みなさん賃貸のお部屋の平穏は保てていますか?どこから来るのか分からない臭いに悩まされてはいませんか?
この記事を見つけてくれたあなたは、キッチンの排水口の臭いがきつくてどうにかしたい!という強い気持ちを持った方のうちのひとりでしょう。
不動産管理会社で入居者対応に毎日触れる経験から、”実はこれが原因ではないか”と発見した方法を1つご紹介します。
パイプ洗浄剤を使ってもどうしても臭いが収まらないなら根本的な設備の使い方が原因かもしれません。
排水口が臭くなる原因
排水口が臭くなる原因は、主に以下の4つです。
・カビ、細菌の繁殖
・封水(虫や臭気止めのための水)が干上がって下水の臭いが上がってきている
・配管がずれている
・水切りがしっかり止まっていない
日常的に使い定期的な掃除をしているのに臭いがしている場合は、配管のずれや水切りがしっかり止まっていないことが原因の可能性があります。
まず臭気止めを確認しましょう
他のサイトでは排水管の掃除等大掛かりな方法が取り上げられていますが、根本的な臭気止めが機能していない可能性をまず検証しましょう。
ご自宅の排水口が画像のようなかごタイプの水切りであればこの方法は、試す価値があります。
もしそうでなければこの記事の最後の関連記事に別の解決方法を載せています。
水切りをしっかり閉める方法
水切りカゴが正しく閉まっている状態とはどのようなものか、閉める方法を解説します。
①ゴミかごを一度外す
②排水口の溝と
③ゴミかごの溝を画像のように合わせる
この時に溝に合うようにひねる動作が必要です
しっかり溝にはまれば、緩い状態と比べ5mmほど下にかごが沈み左右にかごを揺らしても大きく動かなくなります。
▼動画だとこのような感じです
シンクに備えつけられているこのかご、下の排水から来る匂いや虫の侵入を止めるストッパーの役割も果たしています。
予備知識「排水口に油を流すとつまる」
排水溝を詰まらせないために事前に知っておきたいのが、「排水溝に油を流すと詰まる」ことです。
排水溝に油を流せば排水管に白い油が堆積しだんだん水が流れなくなっていきます。
詰まった排水を解消しようとすると、約一万円強かかります。
ご自身の使い方が原因で排水管を詰まらせてしまった場合、負担は入居者持ちとなってしまいます。
そうなってしまう前に油を流さないようにしておきましょう。
これで解決しなかったら別の方法を
「キッチンの排水口がにおう」これは賃貸住宅の管理をしていて度々寄せられる内容です。
実際に、最近でも入居者さんからキッチンの排水口からの匂いが強いというお声をいただきました。
何度かプロの業者さんを呼んで臭気止めを見てもらったり、配管の留め具が甘そうであれば追加で補修を行ったりしてみたのですが一時は直っても時間が経てばまた気になるようになってしまう状態でした。
そんな時に、当社のオフィス内のキッチンの排水口からも同じように汚臭がしてくるようになりパイプ〇ニッシュで溶かしたり、ブラシで綺麗にしてみたりを行いましたがやはりくさい・・。
そこでいろいろと試したところもしやこれか?ということで解決したのです。
この記事の方法を試しても排水口の臭いがおさまらない場合は、管理会社へご連絡を。
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- この記事を書いた人
- 賃貸知識BANK編集部
- 不動産市場や投資に関する情報を専門的な視点で解説しています。資産形成や投資戦略に役立つコンテンツを実務的な目線でお届けします。
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