クリナップキッチンタウン東京へ行きました!製品ごとの強みと違いとは

商業施設のように見て回るのが楽しいクリナップのショールームをご存知でしょうか?

その名も「クリナップキッチンタウン」。

普段のお買い物のように気になるキッチンを見つけることができます。

今回は3つのキッチンを中心に、ショールームで見られる製品と特徴を紹介します。

クリナップとはどんな会社?

キッチンの専業メーカーです。

キッチン中心ですが、システムキッチンや流し台の他に、浴槽機器、洗面機器なども扱います。

製品を見るのが楽しくなるクリナップキッチンタウン東京

キッチンをメインに展示している新宿にあるショールームをたずねました。

キッチンの整理収納グッズの販売、料理や手芸のイベントの開催もしています。

 

rakuera(ラクエラ)はクリナップの中ではお求めやすい価格のシステムキッチンです。

高級なキッチンは天然素材が用いられたり、製造過程に手作業が含まれるなどで目を引くデザインが多いです。

 

が、どのメーカーのキッチンも、価格に関係なくデザインへのこだわりが見られます。

ラクエラは家具のようなデザインが特徴のキッチンです。

インテリアとのコーディネートを楽しめます。

水切りとしても使える仮置きカウンターを付けることも可能です。

出し入れしやすい高さまで下ろせるなど、使い勝手の良さにも配慮されています。

 

下記のキッチンはSTEDIA(ステディア)です。

キッチンの前にキッチンより高いカウンターを設置する「デュアルトップ対面」がポイントです。

対面キッチンの開放感を保ちながらシンクなどを隠せます。

 

扉と取っ手のバリエーションが豊富です。

ステディアより高価格帯のシステムキッチンCENTRO(セントロ)よりも多いです。

セントロは40色ですが、ステディアは49色から選べます。

CENTRO(セントロ)はコーディネートの提案数が特に多い印象で、目につくものも多かったです。

セントロは洗練されたデザインが特徴のクリナップの最高級キッチンです。

クリナップがこだわるステンレスが用いられています。

ワークトップは「美コートワークトップ」というものです。

水拭きで汚れを落としやすく、キズのつきにくい特殊加工が特徴です。

シンクのサイズぴったりのサポートプレート付きです。

プレートのおかげで作業スペースが広がります。

広々としたシンクで洗い物がスムーズとなり、料理の準備から後片付けまで効率アップしそうです。

シンクのきれいを保つ流レールシンクは、手前に向かって勾配があります。

手前に汚れやゴミを集めてから脇を伝って排水口に流れることでシンクのきれいが保たれます。

面白いと思ったのは「ハイブリッドコンロDual Chef(デュアルシェフ)」。

ガスコンロもIHも付いているため、料理によって使い分けられます。

 

キッチン扉は、お好みのデザインにできるポイントのひとつです。

京友禅の柄をイメージした扉はクリナップでしか選べないかもしれません。

ステンレスキャビネットはクリナップのキッチンの特徴のひとつ

セントロとステディアのキャビネットにはステンレスが使われています。

基本プランなら、底板までステンレスです。

クリナップがステンレスにこだわる理由は、ステンレスが高温多湿な日本のキッチンの環境にふさわしいと考えるためだそうです。

ステンレスにはカビやにおいが残りにくく、汚れを落としやすいというメリットもあります。

 

デザイン性の高いステンレスのレンジフードも。

上記はBallena(バジェーナ)という、直線的な形状の壁付けのレンジフードです。

レンジフードの前側が斜めに持ち上がることで、圧迫感の緩和と、拭き掃除しやすいという恩恵をもたらします。

クリナップキッチンタウンは水回り製品を楽しく見られるショールーム

キッチンタウンと言うだけあって、グレードやコーディネートの異なるキッチンを散策するように見ることができました。

クリナップキッチンタウンにはシステムバスルームと洗面化粧台も展示されています。

キッチンを検討中の方はもちろん、浴室や洗面化粧台のリフォームをお考えの方も、ひと味違うショールームを楽しめます。

洗面に使われていたタイルは次に訪問する名古屋モザイクでした。

この記事を書いた人
星脇 まなみ
2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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