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木造建築アパートのメリット・デメリットを解説!コスト?安い?住み心地?

2021年2月15日 浦野 瞳
建築のいろは

建築物の構造は、大きく分けて木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造に分けられ、それぞれがもつ特性やメリット・デメリットも様々です。

弊社、日生リビングシエスタでは賃貸アパート「シエスタヴィラ」「シエスタデュオ」の管理を行っており、シエスタシリーズのアパートはすべて木造です。
木造には低コストで建築できるというメリットがありますが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて防音性や耐震性が弱いというイメージもあり、気になるところですよね。

今回は、木造アパートのメリットとデメリット、快適な暮らしを提供できる木造アパート建築のポイントについて解説します。

木造アパートのメリット

まずは木造アパートならではのメリットを開設します。
オーナー側にも、入居者側にも嬉しい特徴があるんです!

低コスト

木造は鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて、低コストで建築できるという点が大きなメリットです。
賃料も高くなりすぎず、需要に合った賃料設定ができるという効果も期待できます。

しかし建築コストが低いからといって設備を取り付けすぎたり、内外装にこだわりすぎたりすることで予算がオーバーしてしまった…といった事態になりかねません。
コストをかけるもの・かけないものを十分に検討する必要があります。

優れた通気性

通気性に優れているため夏は熱がこもりにくく、冬は結露が出にくいという特徴もあります。
入居者の方からみても、毎日生活するうえでは嬉しいポイントですね。
ダニやカビが発生しづらいので、アレルギーがある方も比較的安心して住むことができます。

間取りの自由度が高い

RC造や鉄骨造に比べて間取りの自由度が高く、改築がしやすいです。

これは、賃貸住宅が10年、20年経ったときのリフォームに有利です。

今建築した建物の間取りは基本的に今のトレンドに合わせて作っています。
10年後、20年後にどのような間取りが好まれるのかは未知数です。

例えば、これまではお部屋数の少ない開放感のある間取りが好まれていましたが、コロナ禍でリモートワーク需要が高まり現在は部屋数の多い間取りが好まれるようになったことなど需要は流動的です。

デッドスペースが生じない

鉄筋コンクリート造のアパートは、天井や部屋の隅に梁が出っ張っているためデッドスペースが生じてしまいます。
一方で木造のアパートは構造上梁が出っ張ることはなく、スッキリとした空間になります。
空間を広く活用できるため、家具のレイアウトがしやすいです。
1Rや1Kといった単身者向けの部屋でも、自由度の高いインテリアを楽しむことができます。

ちなみに当社シエスタシリーズの物件では、インテリアレイアウトがしやすいようにコンセントの配置も工夫しています。

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木造アパートのデメリット

次に、木造アパートのデメリットを解説します。

防音性の低さ

木造建築といえば、防音性が低いというイメージは多くの人が持っていることでしょう。
一般的には、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べると、隣室からの生活音は聞こえやすいです。
ただし、木造でなくても古い建物であったり、間取りの配慮が十分でない物件においても
防音性は低い傾向にあります。

その木造の弱点を当社は、独自は石膏ボードを2枚使う工夫により克服する対策をとっています。
こちらは別記事で深堀記事を書いています。

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耐震性の低さ

防音性だけでなく、木造建築は耐震性も低いのではないかという点も気になるところです。

鉄骨造や鉄筋コンクリート造の方が耐震性が高いことは事実ですが、
注目すべきは木造であるか…というよりは築年数にあります。
1981年6月1日以降に建築されたアパートは、新しい耐震基準が適用されており震度6強~7までの地震に耐えられるため安心です。

冷暖房が効きづらい

木造建築は通気性の良さがメリットではありますが、同時にデメリットにもなり得ます。
保温性には優れていないため、冷暖房の効率が落ちてしまうのです。

快適に暮らせる木造アパートを建てるには?

木造アパートならではのデメリットがあるものの、間取りや構造などを工夫することで入居者の方に快適な暮らしを提供することができます。

例えば生活音が聞こえないように、居室が隣り合わない間取りにする。
利便性を考慮した設備を取り入れる。
など…。

とはいえ、グレードの高い設備を盛り込みすぎても建築コストが高くなり、家賃も上がってしまいます。

実際にこのアパートで暮らす入居者の方が本当に求めていることは何か。
ニーズを的確に捉えた物件をつくり出すことが、快適な暮らしと安定した賃貸経営につながるのではないでしょうか。

また、良いアパートを建築するだけでなく、入居者の方が安心して長く住むことが出来るアフターフォロー体制や美観の維持管理といった取り組みも欠かせません。

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入居者様が住みやすいお部屋を目指して

木造だけでなく、鉄骨造や鉄筋コンクリート造もそれぞれにメリットやデメリットが存在します。
どれを選ぶのが良い…ということはなく、入居者の方のニーズを捉えた住まいを提供するためにどのような工夫をするかが大切です。

どの建物を建てるかを考え始める段階で皆様がベストな選択ができれば今後の賃貸経営が楽になります。
日生リビングシエスタでは、入居者様が快適に住み続けることができる物件とは何かをしっかりとイメージしたうえで、長く快適に住んでいただけるようにアパートの企画・建築をしております。

住みやすいお部屋を作るための建築についてはこちら

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浦野 瞳

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