それってもしかしたら不法投棄?使わなくなったダンベルの正しい捨て方

新型コロナウィルスの影響もあり自宅で運動する人が増えましたね。YouTubeにもフィットネス系の動画が増えました。

自宅でトレーニング効果を高める為にダンベルやチューブ、バランスボールなど器具を取り入れている方も多いかと思います。

もう新しい器具を買ったし、ジムに通うことになったしダンベル捨てたいな。

と思ったあなたに質問です。ダンベルの捨て方を知っていますか?

ダンベルを捨てる方法

使わなくなったダンベルは「ゴミとして捨てる」のが一般的かと思います。

捨てる方法は3つです。

・粗大ごみとして捨てる

・ごみ処理処分場に持ち込む

・リユースに回す

ここで注意するのが「大きさ」「素材」です。

「大きさ」で言うと基本的に一辺の長さが30センチを超えると粗大ゴミ、30センチ以内だと不燃ゴミになります。(東京都の場合は一辺30センチが共通のルールとなっていますが、それ以外の地域の自治体によっては1番長い辺が50センチ以上としている所や、縦・横の合計が1メートル以上としている所もあります)

「素材」がプラスチックやゴムでできており大きさが30センチ以内のダンベルは可燃ゴミとして処分できる地域もあります。

ただし大きさに関係なく素材に鉄が含まれる場合は粗大ゴミとなる地域がほとんどです。

金属製のダンベルは資源ゴミに分類されます。

詳しい処分方法はお住まいの自治体に確認してください。

捨て方 条件
燃えないゴミ 小型のダンベル、素材はプラスチックorゴム
資源ゴミ 小型のダンベル、素材はステンレス
粗大ゴミ 30センチ以上の大型のダンベル、素材が鉄のダンベル

※中に水を入れるタイプのダンベルはプラスチック製です。

粗大ゴミによって処分する

可燃ゴミや不燃ゴミで捨てれば無料ですが、粗大ゴミで出す時は費用がかかります。

流れは以下の通りです。

①粗大ゴミ受付センターに連絡して申し込みをする

②粗大ゴミ処理手数料券を購入する(コンビニや役所で買えます)

③券に受付番号を記入してダンベルに貼り付ける

④当日収集場所まで持っていく

粗大ゴミに出す場合は「好きな日時に処分できない」「手続きが面倒」「費用がかかる」等のデメリットがあります。

ゴミ処理場に持ち込む

粗大ゴミより安く処分できる方法があります。

それは自治体が指定するゴミ処理場に持ち込む方法です。

持ち込み処理の場合、その地域に住んでいる必要があり家庭から出た一般ゴミに限ります。

事前に予約が必要な自治体と予約なしでも可能な自治体がありますので事前にホームページで確認してみてください。

持ち込む時間と労力はかかりますが、費用は抑えられます。

リユースする

捨てるのはもったいない。

状態がよくまだまだ使えるダンベルであれば下の3つの選択肢があります。

①フリマ アプリに出品する

②リサイクルショップで買い取ってもらう

③不用品回収業者に依頼する

ゴミを減らす事ができ、今後も有効に使って貰えるので環境に優しいエコな方法と言えるでしょう。

フリマアプリやリサイクルショップで買取が成立すればお金を得ることができます。(フリマ アプリの場合は送料には注意しましょう。高いダンベルを配送すると配送料が高額になることがあるので・・・)

不用品回収業者の場合お金はかかりますが(ダンベル回収相場価格は1キロ80円です)再利用してくれるので、思い入れがあるダンベルなどは処分されるより心が痛みませんね!

運動器具も適切に処分しよう

「気合を入れてダンベルを購入したけれど、今はもう使わず邪魔になり処分したい」「引越しする事になったけど処分方法に困っている」という方も多いのではないでしょうか。

先日当社の管理物件でもダンベルが間違った捨て方で放置されており残置ゴミになっている・・・というケースがありました。

トレーニングには役立つダンベルですが、処分方法が複雑で思いつかない品目です。

建物の管理者が放置されているダンベルを処理する際には、粗大ゴミの手配を代わりに行う手間がかかります。

間違った捨て方をすると周りの人に迷惑がかかります。ずっと放置されているのを見る近隣住民の方も気持ち良いものではありません。

ダンベルはリユースする方法も含めルールに沿って正しく処分しましょう。
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この記事を書いた人
北川 まな
娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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