空室対策に「室内照明」導入はいかが?ワンルーム、1K(単身向け)の賃貸物件に必要な明るさはこのくらい

賃貸物件によっては既に照明が取り付けられているお部屋と、自分で用意しなければならないお部屋があります。

入居者募集の面から言うと、室内照明付きのほうが人気が高いです。

というのも、賃貸住宅を探す際に見る不動産ポータルサイトの検索項目にも室内照明ありのお部屋で絞り込めるようになっているため室内照明のないお部屋は最初から候補に入らないこともあるのです。

投資費用が少なく効果の高い空室対策が照明設備です。

今回は単身向けのお部屋におすすめな照明について解説します。

照明選びでお困りのオーナー様必見です。

一人暮らしに適した照明の選び方

部屋の広さをチェックする

部屋の広さによって、照明に必要な明るさは異なります。
一人暮らし向けの部屋として、一般的な広さに合わせた目安としては以下の通りです。

必要以上に明るい照明を選ぶと目の負担になってしまうので、注意しておきたいポイントです。

明るさ(白熱電球) 明るさ(LED)
4.5畳~6畳 180W~240W 2700〜3700lm
8畳 240W~320W 3300〜4300lm
10畳 320W~400W 3900〜4900lm

一人暮らしにおすすめな照明の種類について

近年は一人暮らし向け物件のお部屋に、初期設備としてLEDシーリングライトが取り付けられていることが多いです。省エネかつ長寿命が特徴ですが、取り付けにはコストがかかります。

デザイン性にこだわる方にはペンダントライトがおすすめ。
メイン照明として明るく照らしたい場合はシェードが丸い物や光を遮らないデザインを。
ムードのある空間にしたい場合光を通さない素材で、下方に光が集中するデザインがいいですね。

スポットライト照明をつけると・・・?

こちらの照明は、スポットライト照明です

左右にスライドしたり、角度を変えて好きな方向を照らすことができます。

サッシや建物、室内の雰囲気に合わせて照明も色を工夫するとデザインのまとまりが出ます。

入居見込み者層の需要に合わせた設備を取り入れるのはもちろん、物件の雰囲気になじむカラーリングを考慮すると良いでしょう。

 

入居者様の幅広い需要に応える照明設備

賃貸住宅では、室内照明が最初から取り付けられている部屋と取り付けられていない部屋があります。

入居申し込みを得やすいのは照明があらかじめ取り付けられている物件です。

自分で用意するにもお金がかかるし最初から取り付けられていてほしい…と思う方もいれば、折角の一人暮らしだから照明までこだわった物を選びたい!と思う方もいます。

照明だけでなく、入居者の方に住みやすく感じていただける設備のある部屋を作り出すことが、空室対策へとつながります。

この記事を書いた人
浦野 瞳
様々なジャンルで執筆経験があるフリーランスWEBライターです。 執筆時はリサーチにリサーチを重ね、複雑な不動産関係の知識も分かりやすくお伝えしています。 読者の皆様に、「痒い所に手が届く記事」と感じていただけていれば幸いです。 住宅やインテリアの情報に対しては特に関心が強く、情報の正確性を高めるため個人的にも勉強をして知識をつけています。 実際に賃貸暮らしを続ける中での経験・所感も活かし、オーナー様・入居者様どちらの視点も考慮しながら情報を発信いたします!
「建てる」カテゴリの最新記事