こんにちは、
虫好きな田口です。
入居者様からのご連絡で、アパート敷地内の植栽からハチの巣が見つかりました。
プロも探すのに手間取ったハチの巣は、地面近くの樹木の陰に隠れていました。
本記事では、賃貸住宅の蜂の駆除を実体験をもとに紹介します。補助金情報もあるので気になる方はぜひご覧ください。
緊急事態!市によって無料撤去も?
「シエスタヴィラ武蔵小金井ブリックハウス」のご入居者様から「ハチの巣を発見した!」と連絡が入りました。
ハチの巣を発見した場合、市区町村に連絡すると、駆除について無料撤去・薬剤貸出・業者紹介など行っている場合があります。
建物がある小金井市役所に連絡をすると、今回のケースでは業者紹介を利用することができたので紹介してくれた業者と現地に向かいました。
小金井市のホームページでは、「ハチの巣について」と詳しく公開しているページがあります。
ハチの種類(スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ)や巣の形状、駆除の仕方について写真付で説明しています。
ハチの巣発見!
現地を確認すると、ハチの姿はどこにも無く、、、。ご入居者様から教えていただいた植栽の中を探し回りました。
慣れているはずの業者の人もなかなか見つけることができないまま、30分が経過。
「アッ!」という声がして、ついにハチの巣を発見しました。
植栽の木の中にハチの巣があるのですが、分かりますでしょうか?
ハチが寄り添って、並んでいるのが見えます。
業者の人も驚くレベルのわかりづらさだったようです。
巣は建物入口付近にあり通行人が多く、足元にあるため、危険と判断し取り除いてもらうことになりました。
アシナガバチの巣
今回発見したのはアシナガバチの巣で、小金井市のホームページでもアシナガバチは紹介されていました。
(以下抜粋)
「アシナガバチの巣は茶碗を逆さにしたような形になっています。シャワーヘッドのように小さい巣穴がたくさん見られるのが特徴です。アシナガバチの巣の利用は1年限りです。冬になり働き蜂が全滅して空になった巣は、翌年以降に再利用することはありません。アシナガバチの大きさは、約13ミリから27ミリです。基本的におとなしい性質で、直接巣を刺激しなければ攻撃してくることはありません。また、農作物や庭木につく毛虫などの害虫を狩ってくれる益虫とされています。通学路や子どもの遊び場に近い場所などを除き、特に危険な場所ではない限り、益虫としての側面を大事にして上手に共存していただきたいハチです。」
寄り添って並んでいる姿からもわかるように、とても大人しい性格のハチです。攻撃性はありませんが、毒針を持っているので、万が一巣に近づき刺激してしまうと攻撃されたと勘違いして刺されてしまう危険性があります。
益虫ですが、ご入居者様やご訪問される人達のためには取り除くしかありませんでした。
小金井市では、アシナガバチの巣を取り除く方法も紹介しています。
(以下抜粋)
「薬剤を巣全体にかかるように噴射してください。薬剤がハチに当たると、ハチがボトボト落ちてきます。しばらくして、巣にハチがいないことが確認できたら、棒等で巣を落としてください。」
毎年、この時期はハチの動きに注意しながら巡回
アシナガバチは女王バチが1匹で4月~5月頃に巣作りを開始して、6月~8月頃に最盛期を迎えます。
働きバチは羽化すると巣を守る習性があり、巣が大きくなるにつれて危険度が増します。
撤去に慣れている業者が発見時に驚いていたことでもわかるように、入居者様からの連絡が無ければ、気付けなかったかもしれません。
満室稼働に繋がる業務
今回、入居者様との連携でハチの被害を未然に防ぐことができました。
シエスタシリーズでは、快適な住環境を保つため、月1回の定期清掃とは別に、メンテナンススタッフによる巡回を行っております。
安心安全な住まいを提供するためには、ご入居者様とのコミュニケーションと早期発見が不可欠です。
投資用アパート満室稼働のためにできる、大事な業務のひとつとしてこれからも続けていきます。
▼関連記事:アパート管理のお役立ち情報を集めています
- この記事を書いた人
- 田口 きみこ
- 「思い立ったらすぐ行動」 賃貸の仲介会社で働いていた私はひとつの物件シエスタシリーズに一目惚れ その会社へ乗り込んで社長へ直談判!そして今勤めています! たくさんの物件や現場を見て、日々成長中!
- 「運用する」カテゴリの最新記事