タイルは独自のデザインを形にできる建材のひとつです。
デザイン性はもちろん、耐久性が高いのも特徴で耐久年数は約30~40年とも言われ建物と長く連れ添うことのできる部材です。
名古屋モザイクは、叶えられない内装・外観がないのではと思えるほどの種類と数のタイルを扱っています。
タイルにすることに決まったけれどデザインがいまいち決まらない。といった検討段階にもショールーム訪問は役に立ちます。
400デザイン近いタイルを展示している東京ショールームを訪れると、ずっと見ていたいと感じるようなタイルに出会うことができます。
名古屋モザイクとはどんなメーカー?
タイルを中心とした建材メーカーです。
お部屋のデザイン性を高められるだけではなく、機能面でも使いやすいタイルを開発しています。
圧倒される仕掛けも楽しめる東京ショールーム
名古屋モザイクのショールームは全国に10ヶ所あります。
今回は、2022年9月に「NAGOYA MOSAIC SOLUTION TOKYO」としてリニューアルオープンした東京ショールームに行きました。
東京ショールームは、最寄り駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
最寄り駅はJR線・都営地下鉄大江戸線の代々木駅、または、東京メトロ副都心線の北参道駅です。
地下1階・1階・2階がギャラリーになっています。
フロアごとにどこで使えるタイルか分けて展示されています。
地下1階はインテリアウォールタイルです。
テイストの違うさまざまなタイルを見られます。
地下1階だけで約150シリーズ展示されているそうです。
他では見ないデザインも多いと感じました。
ガラスでできたタイルの美しさに魅了されます。
面白いと思ったのは下のタイル。
ヒトデと亀の形のアクセントタイルが使われています。
目地(タイルとタイルのすき間)にも注目です。
ホワイトの砂のような目地材が用いられています。
目地にもこだわるとタイルの素敵さがより際立つと学びを得られました。
下記の画像ではすみいろの目地が使われています。
グレーがかった黒色です。
下記の目地はりきゅうちゃ。
薄茶色をしています。
1階はフロアタイルです。
実物サイズでタイルの色味や質感を確かめられます。
エントランスのあるフロアのためか、インパクトのある大判タイルが展示されていました。
モニュメントみたいで格好良く、驚かされました。
サイズは1,500×750mm!
2階はエクステリアウォールが展示されています。
気になるタイルをいくつかピックアップしてから訪問するのがおすすめ!
焼き物のタイルにはさまざまな表情があります。
唯一無二の美しさに惹かれ、お部屋や建物のデザイン性を高めるために取り入れたい方は多いです。
硬いものを落としたら割れ・欠けのリスクがある、目地の汚れを落としにくいなどは懸念されます。
が、定期的な塗り替えが不要、水で掃除できるほど掃除が簡単など、お手入れの手間を軽減できるというメリットがあります。
名古屋モザイクのショールームは数多くのタイルを見られます。
故に、どれも良く見えてしまいます。
理想のデザインにマッチするか?付けたい箇所で使えるタイルか?などをチェックしながら見るのは大変です。
そこで、気になるタイルをある程度絞ってから行くと、ぴったりのものをじっくり選べます。
玄関といっても、外と中で選べるタイルは変わります。
玄関の外なら「外床」、中なら「内床」に対応するものを選ぶ必要があります。
玄関・浴室共にすべりにくいものがおすすめです。
浴室の場合、浴室床対応のものを選びましょう。
光沢感があり、表面がつるっとしているものだと汚れを落としやすく、キッチンの壁面など汚れが気になりやすい箇所でもアクセントに使いやすいです。
使いたい場所に合うタイルを比較してみると、気に入る色・デザインが見えてきます。
いくつかのデザインは、名古屋モザイクのホームページでイメージをシミュレーションできます。
本記事で紹介した「コラベル」「麻の葉」などが対応しています。
タイルでオリジナルのデザインを
全く同じ柄の出ないタイル。
お手入れのラクさも魅力ですが、またとないデザインを作れそうなことを期待して選ぶ方は少なくないと思います。
誰ともかぶらないデザインにしたい方は、何百ものタイルに出会える名古屋モザイクのショールームで光るものが見つかるかも。
新宿にあるクリナップのショールーム「クリナップキッチンタウン東京」では、名古屋モザイクのタイルとのコーディネートが見られます。
- この記事を書いた人
- 星脇 まなみ
- 2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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