賃貸需要の見込める土地とは?賃貸経営の向き・不向きの見極め方は?

どのような人に人気のエリアで、どのような部屋の需要があるか知ることが賃貸経営のポイントです。

賃貸需要のある土地か、求められる物件の特徴などを本記事で解説します。

需要の見込める土地のタイプ別と見極め方

土地の立地がどうかというよりも、何を建てるかが重要です。ニーズのある建築物を建てれば、駅から遠いから必ずしも悪い土地といったことはありません。

 

賃貸を建てようとしているなら、需要の高さより利回りのバランスがポイントです。

駅から遠くても住む人はいることから、ニーズも利回りも高い物件づくりが求められます。

 

ただし、崖の下など入居が見込めず収益物件に不向きな土地はあります。

また、駅から近く周囲が便利な土地の方が活用方法の選択肢は多いです。周りが開けている土地も幅広い活用を考えられます。

  • 駅が近い
  • 周りが開けている

上記に当てはまる土地は需要があると言えます。

見極め方 ポイント

需給バランスを見ましょう。ポータルサイトなどで需要はあるにもかかわらず供給数が少なければ、客付けしやすい物件となることを見込めます。

 

現地調査の第一印象も大切です。ご自身で足を運んだ際に違和感を覚えたら避けた方が無難です。

人通りや日当たり、見通しの良さや治安などをチェックしてみてください。実際の土地を見ずに買うのはNGです。

必要とされる物件ってどんな物件?

人気のエリアに建っているなどは需要が大きいです。求められている割に供給の少ない物件も必要とされます。たとえばファミリー向けの物件などです。

買わないほうがいい土地とは?悪い土地の特徴

建てるのが難しい高低差のある土地、災害リスクが高い土地、氾濫の起こりやすそうな河川の近くなどは良くありません。

活用方法が限られることから墓の近くも敢えてはおすすめできません。

 

変形地はよく言われますが、建てられる建築会社を見つけることができれば悪いとは言い切れません。変形地が勧められない理由はプランニングが難しいためです。

 

本記事で紹介した特徴に当てはまる・当てはまらないを別としても、実際の土地を見てネガティブな印象を抱いたら買わないことも大切です。

良い土地の見極め方

  • 役所がある
  • 駐屯地
  • 自治体の拠点がある

たとえば役所は避難所に指定されるなど、災害に強い所を選んでいると考えられます。

需要のある賃貸物件を建てて上手な土地活用を

建てられる建物の幅広さに違いはありますが、積極的には住みたいと思えない土地でない限り賃貸の需要は見込めます。

ただし、ニーズの高い部屋の特徴を把握した上で建築費と利回りとのバランスもとりながら収益物件の計画をすることが大切です。

快適に住めそうな土地の見極め方だけではなく、ご自身の現地調査も入居者様目線で土地を選んだり活用方法を考えることにつながります。

この記事を書いた人
星脇 まなみ
2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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