この時期は入試や就職活動が落ち着き、新生活に向けた準備に取り掛かろうとする学生の方も多いはずです。
お部屋探しはもちろん、生活に必要な家具・家電も一通り揃えなければなりません。
しかし初めて一人暮らしを始める方は、まずどんな家具・家電を用意するべきなのか迷ってしまうものです。
そこで今回は一人暮らし歴6年目となる筆者が、一人暮らしを始める際に必要な家具・家電を一覧でご紹介します!
費用の相場も一緒に記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
一人暮らしに必要な【家具】とポイント費用相場一覧
一人暮らしに最低限必要と言える家具と費用の相場は、以下の通りです。
家具 | 費用相場 |
---|---|
ベッド | 30,000~100,000円程度+マットレス代 |
テーブル | 5,000~10,000円程度(ローテーブルの場合) |
収納ボックス | 1,000~5,000円程度 |
カーテン | 3,000~15,000円程度 |
ラグ | 2,000~50,000円程度 |
ベッド
ベッドを選ぶときは、部屋の広さや自分の体格などを考慮することが大切です。
一人暮らしの場合は「シングル」または「セミダブル」が一般的で、フレームに加えてマットレスも揃える必要があります。
一人暮らしにピッタリなベッド選びについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
テーブル
食事だけでなく、デスクがない場合は勉強や仕事をする際にもテーブルが必要になります。
一人暮らしにおいては、座卓として使えるローテーブルを選ぶ方が多いです。
収納ボックス
押し入れやクローゼットなど、お部屋に備え付けの収納では足りない場合は収納ボックスも必要です。
収納したいものの大きさや量を考慮しつつ、最適なサイズを選びましょう。
カーテン
カーテンはプライバシーの確保だけでなく、空調の効率をアップさせるためにも必要なアイテムです。
購入する際は、必ず窓の寸法を測ってからそれに適したものを選ぶようにしましょう。
ラグ
ローテーブルを使う場合、併せて用意しておきたいアイテムがラグです。
家具で床に傷がつくことを防げる他、インテリアのアクセントにも一役買ってくれます。
ウール素材は比較的高価な一方で肌触りが良く、合成繊維はリーズナブルですが肌触りがやや硬いという特徴があります。
一人暮らしに必要な【家電】とポイント費用相場一覧
数ある家電の中でも、一人暮らしを始める際に用意しておきたい家電と費用相場は以下の通りです。
家具 | 費用相場 |
---|---|
冷蔵庫 | 30,000~100,000円程度 |
洗濯機 | 20,000~80,000円程度 |
電子レンジ | 5,000~30,000円程度 |
照明 | 5,000~10,000円程度 |
掃除機 | 9,000~10,000円程度 |
冷蔵庫
食べ物や飲み物を冷やして保存するには、冷蔵庫が必須です。
容量150L以下のコンパクトなモデルであれば、リーズナブルな値段で購入できます。
しかし自炊をする方は作り置きや調味料などを保存するスペースも考えて、ある程度大きなサイズにすることをおすすめします。
洗濯機
自宅の近所にコインランドリーがなければ、洗濯機もあらかじめ用意しておきましょう。
一人暮らしなら、容量は5~6kg程度が目安です。
なお、ドラム式なら乾燥機能がついて時短にもつながりますが、縦型よりも値段が高い傾向にあります。
機能性とコスパのどちらを優先するかで、洗濯機の形状も選ぶと良いでしょう。
失敗しない洗濯機選びについては、こちらで詳しく解説しています。
電子レンジ
自炊の有無にかかわらず、一人暮らしをする中で特に使用頻度が高い電子レンジ。
食べ物や飲み物の温めだけできれば十分という方は「単機能レンジ」、オーブン料理やお菓子作りにも挑戦してみたいという方は「多機能オーブンレンジ」がおすすめです。
照明
近年は照明が備え付けられている賃貸物件が増えていますが、リビングの照明は自分で用意しなければならないケースも珍しくありません。
また、ナイトスタンドやスポットライトなど程よい明かりで照らしてくれる照明があると便利です。
掃除機
自分一人しか暮らしていないお部屋でも、ホコリや髪の毛などは意外にも早く溜まってしまいます。
フロアワイパーなどで代用もできますが、お部屋のきれいな状態をしっかりと保つなら掃除機は必須です。
一人暮らし向け住宅の広さであれば、場所を取らず扱いやすい「スティック型」をおすすめします。
筆者が個人的におすすめ!あると嬉しい家具・家電
一人暮らしの生活で最低限必要な家具・家電は、今までご紹介した通りです。
その他にも、筆者が一人暮らしを続けていく中で個人的に「あってよかった」と感じた家具・家電もご紹介します。
【家具】ダイニングテーブル・チェア
「一人暮らしならローテーブルさえあればいいのでは?」と考える方も多いかと思います。
筆者も以前まではそう考えていましたが、実際にダイニングテーブル・チェアを揃えてみたら便利に感じました。
ダイニングテーブル・チェアにおける大きなメリットは、「立つ・座る」の動作が面倒にならないという点です。
これからご飯を食べようと座ったところでお箸を忘れたことに気が付き、重い腰を上げて取りに行く…などの小さなストレスが解消されました。
また、ダイニングテーブル・チェアがあればリビングとダイニング用のスペースが分けられるため、生活にメリハリが生まれます。
チェアを引いたとき隣り合うお部屋に音が響かないか不安な方は、画像のように足に付けられるカバーも用意しておくと良いでしょう。
こちらは100円均一などで購入できます。
【家電】サーキュレーター・ファンヒーター
一人暮らし向け物件の多くは、お部屋にエアコンが備え付けられています。
しかしそれとは別にサーキュレーターやファンヒーターなど、ピンポイントで温度を調節できる家電があると便利です。
サーキュレーターに関しては、エアコンと併用すればお部屋を効率よく冷やせます。
また、ファンヒーターはリモートワークで家にいることが多い方なら特におすすめです。
お部屋の決まった場所で仕事をする場合、ファンヒーターで自分がいる場所をピンポイントに温めればエアコンがなくても寒くならないため、節電にもつながります。
一人暮らしを始めるなら引越し前に家具・家電をリストアップ!
一人暮らしをする上で最低限必要な家具・家電の種類はある程度決まっていますが、ご自身が求める生活レベルや娯楽の有無などに応じて具体的に用意するべきものは変わります。
引越し後に慌てて買い揃えることにならないよう、お部屋探しと併せて家具・家電のリストアップをしておくと良いでしょう。
また、実家から持って行けそうな家具・家電があったらそれらもチェックしておくと、無駄なお買い物をせずに済みます。
お部屋に収まるサイズかどうかも考えながら、新生活を豊かにしてくれる家具・家電を探してみてください。
将来的に2人暮らしも視野に入れている方であれば、こちらの記事もおすすめです。
- この記事を書いた人
- 浦野 瞳
- 様々なジャンルで執筆経験があるフリーランスWEBライターです。 執筆時はリサーチにリサーチを重ね、複雑な不動産関係の知識も分かりやすくお伝えしています。 読者の皆様に、「痒い所に手が届く記事」と感じていただけていれば幸いです。 住宅やインテリアの情報に対しては特に関心が強く、情報の正確性を高めるため個人的にも勉強をして知識をつけています。 実際に賃貸暮らしを続ける中での経験・所感も活かし、オーナー様・入居者様どちらの視点も考慮しながら情報を発信いたします!
- 「暮らす」カテゴリの最新記事