管理会社/オーナーができる賃貸の入居祝い。引っ越し祝いにカレーを置いてみました

最近では引っ越し祝いをもってお隣の家々を回ることは珍しくなりました。

隣の人に性別がばれてしまったり隣人が単身だと分かると犯罪につながることがあるため、防犯上の理由で都会ではなくなりつつある文化です。

それと逆行して、貸家に関わる不動産会社や大家さんたちの間では入居の決まったお部屋に引っ越し祝いを置くというトレンドがひそかにあります。

この記事では、入居前のお部屋に引っ越し祝いを置いてみた実体験と入居者さんの反応はどうだったのか書いていきます。

引っ越しカレーとは?

引っ越し祝いといえば蕎麦。ですが、私たちは引っ越しカレーを企画しました。

 

そもそもなぜ引っ越し祝いをお部屋にプレゼントすることを思いついたのか?

それは、口コミが集まるSNS Twitterで「引っ越しして入った賃貸のお部屋にレトルトカレーが置いてあって嬉しかった!こんなプレゼントあるんだ!」という個人のつぶやきを見たからです。

入居日当日は、お客様と管理会社が最初に関わる日です。

自社で仲介してお客様を付けた場合は「お久しぶりです」他社さんが仲介しお客様を見つけてくださった場合には「初めまして」になります。

最初の印象は入居後のお客様の管理への印象につながります。

入居する前のきれいな掃除・点検は当たり前として、その当たり前以上に少しでも「嬉しい」と感じてほしい。そう思いこの企画を発案しました。

なぜカレーなのかというと、2つ理由があります。

1つ目は、蕎麦だとカップ麺でチープすぎて「嬉しい」を引き出せないだろう。

2つ目は、蕎麦アレルギーの方に配慮したい。

賃貸住宅には様々な人が入居します。せっかくのプレゼントが悲しいものにならないよう食物アレルギーへの配慮を行いました。

会社メンバー全員で検討会議

企画の発案は私でしたが、実施にこぎつくための詳しい企画を行ったのが田口さんです。

会議ではどのカレーが良いか、予算はどのくらい見られるかを皆で話し合い決定しました。

こちらが企画書です。

発注をする

今回の企画でお配りするのは、最新の建築物件シエスタデュオ一橋学園コンテムセオです。

EastとWest棟の計25戸。EAST棟は1LDK、West棟は建築基準法で許す最大の高さのロフトを付けた単身者向けのお部屋です。

当社のシエスタシリーズは1LDKでも2人入居ができます。そのためEast棟へは2人分のカレーをプレゼントすることとしました。

▼準備したものがこちら

  • カレー
  • 紙袋
  • メッセージカード

この中で一番値が張るのがメインのカレーです。

発注はさつきさん担当です。無印良品のカレーか資生堂パーラーのカレーかの2択のうち値引きの交渉ができた資生堂パーラーに決定しました。

資生堂パーラーのカレーは高級でおなじみ、自分で買うことはないけれどもらったら嬉しいカレーです。

紙袋は、100円均一で物件に雰囲気のあうナチュラルな雰囲気のものを購入。メッセージカードにはありがとうの一言を書いて添えキッチン台の上へ配置しました。

お客様の反応は?

気になるのがお客様の反応です。

お渡しする際や入居後のご連絡で聞いてみたところ、「ありがとうございます」のお声をいただくことができました。

企画、配置まで管理、メンテ、仲介を行う皆で一丸となって行いました。やったかいがあると感じた瞬間です。

長期入居の方へはQuoカードでささやかなお礼を

入居祝いにカレーをお渡ししたプレゼント企画のご紹介でした。

毎回この企画を行うのは難しいですが日々の営業をしっかり行い利益を出しその利益を入居者様のプラスの満足度アップにつなげていければいいなと思います。

私たちも、保証会社の日本セーフティ―さんからよくQuoカードをいただきます。

こちらは長期入居のお礼品として契約更新の際に同封したりとありがたく使わせていただいています。

私たちは、自社建築のシエスタシリーズとその管理を通して満室、長期入居をオーナー様と目指しています。

▼関連記事:長期入居には物件への愛着がカギ!物件に季節感出してみました

この記事を書いた人
賃貸知識BANK編集部
不動産市場や投資に関する情報を専門的な視点で解説しています。資産形成や投資戦略に役立つコンテンツを実務的な目線でお届けします。
「運用する」カテゴリの最新記事