読んでほしいけれど工夫をしないとなかなか読んでもらえないのが「管理会社から入居者へのお知らせ」文章。
特に日本語にまだ慣れていない外国からの入居者様にとってお知らせの文章は難解で読みにくいものです。
賃貸管理を行う当社にも外国人の入居者様がいらっしゃいます。
そこで、読んでもらう工夫の一つとして通常の日本語版に加えて、英語版を作成すると伝わり方が段違いです。
重要なお知らせこそ読みやすい言語でお知らせ文の作成を
多くの賃貸管理会社では、各入居者の状況に合わせて個別に対応することはほとんどありません。
というのも、外国人専門賃貸住宅、など外国語対応を売りにしている住宅以外では隣人トラブル防止のために日本語での日常会話ができることを条件としているためです。
しかし、お知らせをつくっても読んでもらえなければ意味がありません。
お知らせはポストへの投函、掲示板への掲出など様々な手段があります。
当社では入居者様にLINE公式アカウントでお友達になっていただき、お知らせを流します。
LINEメッセージで文章、写真などで情報が来るイメージです。
今回英語版を作成した理由は、“外国から来られた入居者様が読むのが楽なお知らせ”にするためです。
長期休み、設備メンテナンス…などイレギュラーのお知らせは入居者様へ特に伝えておきたいお知らせです。
日常生活に不自由がないレベルの日本語力をお持ちの方でも、英語のほうが読みやすいというかたもいらっしゃいます。
重要なお知らせだからこそ読んでいただける工夫をし、お知らせを作成します。
画像:臨時休業のお知らせ(英語版)
▼関連記事:入居者専用LINEとは?
日本語は “3種類のアルファベットが存在する”
“Japanese has 3 different kinds of Alphabet..“
(日本語は3種類のアルファベットがあるんです。)
私が外国で日本語を説明するとき使っている言葉です。
①ひらがな
②カタカナ
③漢字
の、3つ。
さらに牛は1“頭” 箸は1“膳” …なかなかに難易度が高いそうです。
英語でのお知らせで少しでも住みやすくなればなと思います。
伝わる投稿にするために気を付けるポイント2つ
お知らせを作る際には“見やすくて、有益な投稿”が重要です。
今回の製作物に取り入れた点は、
①画像形式にすること
②簡潔な言い回しにすること
です。
ですが、今回は投稿後文章の色が薄すぎることに気づきました・・反省点です。
見やすさをアップできるよう試行錯誤していきます。
差別のない賃貸住宅業界へ
入居者様に安心して暮らして頂ける住環境を作る
そのために、今回は“お知らせの英語化”をご紹介いたしました。
グローバル化が進み、賃貸住宅の外国の方の需要も高まっております。
中には、外国の方の入居に不安があるために入居申し込みをもらっても門前払いする例が後を絶ちません。
初めての外国の方の入居で心配をされているオーナー様でも、管理会社のサポート次第で入居後のトラブルは少なく抑えられます。
大切な資産である賃貸アパートの管理を預けたくなるそんな賃貸管理会社の働きが業界を変えます。
- この記事を書いた人
- 賃貸知識BANK編集部
- 不動産市場や投資に関する情報を専門的な視点で解説しています。資産形成や投資戦略に役立つコンテンツを実務的な目線でお届けします。
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