサービスです。
実際の家具を搬入する必要がないため、一般的なホームステージングよりも準備にかかる手間を省ける点がメリットと言えます。
ちなみに、弊社が提供している賃貸物件でもヴァーチャルホームステージングの活用事例があります。
株式会社カラーアンドデコの「V2R」を利用しており、料金プランや実際に作成してもらった画像などもご紹介しているため、是非参考にしてみてください。
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ホームステージングの最大のメリットは賃貸募集の円滑化!
ホームステージングが賃貸募集にもたらす効果をまとめると、以下の通りです。
・空室期間の短縮、募集コスト削減につながる
・ヴァーチャルホームステージングを利用すれば搬入の手間も省ける
ホームステージングでお部屋を魅力的にコーディネートすれば、お客様に強い関心を持っていただけます。
ここで実際に家具を置いて暮らしたらどうなるのか?という疑問をいち早く解決するとともに成約までスムーズに運びやすくなるホームステージングは、入居者の方にとってもオーナー様にとっても嬉しいサービスなのです。
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- この記事を書いた人
- 浦野 瞳
- 様々なジャンルで執筆経験があるフリーランスWEBライターです。 執筆時はリサーチにリサーチを重ね、複雑な不動産関係の知識も分かりやすくお伝えしています。 読者の皆様に、「痒い所に手が届く記事」と感じていただけていれば幸いです。 住宅やインテリアの情報に対しては特に関心が強く、情報の正確性を高めるため個人的にも勉強をして知識をつけています。 実際に賃貸暮らしを続ける中での経験・所感も活かし、オーナー様・入居者様どちらの視点も考慮しながら情報を発信いたします!
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