新生活の時期が間近に迫っていますね。
引越しや新生活に向け、家電製品を新たに揃えたり、買い替えたりされる方も多いと思います。
洗濯機には縦型とドラム型があるので、どちらがいいか迷うのではないでしょうか。
この記事ではそんな方に向けて、2つの洗濯機の特徴と1人暮らし向けにオススメの洗濯機、そして購入前の確認ポイントをお伝えしていきます。
目次
縦型洗濯機VSドラム式洗濯機 どっちがいいの?
縦型洗濯機とドラム式洗濯機はそれぞれ特徴があります。
- 縦型洗濯機 = 洗浄力◎、まとめ洗い、リーズナブル
- ドラム式洗濯機 = 乾燥力◎、節水効果、家事楽
縦型洗濯機
縦型洗濯機は、洗濯漕の底を回転させ水流を作り出し、衣類をこすり合わせる洗い方です。
たくさんの水で洗剤を泡立てて、頑固な汚れもしっかり落としてくれるのが特徴です。
◎たくさんの水を溜めて洗うため洗浄力が高い
◎比較的リーズナブル
◎対応容量が多く選べる(サイズは小さめ)
△使用する水量が多く、節水性が低い
△乾燥しにくく、シワになりやすい
ドラム式洗濯機
横向きのドラム層ごと回転して、衣類を上から下に落として洗うたたき洗いの方式で洗濯をします。
◎少量の水で洗えるため、節水性が高い
◎衣類を風で舞わせながら乾燥させるためよく乾く
◎乾燥機能で洗濯物を干す•取り込む、家事の手間が省ける
△少量の水で洗うため、汚れが落ちにくい
△洗濯機本体のサイズが大きめ
△乾燥時の音が大きめ
それぞれの特徴を捉えることができましたかでしょうか。
洗濯するという目的は同じだけれど、機能は相反する2種類の洗濯機。
どちらが自分の生活スタイルに合うか見極める必要があります。
1人暮らしにおすすめはコンパクトでリーズナブルな縦型洗濯機
先程ご紹介したように、洗濯機には「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」があります。
1人暮らしにオススメなのは、
リーズナブルな金額で洗浄力の強い縦型洗濯機が人気もありオススメです。
縦型洗濯機は安いものだと3万円台のものがある一方で、ドラム式洗濯機は10万円以上のものが多く販売されています。
サイズもコンパクトな縦型に対し、ドラム式は大ぶりになり、開閉扉のスペースも必要となり、引越しの度に洗濯機置き場のスペースが条件になったり、買い替えのリスクに繋がり兼ねません。
家族が増えたり、ライフスタイルが変わっていくにつれて大きいサイズや機能性を重視してドラム式にシフトしていく傾向が多いようですね。
乾燥機能が高い評価を得ているドラム式洗濯機ですが、浴室乾燥機がついている賃貸住宅であればそちらで補えます。
洗濯物を干すという手間は省けませんので、家事や時短を優先させたいという方は、縦型と比べると少し費用はかかりますがサイズがコンパクトなドラム式を選ぶと良いでしょう。
洗濯機の購入前に確認すること
自分のライフスタイルに適した洗濯機が分かったら、購入前に必ず確認することがあります。
①洗濯機本体のサイズ
設置場所に購入予定の洗濯機が設置できるかどうか、フタの全開時の大きさも含め、しっかり確認しましょう。
②防水パンのサイズと排水口の位置
通常、洗濯機は防水パン上に設置します。
防水パンとは、洗濯機周辺に水がこぼれたり、垂れたりするのを防ぐ役割があります。
防水パンの内寸に設置可能なサイズの機種を選びましょう。
③搬入経路の確認
ここが抜け漏れのある箇所です。
洗濯機を置く場所はしっかり計測して配置可能かどうか確認する人は多いですが、問題は搬入経路。
本体の大きさ+10cmあれば搬入可能と言われることが多いです。
玄関先、廊下、洗面所の扉幅など、洗濯機を搬入する上で通る通路の幅をしっかり確認し購入しましょう。
通路幅だけではなく、盲点なのが、手すりや、ドアのハンドル、物置などが邪魔になっていないかです。
実際に弊社のお客様でも、ドラム式の洗濯機を搬入しようとしたら玄関にあるシューズボックスが妨げになり設置できない方がいらっしゃいました。
大きい洗濯機を購入する際は搬入経路も本当に大切な確認ポイントです。
返品作業から代替機を探すまで、手間と時間がかかりますのでしっかり確認しましょう。
自分のライフスタイルに合わせた洗濯機選びで新生活を好スタートさせよう
毎年新型が出続ける家電は最新機能を追い求めるときりがありません。
最新機能よりも自分のライフスタイルに合った機能にフォーカスして新しい洗濯機選びを始めましょう。
洗濯機は5年から10年使い続けるものになるので、納得したものを手に入れてほしいです。
ぜひ、あなたの生活にぴったりな一台を探してください!
- この記事を書いた人
- 菊地 はる
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