下町情緒溢れる「鐘ヶ淵」は住みやすい街？実際に歩いて検証してきた！

墨田区の最北部に位置する「鐘ヶ淵」。

隅田川と荒川に挟まれた下町情緒溢れる閑静な住宅街が広がっています。

東京の新たなシンボルとなった「スカイツリー」までも約3キロほどの距離です。住む部屋によっては窓からスカイツリーを拝む事が出来るかも！？

「鐘ヶ淵」の街を実際に歩き、住みやすさを実感してきたのでご紹介します。

「鐘ヶ淵」のアクセス

鐘ヶ淵駅は浅草駅と群馬県伊勢崎駅を結ぶ東武鉄道伊勢崎線上にあります。（東武スカイツリー ラインの愛称で知られる区間に入っています。）浅草と北千住には乗り換えなしで行く事ができます。

（乗り換えNAVITIMEより）

主要都市への所要時間を調べてみましたが、最長でも45分あれば出れるので交通の便は良いと言えるでしょう。

墨田区墨田の鐘ヶ淵

鐘ヶ淵一体は鐘ヶ淵という地名ではなく、墨田区墨田◯丁目（1丁目〜5丁目）と名付けられた街が広がっています。まさに墨田区の中の墨田を代表する地域と言えるのではないでしょうか？！

地図を見ると隅田川がこの辺りで大きく屈曲し、川の流れの向きが大きく変わっています。

その形状が大工道具の指矩（さしがね）を思わせるので「かねが淵」の名が生まれたとも言われています。

鐘ヶ淵駅前のおすすめランチスポット

鐘ヶ淵駅周辺は古い商店街が立ち並んで落ち着いた雰囲気です。

西口駅前に交番があります。常に見守ってくれている環境、治安面も安心できますね。

駅前には飲食店が数店並んでいました。

お昼時に差し掛かった所、美味しそうなランチをやっているお店を発見したので入ってみました♪

「CAFEぷろーすと」さんです。

店内も外観同様可愛らしくアットホームで、お一人様でも入りやすい雰囲気。

迷った結果、本日のスペシャルランチを注文してみました。

「鱈のピカタ和風ほうれん草ソース」。デザートまでついて見た目も華やかですね。

お野菜たっぷりの身体が喜ぶご飯でした。優しい味付けでほっこりする様なクセになる味わいで、お値段は約1,000円ほど。コスパよく本格的なランチを食べる事が出来ました。近くにあったら通いたいお店。鐘ヶ淵住民の皆さんが羨ましい・・・

店内で自家製パンを焼いているそうで、自家製パンを使ったサンドイッチも魅力的でした。（店内にてパンの販売も行ってました）お通しの様な形で最初に一口パンを頂いたのですがほのかな甘みにフワフワ！これまた美味なパンでした。（写真撮る間なく胃の中へ）あぁまた食べたい・・・

「鐘ヶ淵」一押しのお店の紹介でした♪

下町情緒溢れる鐘ヶ淵

鐘ヶ淵の魅力の一つとして、下町情緒溢れる街並みな点が挙げられます。細い路地が入り組んでおり下町らしい風情を漂わせています。

路地を歩いているとレトロな外観の昔ながらの商店に出会えました。

スーパーで買うより新鮮な野菜が手に入りそうですよね！

鐘ヶ淵駅周辺はカネボウが紡績会社として1887年に創業した地でもあります。その後1889年に英国の紡績機械を導入した紡績工場が完成して企業商店街として発展しました。その名残をいまも受け継ぐ貴重な光景です。

緑溢れる近隣住民の憩いの場

鐘ヶ淵の西側、隅田川の河川部に都立公園の「東白鬚公園」があります。

隅田川に沿って1キロ以上の長さがあるこの公園。園内の地盤が周囲より高く造られ、非常災害時には避難場所として機能する様にもなっております。

木々が多く植えられ緑濃く、散歩にもってこいの公園です。

近くに自然豊かな癒しのスポットがあるのは嬉しいポイントですよね！

隅田川の総鎮守「隅田川神社」

東白鬚公園を歩いていると、公園中央部分の道路を挟んで川側に「隅田川神社」があります。

源頼朝が創建したと伝えられる歴史ある古い神社。水神の霊験を感じて水神社の社殿を造営したそう。

昔から隅田川総鎮守として信仰され「水神社」とも呼ばれてきました。隅田川増水時もここだけは沈まなかったことから「浮島」とも呼ばれているそう。

狛犬の代わりに耳のある亀さんがいました。（首に赤い布を巻いています。見えますでしょうか？）さすが水神様の神社ですね。

隅田川神社の周囲にはかつて「水神の森」と呼ばれる樹林地が広がっていました。歌川広重が「江戸名所百景」で描いた「隅田川水神の森真崎」です。この辺りは江戸でも有数の景勝地だったそう。

そんな古い時代の風景を思い浮かべながらこの辺りを散策するのも楽しいひとときでしたよ♪

スカイツリーとご近所さんの「鐘ヶ淵」

いかがでしたでしょうか？

ご紹介した通り歴史ある、下町の雰囲気が残るのどかな街でした。駅周辺にはスーパーやコンビニもあり買い物にも困りません。

基本的に住宅街なので静かで落ち着いた住宅環境。穏やかに生活したい方にオススメの「鐘ヶ淵」でございました。

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