エリア選定で不動産投資は大きく左右する〜今後需要が見込まれる街を検証してみた〜

「安定した賃貸収益」を実現するためには・・・

賃貸需要が見込まれる場所である事が前提ですよね。

今注目されている熱い街はどうなのか分析してみました。

注目される街には2つのパターンが

注目される街には2つのパターンがあります。

それがこちら

1つ目:交通の利便性が高く良質な住環境が整っている

2つ目:新駅や大型商業施設の開業による利便性向上、再開発による面的な整備などで居住ニーズが高まった

特に2016年以降の5年間は、新駅や生活利便性施設の開業、大規模な面的開発などが首都圏各地で盛んに行われました。

以上を踏まえ、土地の評価や街の価値が上がった地域を検証しました。

埼玉県さいたま市 浦和駅

東京都心へのアクセスに便利な浦和駅。

京浜東北線の他、上野東京ラインや湘南新宿ラインも利用できて東京都心へ30分圏内です。

浦和駅周辺は条例で風俗店の営業が禁止されているため、人が多くても治安が良いところも注目すべきポイント。

そして、さいたま市は街を挙げて教育に力をいれている地域でもあります。

浦和市には進学校として知られる「県立浦和第一女子高等学校」や「埼玉県立浦和高校」があり街全体の教育水準が高めです。

また緑豊かな「調(つき)公園」や埼玉大学のキャンパス跡地に整備された「北浦和公園」などがあり文教都市らしい佇まいとなっています。

戸建て住宅地建設地の余地が無くなった近年は駅を中心にマンション開発が相次ぎ、さいたま市内で最も高層マンションが多い地域でもあります。

実際、浦和駅の南西部に広がる根強い人気のある閑静な住宅街「岸町」の地価上昇率は20%※になります。

※国土交通省「地価公示・都道府県地価調査」の平成28年と令和3年を基に価格上昇率を算出

横浜市 羽沢横浜国大駅

2019年11月に開業した新駅です。相鉄・JR直通線で東京都心部にダイレクトにアクセス可能です。

更に2022年には相鉄線に東急東横線や東急目黒線との相互乗り入れも開始する予定なので更に便利になります。

名前の通り横浜国大が近くにあり、学生利用も多め。

駅南西部に広がる約1万6000㎡の敷地では新たなる街「HAZAWA VALLEY」が2023年に完成予定。低階層にショッピングセンターがある23階建てのタワーマンションです。スーパーやカフェ・レストラン・横浜国大の活動支援施設・医療施設・子育て支援施設などが入るそうです。

地価上昇率は21%※ですが今後も更に注目される事が期待されています。

※国土交通省「地価公示・都道府県地価調査」の平成28年と令和3年を基に価格上昇率を算出

東京都北区 赤羽駅

赤羽駅は京浜東北線や埼京線のほか、上野東京ラインや湘南新宿ラインも利用できて交通利便性が高いです。

近年マンション開発が相次いでいる地域です。

なんと言っても買い物環境が充実。駅ビルがあるほか、駅周辺はスーパー激戦エリアと言われているほど。

駅東側に位置する商店街「LALAガーデン」は約300mのアーケード街で約100店舗が軒を連ねています。

隅田川や河川敷の公園など自然に親しみやすい環境も魅力的です。

学生を対象とした賃貸ニーズがどんどん増えていく事も見込まれています。

2017年に「東洋大学赤羽台キャンパス」が開校。2021年4月地下一階地上9階の新校舎が竣工し、ライフデザイン学部が移転。2023年には福祉社会デザイン学部や健康スポーツ科学部の開校も予定されており、学生需要は増加が見込まれています。

他にも北区赤羽一丁目(駅から徒歩2分の場所)では地上26階のタワーマンションの建設や商業施設を誘致する「赤羽一丁目第一地区市街地再開発事業」が決定しています。

街全体がどんどんリニューアルされ一躍人気の街の仲間入りしましたが、今後も更に人気が加速する要素が盛り沢山です。

不動産投資はエリア選定が非常に重要

今後人口減少や少子高齢化が進むにつれて、需要があるエリア・過疎化するエリアと地域の差が顕著となっていく事が予想されています。

不動産投資は、空室が埋まってこそ収入が生まれます。

状況に応じて調査し、検討する「埋まる賃貸住宅」への視点が重要です。

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この記事を書いた人
北川 まな
娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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