お盆休みに部屋探しや契約できる?長期休暇中の賃貸のトラブルの対処は?

お盆はまとまった休みがとれるので、部屋探しや契約を進めたい方は多いのではないでしょうか。

しかし、営業している不動産会社が限られることもあり、普段のようにスムーズに進まないことも。

ただし、内見や申し込みなどができないからこそ試したい、良い部屋を見つける方法があります。

本記事は、部屋探し中の方のお盆休みの過ごし方のポイントを紹介します。

 

賃貸に住む方がやりとりする管理会社も、長期休暇に入る会社は多いです。

故に、「万が一休み中にトラブルが起きたら…」と心配な入居者様もいらっしゃるかと思います。

そこで、賃貸に住む方が、安心してお盆休みを過ごせる情報もお届けします。

お盆に不動産会社は営業してる?

休暇に入る不動産会社が多いです。

お盆に限らず、GW・年末年始も同様です。

 

不動産会社の休暇中は、内見したり審査を進めたりできません。

契約できないのは、他の方も同じなので、気に入った部屋が埋まってしまうといった心配がありません。

つまり、丁寧に比較検討しながら、住みたい部屋を見つけやすいということです。

お盆中も、営業している不動産会社はあります。

仲介も管理も同じ会社の物件なら、内見や申し込みもスムーズです。

 

※仲介業務:物件情報の掲載、物件案内、契約手続きなど

※管理業務:設備トラブル対応、定期清掃やメンテナンスなど(大家さんに代わって物件の管理を行います)

仲介会社が営業していても管理会社が休みというケースもあります。

内見したい物件が仲介会社の管理物件ではなく管理会社が夏季休業となっている場合、内見できません。

また、通常より契約までに時間がかかります。

お盆休み中の部屋探し

不動産会社が休みでも、ポータルサイトから問い合わせメールは送れます。

営業日より返信にお時間はいただきます。

が、気にいった物件があり、休み明けにすぐに動きたいなら、問い合わせはしておくことをおすすめします。

「転勤にあわせて早く引っ越さないといけないけど、どんな部屋に住みたいか決まっていない」と焦る方もいるのでは?

住みたい部屋が決まっていない方は、長期休み中に譲れない条件を洗い出し、住みたい部屋を明確にする時間にしてみてください。

お盆中の賃貸のトラブルどうする?

水回りのトラブル、玄関やオートロックのドアが開かないなどが起きた時、管理会社の営業中なら、連絡をもらえれば人を手配できます。

しかし、管理会社が夏季休暇に入ってしまったら、対応は休暇明けになります。

すぐに直してもらいたいトラブルには、入居者様自身で修繕の手配が必要です。

費用が掛かりすぎてしまうリスクや修理をミスした後の責任がご自身に行ってしまうリスクがあるため、不具合は休み前に管理会社へ伝えておくと安心です。

休み中にトラブルを対応できるのは下記の2手段です。

・賃貸を契約した時に加入した火災保険をチェック

緊急時の対応をお願いできる付帯サービスが付いているものもあります。

24時間緊急サービスに連絡

24時間緊急サービスとは、賃貸マンション・アパートのトラブルに24時間365日対応してもらえるサービスです。

料金を支払うことで利用できます。

24時間サービスについて詳しくはこちらの記事へ

加入が必須か否かは物件によって違いますが、契約時にサービスに入って入れば、サービスを活用しましょう。

連休中にトラブルが起こると、入居者様は困ってしまいます。

長期休み中にメンテナンスが必要にならないよう、弊社では、事前に入居者様にLINEで連休をお知らせし不具合を申告いただけるように呼び掛けています。

お盆休み中の防犯

旅行や帰省で、長い間家を空ける方もいるのではないでしょうか。

普段なら大家さんや管理会社が見回りをしていますが、長期休暇をとっていると、連休中は巡回が行われません。

安心して外にいてもお休みを過ごせるよう、基本的な対策もありますが、下記を心がけてみてください。

・全てのドア・窓を閉めて出かける

・新聞を止める

郵便受けに新聞が溜まっていることから不在と思われないためです。

郵便物も不在中は届かないようにしておくと、より安心です。

・玄関・リビングなど一部の明かりはつけておく

など

※最低限の家電以外は電源を抜いてください。

火災や落雷被害のリスクを減らすためです。

お盆期間は多くの仲介会社・管理会社が休みに入ります

不動産会社の休暇中は、物件や契約に関する質問の回答をもらう、内見、賃貸契約などができません。

一方、ポータルサイトからの問い合わせ、住みたい部屋の条件に優先順位をつけるなどはできます。

連休中は不動産会社を介さずできることを進めておくと、休暇明けにすぐに動けるはずです。

入居者様のトラブル対応も、連休明けまでお時間をいただきます。

管理会社が休暇に入る前に心配なことを連絡しておくと、休み中も安心して過ごせるかと思います。

大家さんや管理会社が巡回もできなくなるので、いつも以上の防犯への意識もお忘れなく。

この記事を書いた人
星脇 まなみ
2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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