新木場にある家族皆で楽しめる「木材・合板博物館」の見どころを紹介

「江東区新木場」と聞くと皆さまどんなイメージをお持ちでしょうか?私は埋立地の工場街という印象でした。

しかし実際に行ってみるとびっくり!

日本有数の材木の街なのです。ホームセンターとは一味違う材木店がたくさん立ち並んでいました。(小売り対応してくれる材木店も多いです)

今回はそんな新木場にあります「木材・合板博物館」を紹介します。

ここは木材や合板について沢山の展示があり色々と学べるだけでなく、木製のおもちゃで遊べたりと家族みんなで楽しめるスポットなのです。

木の事に興味がある方は特にたまらない場所だと思います。

落ち着いてゆっくり見られる都内穴場の博物館「木材・合板博物館」のご紹介です。

木材・合板博物館のアクセス

場所は東京メトロ有楽町線・JR京葉線・東京りんかい高速鉄道「新木場」駅から線路沿いに歩いて7分ほどの場所にあります。

このビルの3・4階にあります。(江東区新木場1-7-22 新木場タワー)

車の場合は首都高速湾岸線の新木場出口より3分ほどの場所ですが、駐車場はないので近隣のコインパーキングを利用してください。

木材・合板博物館の利用方法

開館時間は10時〜17時。(最終入館は16時30分です)

月曜・火曜・祝日・年末年始が休館日となりますのでご注意を!土日は開館しています。

入館料はかかりません。無料で入館し楽しむことができます。

木材・合板博物館の見どころ

①3階の展示

3階は主に木材や合板の特性、利用方法や製造方法、木材や合板の未来、新木場の歴史、森林と地球環境について等の展示が行われています。

一歩足を踏み入れると木の香りが漂っており癒されます。

「合板」というワードを聞き慣れていない方もいるかと思います。こちらでは実際に触ることができたり、映像展示も豊富なので全く知識がない方やお子様も分かりやすく理解することができるのです。合板を使った製品や使用例も展示されているので、合板がいかに私たちの身近に存在しているかも知ることができますよ。

見るだけより実際に触れてみて持ち上げてみてと、五感を活用して木の特性を理解することができますね。

体験できるコーナーも豊富にありました。

木の木琴が展示してあり木材の種類によって奏でる音が全然違ったり、水に沈む木があって実際に試せたのが面白かったです。

室内造作材の展示や木造建築物についての展示もあったので、家造りを考えている方が行っても吸収することがありそうですね。

そして3階の展示コーナーで見逃してはいけないのが「ロータリーベニアレース」です。

こちらは合板を製造するために木材をかつらむきにする機械なのですが、日本でここでしか見られません。

滑らかにスルスルと一瞬で丸太から薄い単板が出来上がります。製造工程をこんなに身近で見られるのはそうないですよね。迫力がありますよ!

こちらのデモストレーション、現在は毎週水曜日と土曜日の14時から行われているそうです。(約10分ほど)

②4階は体験

4階はシアタールーム、木育コーナー、ものづくりコーナー、学びコーナー、ギャラリー、ミュージアムショップがあり主に体験が出来るフロアになっていました。

小さなお子様がいる方はこちらの木育コーナーがオススメ。

木のおもちゃがたくさん置いてあって遊び放題なのです!

おままごとセットやスマートボール等もあり大人が足を踏み入れても心踊ります。プラスチック製にはないぬくもり溢れる木製のおもちゃはやはりいいですね!

ミュージアムショップでは工作体験できるキットが販売されており、購入後工作体験もできます。

夏休み等の長期休みには木工教室や工作教室も開催されているそうです。ここでしか体験できない貴重な経験で小学生の自由研究にもぴったりですよね!

業界人向けの講習会なんかも開催されているそうですので、気になる方はホームページをチェックしてみてください。

家族で貴重な思い出作りにいかがでしょうか。

いかがでしたでしょうか?

私たちの生活に身近な存在である木材・合板、そしてそれを生み出す森林についても楽しみながら学ぶことが出来るこちらの博物館。

入館無料でお財布にも優しく、大人から子どもまで家族みんなで楽しめるのも嬉しいですよね。

是非機会があったら足を運んでみてください!

この記事を書いた人
北川 まな
娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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