この先やってくると言われる「インフレ期」に強い資産は何か?

昨年(2020年)はコロナ禍で世界的な景気後退の年でしたね。

100年に1度の打撃言われるほどのコロナ禍。まだまだ完全な出口は見えませんが、ワクチン接種が始まり少しずつ明るい話題が増えて出口に近づきつつあるのも確かです。

そうなると期待するのが景気回復!

今の様な景気が悪い状態から脱却し景気の状況が良くなってくると、金利は上昇、物価が上がりインフレが起きる。

今後日本でインフレが起きる可能性があると言われていますが、インフレになるとどの様な事が起きるのか、不動産での視点を考えてみました!

そもそもインフレってどんな状態なの?

まずインフレ(インフレーション)の意味を今一度確認します!インフレとは、私達が普段買っている日用品やサービス費などの価格が上がる事を言います。

例えば、1個100円で買えたリンゴが1個200円になっている。美容室で4000円だったカット代が5000円になる。同じ物事で多くのお金を払えわないといけないのでお金の価値が下落します。

その分お給料が上がると皆んなが豊かになり良い事なんですが、お給料が上がらなかった場合は生活が苦しくなる…というのがインフレの問題点なんです。

また反対に物価が下落する事をデフレ(デフレーション)と言います。

インフレ時は現金投資ではなく◯◯投資

お金の価値が下がるという事は、お金ばかりを貯め込んで銀行にたくさん預けている人は不利になってしまいます。という事は、インフレになっても資産を減らしたくないという人は何を持っていたらいいのでしょうか。

インフレ時に強い資産とは、価値が下がる現金ではなく、影響を受けにくい現物です!現金を不動産や土地などの現物に変えておいた方が資産は減らないと考えられます。

インフレと家賃価格の相関性について

そして現物投資を行った後の更なる資産防衛策が、インフレと共に価格スライドがある収入源を持つ事です。安定した収入の代表例と言えば家賃収入ですよね。

社団法人 住宅・不動産総合研究所のサイトに、総務省が集計・分析しデータを公開している消費者物価指数CPIのグラフが掲載されています。
日本にも今後到来?インフレ時代におけるリスク対策法とは
https://www.hr-i.jp/journal/web-university_202002201560/

消費者物価指数CPIとは商品の価格の平均的な動きを測定したもの。コアCPIとは、全ての対象商品によって算出される「総合指数」から天候に左右されて振れの大きい「生鮮食品」を除いたもの。物価変動の基調を見るための指標として使われます。

1970年〜1980年代のインフレ期は物価上昇を追って家賃が徐々に上昇傾向にある事が分かります。またデフレ期は影響をあまり受けずに家賃が横ばいになっています。

つまりインフレが進むと、オーナー様は家賃収入を上げる事ができます。不動産賃料が上がれば不動産自体の価値も上がりますね!いい事づくし!そしてデフレ期にも家賃相場の影響は少ないと言えます!

やはり非常に安定した収入源として見る事ができますよね!

不動産運用をお考えの皆様へ

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これが弊社、日生リビングシエスタの資産活用です。

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この記事を書いた人
北川 まな
娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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