知る人ぞ知る高級キッチンを見にValcucine Tokyoへ 柔軟なキッチンとは?

さまざまなメーカーのキッチンを見ていると、海外のキッチンのカスタマイズ性の高さに気がつくかと思います。

中でもValcucine(バルクッチーネ)は、デザインも機能も選択肢が幅広いです。

ショールームで製品に触れたりお話をうかがい、バルクッチーネらしさのポイントが分かりました。

バルクッチーネとはどんなメーカー?

イタリアのキッチンメーカー世界に370以上のショールームがあります。

トレンドに左右されない使い続けられるデザインのキッチンです。

仕上げの素材を幅広いものから選べるだけではなく、機能面でも自由度が高いのが特徴です。

たとえば引き出し内部の仕切り方などが挙げられます。

イタリアのキッチンのカスタマイズ性の高さがうかがえます。

お値段は最高級ライン、高級住宅や別荘のキッチンに選ばれる方が多いとのことです。

日本での販売・アフターサービスは、クリナップ株式会社に委託されているそうです。

ワンランク上の空間に触れられるバルクッチーネ東京

日本唯一のバルクッチーネのショールームで、外苑前駅または表参道駅から徒歩10分ほどの所にあります。

 

職人の手で作られた質感や味わいを感じられます。

内装は、イタリア本社のデザイナーによる完全監修だそうです。

照明の位置や色、壁の仕上げ、小物などが全てコーディネートされた空間になっています。

完全予約制のため、デザインや機能面の特徴を詳しく説明してもらえます。

 

カウンター下の引き出しや仕上げの素材とデザインのサンプルもラインナップされています。

バルクッチーネらしさの根底にあるものとは

  • ガラス
  • 3つの理念

上記がバルクッチーネのキッチンにどのように反映されているのかそれぞれ紹介します。

ガラス

「Artematica(アルテマティカ)」はガラスのキッチンという点で「世界初のキッチン」と言われています。

カウンター・扉・キャビネットにガラスが使われています。

アルテマティカの登場で、ガラスのキッチンはバルクッチーネのイメージのひとつとなりました。

ガラスの天板はバルクッチーネらしいと人気が高いとのことです。

 

3つの理念

  • WELLBEING(ウェルビーイング)
  • TIMELESS(タイムレス)
  • INNOVATION(イノベーション)

WELLBEING(ウェルビーイング)

  • 使う人にとって使いやすい、欲しい機能が備わっている
  • 人や環境に有害な物質を最小限にする

上記を考えたキッチンとなっています。

 

ショールームで実物に触れると、扉を開閉しやすいなど使いやすさを感じます。

使いやすい理由は、人間工学に基づくデザインのためです。

見た目が美しいだけではなく、触れた時も心地よい素材が使われます。

鏡面仕上げのような触れると跡が気になりやすいものは触れにくい箇所に用いるといった提案もしているそう。

環境に負荷のかかる材料を減らすなど、環境との調和も考えられています。

TIMELESS(タイムレス)

「いつの時代も使える」「長く使える」よう考えられています。

素材や仕切りの選択肢が多ければ、こだわりのキッチンをつくれるので飽きがこないでしょう。

 

バルクッチーネのキッチンは木材など天然素材も多いです。

そこで、液体が染み込みにくい加工など汚れに強い設計がされています。

INNOVATION(イノベーション)

デザイン性も頑丈さも優れた素材の使用や、独自性の高い機能が取り入れられています。

 

たとえば開閉しやすい壁面収納。

てこの原理を用いて簡単に開け閉めできます。

 

長方形のコンセントは、丸いプラグをどこに挿しても電気が流れます。

レール照明に似た仕組みです。

 

自然素材の金具、他の金属よりリサイクルしやすいアルミのねじなどは、新しい形のリサイクルと言えます。

2006年Invitrum(インヴィトラム)というガラスドアの誕生で、100%リサイクル可能なキッチンも可能にしました。

デザインと使い勝手は両立できる

バルクッチーネのショールームは、ラグジュアリーな空間が印象的でした。

デザインにとどまらず、使いやすさも体感できます。

自宅や別荘に購入されるような商品で住まいにこだわりのある方へ向けたハイエンドの商品です。

デザインや素材、ショールームで受ける接客すべてが一流で一生に一度の買い物をする方のご要望を満たすことができるでしょう。

今回ご紹介したのは実需向けのキッチンでした。

賃貸に出す収益物件用のキッチンは、コスパとメンテナンスのバランスを見ながら選ぶと良いです。

ショールームで実物に触れながらデザインや機能の情報を入手し、採算のとれそうな物からバランスの良い物を選ぶのがポイントです。

この記事を書いた人
星脇 まなみ
2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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