お部屋の印象を簡単に変えられるのがカーテンです。
カーテンの新調を考えている方なら、サンゲツという名前に聞き覚えがあるかもしれません。
ショールームに行けば、壁紙と床材も一気に見て検討することができます。
膨大な数の大きいサイズのサンプルが展示された、開放的な品川ショールームに行ってきました。
サンゲツとは?
床材・壁材などのインテリアに関する製品の企画開発・販売を中心に、フェンスやカーポートなどのエクステリア事業も担う専門商社です。
商業施設や医療・福祉施設、駅・空港・車両・フェリーなどでも導入されています。
自社工場は持たず、製造は国内外のメーカーに委託しています。
ワンフロアで見回りやすい広さ
サンゲツのショールームは全国に8ヶ所あります。
今回は、1万点以上展示されたJR品川駅から徒歩5分ほどの品川ショールームへ行きました。
レースカーテン・ドレープカーテン・ロールスクリーンと豊富に展示されています。
対応できないテイストがないのでは?と思えるほどの数です。
素材にこだわり、印象的なデザインが特徴のSTRINGSというシリーズは、高級ラインのカーテンです。
サンゲツのカーテンは、単調でないデザイン・色のものが多いので、手頃に雰囲気のあるお部屋にできます。
下記は「シンプルオーダー」というシリーズのカーテンです。
リーズナブルで価格設定が分かりやすいです。
ドレープならドレープ、ロールスクリーンならロールスクリーンと、形に応じてサイズごとに価格が設定されています。
下記のシリーズは「AC」。
トレンド感のある色・デザインが特徴です。
私がモダンで落ち着いた感じが好きなこともあり、本記事の画像はシックな色・デザインのカーテンが多めです。
しかし、ACもさまざまなテイストに対応するデザインを提案しているので、ナチュラル・クラシックなどにもマッチするものがあります。
カーテンレールやカーテンタッセルも扱います。
カーテンとのコーディネートを楽しめるクッション・椅子生地まで揃えられます。
医療機関や教育・公共施設に適したカーテンまでラインナップされています。
和紙やラメなど、こだわりの空間になりそうな壁紙です。
蓄光タイプは、明かりをつけた時とつけない時で異なる雰囲気を楽しめます。
見て楽しめる壁紙に加え、お部屋を明るくするものや消臭効果があるなど、機能性のより高いものまであります。
クッションフロア・カーペットタイルなど床材も豊富です。
壁紙・床材・カーテンは自由に組み合わせて印象を確かめられるので、お部屋をトータルコーディネートできます。
コーディネートの参考になる展示もあり、どのような部屋にするか考えるだけでも楽しいです。
カーテンなどの選び方
選び方のポイントが分かる掲示もあったので、簡単に内容を紹介します。
カーテン・壁紙共に、どのような部屋にしたいかはっきりしておくと選びやすいです。
天井・壁・床・家具のバランスも大切です。
お部屋で気になることの軽減を期待できそうなものを選ぶのもポイントです。
たとえば、カーテンで外からの光をカットしたいなら遮光性の高いもの、水回りや北側の部屋など湿気の気になる空間には吸放湿壁紙など。
部屋のまぶしさなどは内見した時間によっては気がつかず、住み始めてからどのような機能のカーテンが必要か分かることもあるかと思います。
ですが、集合住宅に住む方はあらかじめ「防炎」対応のカーテンをチェックしておくことをおすすめします。
消防法の防炎規制の関係で、高さ31mを超える建築物内では防炎性能のあるカーテンの設置が義務づけられているためです。
住環境のおしゃれさ・快適さ・安全性を高める製品を見られるショールーム
ショールームでは実際の色味、光が当たった時の見え方などを確認できます。
コーディネートのアドバイスだけではなく、防炎性能を持つカーテンのような住まいに適した製品の提案もしてもらえます。
快適で安全・安心して住める空間デザインに、カーテンや壁紙を扱うサンゲツのようなショールームは助かると思います。
- この記事を書いた人
- 星脇 まなみ
- 2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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