ジブリを感じに行く!コロナ禍の「江戸東京たてもの園」レポ

当社管理物件の近くに、建築を学びに行くのに良い日本有数のスポットがあるので行って来ました。

価値のある日本の建築物が一挙集合しジブリ欲が満たされるこのスポットの魅力をお届けします。

倒壊寸前だった歴史ある建物が丸ごと移送されているので日本の住宅様式を見たいすべての人におすすめです。

「江戸東京たてもの園」とは

若者が休日に行くテーマパークといえば、東は、ディズニーランドに西はUSJが一般的。

しかし、「千と千尋の神隠し」を見てまず、“住みたい!湯婆婆になりたい!”と思った私
ルンルンで混まない楽園「江戸東京たてもの園」に行って来ました。

江戸東京たてもの園は、江戸東京博物館の分館として1993年に開園。
現地での保護が難しい建造物を全国からあつめ7ヘクタール(テニスコート約9面分)の土地に移設し保護、展示している施設です。

雑誌や個人の撮影会のロケーションとしてもつかわれるこの施設。

JR中央線 武蔵小金井駅北口からバス5分の立地、小金井公園の中にあります。

タイムスリップしながら勉強できる

この江戸東京たてもの園は、園の西、東、センターゾーンにまたがって 文化価値の高い建造物や展示物が点々と配置されており、入場するとすぐにタイムスリップ感を味わえます。

このような感じで柳や竹など風情を感じる植物と共に建物が並んでいます。
一つ一つの建物に説明文が設置されており、説明文を読むとより深く当時の建築の文化と技術が学べます。

 

この村上精華堂は昭和時代、上野の不忍通りあたりに存在した化粧品屋さんで、イオニア式の柱をモチーフとして使うなど化粧品屋さんだけあっておしゃれな造りです。

日本式の瓦に松模様、けれどベースはヨーロッパのイオニア式柱。
全部海外デザインに寄せず、日本をしっかり持ったデザイン。
ナポリタンのような、洋食が生まれた時代の雰囲気をほのかに感じます。

関連記事:大正時代の建築を見るにはこちら

園内のどこそこがジブリっぽい

冒頭で千と千尋にあこがれた話をしましたが、江戸東京たてもの園の「子宝湯」は油屋のモデルのひとつという噂があります。


(千と千尋の神隠し・油屋)

なので、私が訪れた日も子宝湯は特に人気で記念撮影をしている方をちらほら見ました。

それとは別に園内で一番感動した建物がこの「武居三省堂」、文具店です。
ボイラー室の釜爺(CV.菅原文太 !今知ってびっくり)の作業場っぽい!!
金平糖出てきそう!

 

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和風デザインを見て感じ取れる

当社は海外の都市をイメージしたデザインを、オーナー様へ購入後選んでいただきます。
そこに新しく加える計画が立っているのが、“和風デザイン”です。

シエスタシリーズへ入居する皆様の年齢は、だいたい20代前半~30代。
賃貸において畳の人気があまりないことに現れているように、日本!!を出しすぎると「レトロで良い印象 < 古臭い」と感じられてしまうのではないか、、と難しいです。

が!昭和、大正時代のデザインは意外と好まれています。
「はいからさんが通る」にあこがれて、卒業式の服装を袴にする女子大生毎年見ますよね。
実際園内で見る方はその時代を懐かしみに行くおじいちゃんおばあちゃんだけではなく、大学生くらいの若い方も多くいらっしゃいました

江戸東京たてもの園はちょうどその時代の建築物が多く、上に出したイオニア式の柱など和風x外国の融合デザインを実際に見て感じ取ることができます。

まとめ

江戸東京たてもの園さんはSNSもやっていらっしゃいます。

Twitter:
https://twitter.com/tatemono1

HP:
https://www.tatemonoen.jp/

※コロナの影響もあり、立ち入れない建物も多くあります

文化的に価値のある建築物を一度に見られる「江戸東京たてもの園」ぜひ行ってみてください。

この記事を書いた人
賃貸知識BANK編集部
不動産市場や投資に関する情報を専門的な視点で解説しています。資産形成や投資戦略に役立つコンテンツを実務的な目線でお届けします。
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