ドラマのロケ地でも有名な東京の歴史的建造物「旧岩崎邸庭園」の魅力に迫る

東京都湯島にある歴史的建造物「旧岩崎邸庭園」

数々のドラマの撮影地としても有名な場所で、訪れる人たちに明治の雰囲気を感じさせてくれる人気のスポットです。

一体どんな場所なのか、そしてその魅力を詳しく解説します♪

旧岩崎邸庭園とは?

旧岩崎邸庭園は1896年に建てられた三菱第3代社長である岩崎久彌の本邸です。

当時は約1万5000坪の敷地に20棟もの建物が並び、非常に豪華な邸宅でした。現在は3分の1の敷地となり洋館・撞球室(ビリヤード場)・和館大広間の3棟が残っています。

国の重要文化財にも指定されており、当時の様子をうかがい知れる貴重な建物となっています。

旧岩崎邸庭園のアクセス・観光情報

旧岩崎邸庭園の所在地は東京都台東区池之端一丁目3番45号で不忍池のたもとにあります。

最寄駅は東京メトロ千代田線の湯島駅で、徒歩3分ほどで着きます。

その他にも東京メトロ銀座線上野広小路駅から徒歩10分都営地下鉄大江戸線上野御徒町駅から徒歩10分JR山手線・京浜東北線御徒町駅から徒歩15分となっています。

入園料や開園時間は以下の通りです。

5月4日みどりの日・10月1日都民の日は無料開放を行っていますよ♪

そしてせっかく行くのなら旧岩崎邸庭園の事をより深く知りたいという方は、ボランティアさんによるガイドツアーもおすすめです。1日2回(午前11時〜、午後2時〜)無料で開催されています。詳細はホームページをご覧ください!

旧岩崎邸庭園建築の見どころ

旧岩崎邸庭園に行ったら絶対に抑えて欲しいポイントを紹介します。

①洋館

ジョサイア・コンドル設計により明治29年(1896年)に完成したこちらの洋館。

NHK大河ドラマの「龍馬伝」や「いだてん」、他にも「貴族探偵」や「謎解きはディナーのあとで」など数々のドラマの舞台になっているので、「おや?見たことある!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

こちらの洋館、もちろん中に入ることができます!

一歩足を踏み入れると、邸内の細部に17世紀英国のジャコビアン様式の見事な装飾を見る事ができますよ♪更にはイギリスルネサンス様式やイスラム風のモティーフなども採り入れられており、とにかく豪華な邸内です。

洋館南側(上記写真)は列柱の並ぶベランダで、1階列柱はトスカナ式、2階列柱はイオニア式の特徴を持っています。

また、1階のベランダには英国ミントン社製のタイルが目地無く敷き詰められ、2階には貴重な金唐革紙の壁紙が貼られた客室もあります。

(現在平日に限り邸内の撮影が可能です。撮影時は他の人に迷惑がかからない事前提ですが・・・。今回邸内の写真は載せませんので、是非皆さまご自身の目で確かめて来てくださいませ♪)

②撞球室(ビリヤード場)

洋館と同じくコンドル設計の撞球室。

洋館から少し離れた位置に別棟として建っています。こちらは当時の日本では珍しいスイスの山小屋風の造りとなっています。全体は木造建築で、校倉造り風の壁、刻みの入った柱、軒を深く差し出した大屋根などアメリカの木造ゴシックの流れを汲むデザインとなっています。

(現在室内は売店となっていました)

そして洋館からは地下通路で繋がっていて、内部には貴重な金唐革紙の壁紙が貼られているそうです。(この地下通路を見たかったのですが、現在は非公開となっていました・・・)

③和館

洋館に併設された和館は書院造りを基調としています。

建築当時は洋館より大きく550坪に及ぶ広さでした。現在は冠婚葬祭に使われた大広間の1棟だけが残っています。施工は財政界の大立者たちの屋敷を数多く手掛けた大河喜十郎と言われています。

床の間や襖には、橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる障壁画が残っています。

(和館内にお茶席があり、和室にてお抹茶と和菓子を嗜むことができますよ♪)

こちらの和館と併置された洋館との巧みなバランスは世界住宅史においても希有の建築と言われています。

④庭園

もともとこの場所は、江戸期は越後高田藩榊原氏、明治初期は舞鶴藩牧野氏の屋敷でした。大名庭園の形式を一部踏襲しつつ、建築様式同様に和洋併置式の庭園となっています。

芝庭をもつ近代庭園初期の形が残っています。

庭園に植えられている植物も美しく11月下旬に行った際には紅葉を楽しむ事が出来ました!

上品で美しい邸宅を堪能してみませんか?

いかがでしたでしょうか?

都内で手軽に、時代を乗り越えてきた美しい邸宅に出逢え、自然と触れ合う事ができ「旧岩崎邸庭園」大満足でした!年パス買って気分転換に通おうかなと企み中です。

歴史的建造物に興味のある方以外にも、自然が好き・美しい庭園が好き・芸術に興味がある方にもオススメのスポットですよ♪

▼関連記事:同じ建築家が作った大邸宅、まだ都内で見れます

この記事を書いた人
北川 まな
「暮らす」カテゴリの最新記事