この間、プライベートでヒューストンのNASA宇宙センターへ行ってきました。
本物のスペースシャトルや本物の月の石、宇宙飛行士の訓練所など、ワクワクする展示物がたくさんあり興奮しました。
宇宙飛行に興味がある人や、NASAの歴史や技術に関心がある人は一日中楽しめるスポットです!
広大な敷地ではありましたが、50〜70代のアクティブな旅行好きの方も十分に楽しめる内容であったため、体験記を残そうと思い記事にしました。
この記事ではアクティブシニア世代でNASA宇宙センターに興味がある方に向けて
- •ヒューストンNASA宇宙センターとは
- •実際に行って感じた見所
- •アクティブシニアにもお勧めなプログラム
以上の内容で執筆しています。
体験記ですので、所感が満載ではありますが、足を伸ばしてテキサスに行った際はこちらの記事が参考になると嬉しいです。
目次
ヒューストンNASAスペースセンターってどんなところ?
ヒューストン宇宙センターは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の主要な施設の一つであり、テキサス州ヒューストンに位置しています。
有人宇宙飛行における地上管制の中心として知られており、アポロ計画やスペースシャトル計画、国際宇宙ステーションの運用など、多くの歴史的な宇宙ミッションに関わってきました。
また、現在も宇宙船やロボット探査機の開発や、宇宙飛行士の訓練も行われています。
アメリカ国内のNASAの施設の中でも最大級であり、約10,000人の職員が働いています。
【入場料】
シニア(65歳以上) | $27.95 |
大人 | $29.95 |
子供 | $24.95 |
シニア割があるところも、アクティブシニア世代には嬉しいポイントですね。
※この記事の内容は2023年2月に訪問した時の情報です。
実際に行って感じた見所
見所盛りだくさん、敷地 展示物品数 と、広大な敷地に数多くの展示物があるヒューストンスペースセンター。
その中でも、私の心が踊った見所をお伝えします。
•サターンロケットV実物の展示品
アポロ計画で使用されたサターンV型ロボットの実物が展示されています。
高さは110.64m、燃料を含めた重量は2812.26tonです。 最高時速2万8千kmのパワーを持つエンジンの大きさは人1人分以上の直径がありました。
地球の重力圏内から抜け出すには、こんなにも大きなエンジンを5つも着けなくてはいけないのかと考え深いものがありました。
サターンVは3段階に切り離されながら月面に着陸するロケットです。
切り離し部分の展示もさすが実物。
【百聞は一見にしかず】ですね。
どんなにわかりやすい説明や動画より、構造や仕組みまで分かりやすかったです。
1段階目。
2段階目。
写真の後ろにいる人のサイズに注目してみてください。
ロケットが巨大すぎて迫力がすごいです。
サターンVを目の当たりにしながら、
ポルノグラフティの「アポロ」が頭の中を何周も流れた日本人は私だけじゃないはずです。
屋外にはロケットパークもあり、アメリカの初の有人での宇宙飛行で使用されたリトル・ジョー2とレッドストーン・ロケット(実物)が展示されています。
インディペンデンスプラザ
スペースシャトルは大気圏突入可能なグライダーで、飛行機では無いので単独では飛行できません。
そのため地上での移動はジャンボジェット機によって運ばれました。
その機体のレプリカの展示の迫力のすごいこと!
飛行機の背中に別の機体を乗っけて運ぶとなんて、誰が思いついたんだ!とダイナミックな発想にこちらも脱帽でした。
接近して見学することができ、中に入ってみることもできます。
飛行機の背中に別の機体を乗っけて運ぶとなんて、誰が思いついたんだ!とダイナミックな発想にこちらも脱帽でした。
接近して見学することができ、中に入ってみることもできます。
スペースシャトルのコックピット内。
アップダウンのある展示場なので階段移動もありますが、すぐ隣にエレベーターもありました。
本物の月の石
人類史上、初めて月へ人を送り込んだアポロ計画。
アポロ17号の宇宙飛行士が持ち帰った月の石を触ることができました。
どうやら、説明文によると、一般の人が本物の月の石に触ることができるのは世界で8か所のみだそう。
38億年前の月の石だそうです。
触ってみた感じは、ひんやりと冷たく、ツルツルしていました。
月の石なら凹凸がありゴツゴツしている印象でしたが、本物はイメージとは違うんですね。
いい経験になりました。
この他にも、展示の仕方も工夫してあり、その空間にいるだけで英語の説明を読まなくても楽しめるスペースセンターでした。
アクティブシニア世代にもお勧めなプログラム
ヒューストン宇宙センターには、アクティブシニア世代の50〜60の方も楽しめるイベントやプログラムも充実していました。
トラムツアー
宇宙センター内をガイド付きでツアーすることができます。トラムと呼ばれる車に乗って広大なジョンソン宇宙センター内をぐるっと周ります。
その間には上記見所にもあった、サターンロケット、宇宙飛行士の訓練所等、施設内を網羅出来る様に動線が組まれています。
各エリア、アクセスのしやすい場所にエレベーターが設置されている場合が多く、車椅子や足腰の弱い人でも安心して見学することができます。
宇宙飛行士との交流会
不定期に宇宙飛行士との交流会が開催されることがあるそうです!
宇宙飛行の体験談や、宇宙での生活、トレーニングについての話が聞ける貴重な機会です。
事前に確認しておきたいものですね。
•動画上映
宇宙をテーマにした動画が上映されるコーナーもありました。
大画面で宇宙の壮大な景色を楽しむことができます。
宇宙飛行シミュレーター
今回時間の都合上私は参列出来ませんでしたが、 宇宙飛行のシミュレーター体験ができます。
アクティブシニアでも安全に体験することができます。
イベントなども不定期にあり、プログラムは更新されていくようです。
敷地内は広いですが段差も少なく、移動は徒歩とトローリーで十分に回れました。
アクティブシニア世代にとっても楽しく、宇宙に関する知識や体験を深めることができるものとなっています。
また、宇宙センターのスタッフは、来館者が楽しい時間を過ごせるように、積極的に声をかけてくれ、丁寧な対応をしてくれていた印象でしたよ。
見所満載のヒューストン!定年後の旅行先リストに加えてみませんか?
ヒューストンには、美術館や博物館、ハーマンパークやメモリアルパークなど広大で美しい公園などもあり、アクティブシニアの方々にとって楽しいアクティビティや観光スポットがたくさんあります。
今回ご紹介したスペースセンターも、宇宙好きはもちろん、そうでなくても満足して楽しむことが出来るのではないかと思いました。
- この記事を書いた人
- 菊地 はる
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