昨年開催されたW杯!盛り上がりましたね!
寝不足になりませんでしたか?私は深夜にアラームをつけて応援したりと翌日は見事に寝不足でした・・・
さて、開催国のカタールは世界一裕福な国と言われています。「世界一裕福な国」というワードが強すぎですが・・・
一体どんな国なのでしょうか?
カタールってどんな国?地図でみると?
カタールは中東のペルシャ湾とバーレーン湾に囲まれた半島に位置します。面積は1万1500k㎡で秋田県と同じくらいの大きさの小さな国であります。
地図で見ると本当に小さいですよね。
カタール内部は以下の地図を参考にしてください。
言語はアラビア語、通貨は「カタールリヤル(QAR)」が用いられています。
「首長」が治める君主制のイスラム教国で約290万人が暮らしています。そのうち9割が外国人労働者です。
カタールの時差・気温・治安・食べ物は?
カタールと日本の時差は−6時間。東京からハマド国際空港まで直行便で約12時間かかります。
首都のドーハには近代的な高層ビルが立ち並びます。その一方で国の大部分は砂漠となっています。夏場は気温がなんと40度超えが当たり前。雨はほとんど降りません。
ドーハには革新的な高層ビルが立ち並ぶ一方、建築や博物館、ユネスコ世界遺産や市場などカタールの歴史を感じ取れるスポットもたくさん存在しています。特に薔薇のようなデザインが特徴のカタール国際博物館は、どこから撮ってもアートな建物でとても人気です。
危険レベルは日本と同じレベル0で治安は全体的に良好と言えます。経済的に安定していることと、カタール当局が治安対策に力を注いでいることもあり、物乞いや無理な客引き、押し売りなどのトラブルはめったにありません。
カタールの食文化は他のアラブ諸国と同様でアラブ料理がメインです。ひよこ豆をペーストにしたフムスやスパイスで味付けした鶏肉や羊肉料理が有名ですね!ペルシャ湾に面しているのでシーフードも美味しいそう!
カタールの主要産業は?
私たちの認識だとカタールは石油や天然ガスの生産国!という印象が強いのではないでしょうか?
実際、カタールの主要産業は石油や天然ガスなどエネルギー分野です。
首都ドーハから約80キロ離れたところにあるラスラファン工業地帯には世界有数の液化天然ガスプラントがあります。そこから日本をはじめ世界中に天然ガスを輸出しています。そのエネルギー資源を元にカタール経済は20世紀から21世紀に急成長!
1人あたりのGDP(国民総生産)が急成長した時期には1位を獲得したこともありました!←ここから世界一裕福な国と呼ばれるようになったんですね。
ちなみに現在のカタールはGDP第8位(2021年データより)。日本は27位という結果です。
そしてこの豊かなエネルギー産業のおかげで、カタール国民は電気代、水道代、医療費をはじめ大学の学費がなんと無料なんです。更には消費税や所得税もなく、社会保障がとても充実しています。
ただ限りある資源に頼る経済発展は長い目で見ると難しい部分がありますよね。そのためカタールはエネルギーに依存した経済の脱却を目指し観光業の整備にも乗り出しています。ペルシャ湾沿いには現在高級リゾートが立ち並び、その様子は「第2のドバイ」と言われるほどだそうです。
カタールの不動産価格
さて、弊社は不動産の会社ゆえにカタールの不動産事情が気になり調べてみました!
カタールは現在海外からの不動産投資を受け入れています。一部の決まったエリアにてカタール人以外の不動産購入が可能となっています。
ただここまで豊かな国となると、どうせ不動産価格もべらぼうに高いのでは?!と思われるのではないでしょうか。
日本人でも購入・住むことができる富裕層が暮らす人口の島「ザ・パール」の物件について調べてみました。
ちなみに「ザ・パール」は総工費2億円以上とも言われる5つ星ホテルや高級マンションが立ち並んでいるエリアになります。価格を知るのが怖いと思いながら調べた結果
121m2のタウンハウス | 3LDK 8780万円 | 坪単価239万円 |
180m2のアパートメント | 5LDK 9350万円 | 坪単価171万円 |
で購入できる物件がありました。
建物が広い分総額は高いですが、単価自体はべらぼうに高い!という訳ではなかったです。(ちなみに弊社がある東京都東久留米市の新築マンションの平均坪単価が約230万でした!)
築年数の差はあるものの今私たちが住んでいる身近な物件とそんなに差はないように思えました。全く手が届かないというわけではなかったですね。
分散投資にも使われる海外不動産投資
カタールという国はあまり馴染みのある国ではありませんが、規模こそ小さいものの魅力が凝縮された国でした!
W杯開催を皮切りに今後も更に注目を集めていくでしょう。旅行で訪れてみても面白そうです。
そして海外での不動産投資に夢を膨らませるのもなかなか楽しいものですね。
「カタールのザ・パールに物件を所有してます」なんて言ってみたいものです。
- この記事を書いた人
- 北川 まな
- 娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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