こんにちは!tatecata.com サイト運用担当の置田です。
もうすぐ2月ですが、まだまだ寒さが厳しくて辛いですね…
我が家は猫を4匹飼っているのですが、膝の上に乗ったり、布団の中に入ってくるのが好きな子が1匹だけいます。
その子が来てくれるととてもぬくぬくです(笑)
最近マンションやアパートなどの集合住宅でも「ペット可」物件が増えてきているように感じます!
わたし自身も動物を飼いたいという友人知人から「ペット可の物件に引っ越したい!」という相談を受けることがよくあります。
今日は、ペット可の賃貸住宅を選ぶときのポイントについてご紹介したいと思います。
ちなみに、意外に知られていないところなのですが、犬と猫では気をつけるべきポイントがかなり違います!
置田家は猫だけでなく犬も一匹いるのですが、犬と猫の違いも比較しつつ「猫を飼う場合」に絞って説明していきたいと思います。
目次
一番重要なのは「猫を脱走させない」
現在、猫を飼うときは完全室内飼育が一般的です。
昔は自由に外に出てお腹が空いたら帰ってくる…という外飼いの猫が多かったようですが、今はゴミを荒らす・トイレの被害などご近所トラブルの原因になることもあり、環境省が完全室内飼育を推奨しています。
(環境省「猫は室内で飼おう」より)
完全室内飼育で一番気をつけなくてはいけないのが「猫の脱走」です!
動物病院へ行くと、悲しいことに毎回必ず「迷子猫探しています」というチラシが貼ってあるのを見かけます…。
猫は自分でちゃんと家に戻ってくる、というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、室内で飼われている猫が外に出てしまうと、知らない環境でパニックになってしまうことが多いです。
一度迷子になってしまった猫は、残念なことに何ヶ月、何年と必死で探しても見つからないケースが多々あります…。
そうならないために、飼い主が普段から気をつけるのはもちろんなのですが、部屋の構造も猫の脱走を防ぎやすくなっているとより安心です!
猫の脱走を防ぐ!部屋のポイントは「二重扉」
では具体的にどんな部屋が猫の脱走を防ぎやすいのか見てみましょう。
まず、わたしが一番オススメしたいのは「玄関の二重扉」です。
玄関を入ってまず1枚ドアがあり、その先に生活スペースがあるタイプのお部屋になります。
置田家もこの構造なのですが、この1枚の扉にどれだけ助けられているかわかりません(笑)
猫は好奇心旺盛なので「扉の向こうに何があるんだろう」「この扉の向こうに行ってみたい!」と言わんばかりに、ドアを開閉するたびに覗き込んできます。
我が家の猫4匹のうち一番積極的な子は、わたしがドアを開けるのを待ち構えていて、開けた瞬間足の隙間からサッと玄関へ走っていってしまいます…
あまりにも素早いので、こればっかりはなかなか防げません!
実際、飼い主が外から帰って玄関ドアを開けた瞬間に猫が外へ飛び出してしまうというケースの脱走がよくあるそうです。
ちなみに、ペットショップや通販などで「ペットの脱走予防柵」を販売しているのですが、こちらは残念ながら猫にはあまり効果がないと思っていたほうが良いと思います。
なぜなら猫のジャンプ力は並じゃないからです!
生後半年くらいの子猫でも1メートル強の高さを飛べてしまいます(経験談)
なお、犬は猫ほど高くジャンプできないので、犬には柵も有効だと思います。特に小型犬などであればあまり高さのない柵でも効果を発揮してくれそうです。
ただ我が家の犬(雑種・7kg)はそれなりに高さがある犬用サークルを飛び越えたことがあるので、こちらも絶対とは言えませんが…
もし二重扉じゃない場合はどうしたらいい?
最初から玄関が二重扉構造になっている場合は楽なのですが、そうなっていないペット可の賃貸物件もあります。
その場合はこんな工夫もできます!
①玄関に通じる場所へは猫が出ないようにする(生活スペースをリビングに限る、など)
出かけるときだけの対応でも良いと思います!
ただ、気をつけるべきは「猫はドアも開ける」というところ(笑)
引き戸なら隙間から簡単に開けてしまいますし、ドアノブのタイプも前脚で体重をかけてドアノブを下げてから開ける器用な子がけっこういるようです。
知人の猫飼いさんはドアノブを上下逆さまにつけかえたと言っていました(ドアノブを上に持ち上げたらドアが開くように)。
②市販の二重扉を買う&DIYで作る
かなり値は張ってしまうのですが、天井から床までピッタリ覆うタイプの脱走防止柵も販売しています。
また、100円ショップで購入できる網と結束バンドを使って自分で作る飼い主さんもいらっしゃるようです。器用ですね!
自分で作る場合は手間と時間がかかりそうですが、材料費だけで済むので既製品を買うよりはかなりお得です。
買う場合も作る場合も、しっかり取り付けることや耐久性には十分注意が必要です。
2つ対策例を上げてみたのですが、やっぱり最初から二重扉になっているお部屋があればそちらのほうが楽だと思います…!
飼い猫の安全を守れるのは飼い主さんだけです!
自分で猫を飼うまで知らなかったのですが、猫はものすごく身体能力の高い動物です。
ジャンプ力、瞬発力、柔軟性…。
それらすべてを駆使して、好奇心の赴くままにいつもイタズラを謳歌しています(笑)
いたずらレベルで済めばいいですが(部屋を散らかされたり物を壊されたりもするので飼い主的にはよくないですが)
それが猫の脱走となってしまうと話は別です。
飼い猫の安全を守れるのは飼い主しかいません。飼い猫が外に出ないよう最大限配慮するのは、猫を飼う上での大事な責任のひとつです。
なかには「外なんて全く興味ありません~」といった風情の、脱走の心配のない猫ちゃんもいるようです。
その辺りは本当に猫の性格によるので、もしそのような飼い猫ちゃんだったらラッキーだったんだと思います(笑)
我が家は4匹中4匹とも、すきあらば玄関エリアを探検したい派です。
普段はおとなしい猫ちゃんも、大きな物音に驚いて飛び出してしまうことがあったりするようなので、油断は禁物ですね。
今回は「猫の脱走を防ぐ部屋のポイント」ということで玄関の二重扉についてご紹介させていただきました!
本当はもっと別のポイントについても書く予定だったのですが、長くなってしまったのでまた次回ご紹介します。
猫の話をするとついつい長くなってしまうのは、猫飼いあるあるですね(笑)
賃貸住宅にお住まいの方が猫を飼うのは、持ち家の方に比べると気をつけないといけないポイントが多いかもしれません。
それでも知識&工夫で楽しく対応していけば、猫を飼うのがより楽しくなると思います!
弊社、日生リビングシエスタの賃貸アパート「シエスタシリーズ」でも、ペット可住宅のシリーズが始動するようです…!
部屋の構造や使用する素材などを伺った際に「二重扉は絶対あったほうがよいです!」と意見を言わせていただいたのですが、果たして反映されているのでしょうか。完成が待ち遠しいです!
きっと人と猫両方に住みやすい賃貸アパートになっているに違いない、と期待を膨らませています。
そちらも続報が入りましたらぜひご紹介させていただきます!
追記
ペット共生型の建物、シエスタデュオ一橋学園コンテムセオ竣工しました。
- この記事を書いた人
- 賃貸知識BANK編集部
- 不動産市場や投資に関する情報を専門的な視点で解説しています。資産形成や投資戦略に役立つコンテンツを実務的な目線でお届けします。
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