今や生活の中に浸透したサブスク!不動産系の最新のサブスクをご紹介します!

Netflix、Amazon prime、dマガジンなどCMでもよく見かける、生活に浸透したとても身近なサービス「サブスク」。

様々な分野でサブスク方式のサービスが登場しています。

もちろん不動産の分野でもサブスクは色々と登場しています。

そこで最新の不動産業界のサブスクサービスをご紹介します。

サブスクって何?

サブスクとはサブスクリプション(Subscription)の略で、月額課金・定額制で契約するサービスのことです。

モノを所有するのではなく必要な時に借りて利用するスタイルとなります。

山のサブスク

では早速不動産系のサブスクを紹介してまいります。

まずは山のサブスク!山を思い通りに使えるサービスです。

MOKKI NO MORI

山林は維持にかかる費用が高額。なのに固定資産税や森林組合の会費など支出も多くて相続する人の頭を悩ませたり、土地自体を手放してしまう人も多いんだそう。そこで林業を営む男性が中心となり複数の山の所有者から山林を預かって、管理をしながら会員に開放しています。

東京・檜原村で、東京ドーム10個分の広大な山林を、年会費13万円でシェアして自由に使う事が出来るのです!

イメージとしては共有で山を所有出来る感じですね。

キャンプ場と違う所は水場や電気などのインフラがなく(ある箇所もあるそう)トイレも「風の縄文トイレ」と呼ばれ、微生物の力で自然に還す方法で行われているそう。利用者は本物のアウトドアを体験することができます。

活用されていない土地が収益化でき、美しい山を守ることができる!新しい価値が見出されました。

別荘のサブスク

自然の中にもう一つの家(セカンドハウス)を持つことができるサービス。

月5万5000円で山中湖や八ヶ岳など7か所の拠点にある、自然豊かな場所に位置するキャビンを自由に選び利用することができます。

SANU 2nd Home

いずれのキャビンもWi-Fiやワークデスク、Bluetooth接続のスピーカー等を備えるほか、より快適にリモートワークを行うことができるように大型ディスプレイ付きのキャビンが提供されている拠点もあるそうです。

こちらのサービス、入会希望者が殺到し2022年12月現在で約5700人が登録待ちになっているという人気ぶり!

拠点も2024年までに20拠点200棟に増やす予定だそう。

別荘購入やホテル滞在とは違う新たな選択肢が出来て、多拠点居住が更に身近になりましたね!

光熱費と家具のサブスク賃貸マンション

お次は2022年3月に始まった三井不動産のサブスクサービス付きのマンションをご紹介します。

テレワークの普及や、在宅時間が増えた為に家事負担軽減のニーズが高まったりと近年ライフスタイルは多様化しました。

そこで食事等の家事負担の軽減、テレワークに着目した設備やサービスを導入したマンションが誕生しました!

パークアクシス錦糸町スタイルズ

「パークアクシス錦糸町スタイルズ」(東京都墨田区江東橋5丁目、96戸)は家具や光熱費がサブスクサービスのマンションなのです。

使い方や利用頻度が変わるものを共有部に集約、専用部はコンパクトでシンプルな空間とし、生活に関わる機能をシェアリングやサブスクサービスとして取り揃えています。

例えば水光熱費は定額で、入退去時に手間となる電気・ガス・水道の申込・解約手続きは不要。

そしてシェアキッチン、ランドリー、ブックセレクト、パーソナルボックス、共有備品・調理器具貸し出しサービス、洗濯代行、家具のサブスクサービス、レンタルサイクル等を提供しています。

オープンダイニングでは朝食・夕食サービスをワンコイン以下で提供。

朝食は4つのテーマから選べる日替わりメニュー、夕食は栄養バランスに配慮した定食や丼などのメニューが用意されているそうです!

家事面倒くさい民からすると魅力しかないこのマンション!

マンションで一括受電、専用部・共用部含めた建物全体の電力をグリーン電力化する取り組みも実施されているそうで時代のニーズに合った最先端のマンションといった感じですね

「所有」から「利用」へ!

ここ数年でライフスタイルはじめ、住居スタイルに大きな変化が訪れました!

日常を離れ、心豊かな時間を手軽に手に入れるための選択肢として、不動産のサブスクにますます関心が高まっているように思えます。

手間がかからず自由に部屋を移動できるのが、サブスクの大きな魅力ですね。

リモートワークやワーケーションに、旅行やお試し移住にと、暮らし方に合わせて使えるサブスクのご紹介でした。

この記事を書いた人
北川 まな
娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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