アパート経営でインターネット導入にかかる費用・メリット・デメリットとは

インターネット無料のアパートの仕組みをご存知でしょうか。

アパート経営でインターネット導入するメリットとデメリットを知ると、ご自身の収益物件に向いているか見えてきます。

本記事ではインターネット無料が特徴の賃貸物件のメリット・デメリット、オーナー様がやることと費用相場を紹介します。

インターネット無料の賃貸アパートとは?

インターネット回線を引いたり利用にかかる費用をオーナー様が負担することで、入居者様が無料でインターネットを利用できる物件です。

導入する理由

付加価値の高い物件にするためです。

 

インターネット無料でない物件で入居者がインターネットを使う場合、入居者様自身でプロバイダー契約が必要です。引っ越しの時は電気やガス会社とのやりとりもあったり大変です。

インターネット無料の物件なら、入居後すぐにインターネットを使えるので、引っ越しに伴う手間が軽減されます。

 

人気の設備が付いている物件は人気が高く、空室対策にもつながります。

方法

  1. インターネット回線とプロバイダー事業者との契約
  2. 光回線工事

 

プロバイダー事業者は多岐にわたります。料金・アフターフォローを含むサービス・建物の構造に適しているかを比較しながら選びましょう。

 

各部屋にインターネット回線を引く(有線回線)か、建物まで引いた回線を共用部に設置のWi-Fiルーター(無線回線)で各部屋でインターネット接続できるようになります。

 

インターネット回線を通した後は、定期的な回線の点検やセキュリティ対策などの実施で、入居者様に安心・快適なインターネット環境を提供しましょう。

費用感

工事費用と月額費用がかかります。

物件の規模や構造、有線か無線かで左右されますが、工事費は50~100万円、月額費用は1~3万円ほどは見ておきたいです。

メリット・デメリット

メリット デメリット
  • 住みたい・住み続けたいと思われるアパートになる
  • 家賃収入を増やせる可能性
  • 負担する費用が増える
  • トラブル対応が必要なことも

 

インターネットを無料ですぐに使えるのは物件のPRポイントになります。

 

インターネット無料はオーナー様が工事費などを負担することで提供できます。人気設備ランキングをチェックすれば、家賃が高くても欲しいと思う人が多いと分かると思います。

インターネット無料は相場より家賃が高くても納得して住んでもらえる設備のひとつ。家賃を高く設定できれば家賃収入も増えます。

 

入居者様にインターネットを無料で提供するには、初期費用とランニングコストがかかります。

人気設備ランキングなどでどのような人がインターネット無料を求めているかリサーチし、ターゲットとする入居者が必要としていそうであれば導入することが大切です。

インターネット無料の物件が人気

オーナー様がインターネット回線・利用にまつわる費用を負担することで、入居者様は無料でインターネットを使えるようになります。

インターネット無料でない物件よりも負担する費用は増えますが、入居者様にすぐにインターネットを利用できる環境を提供できます。

家賃が高くても欲しい設備に挙げる方も多いので、想定する入居者にニーズがあれば、家賃収入を増やしながら付加価値の高い収益物件にできます。

気になる方はインターネット導入に伴う費用を回収できそうか否か検討してみてください。

この記事を書いた人
星脇 まなみ
2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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