61のデザイン、9つのカラー、驚きのラインナップが特徴の『大建工業』さんにお話を聞きました

当社企画の物件Siestaシリーズの内装の多くは大建工業の製品で構成されています。

木の温かみを感じるどの年代の方にも愛されるデザインと豊富なカラーバリエーションに優れた製品を展開する大建工業様へお話を伺いました。

本記事は、『大建工業』さんと当社代表取締役 下村との対談をお送りします。

『大建工業』とは

本社は、大阪。

1945年に大建産業(株)の林業部を継承して始まった大手建材メーカーです。

床材、畳、壁材、天井材、室内ドア、収納、階段、手摺や造作部材まで幅広く取り扱いがあります。


https://www.daiken.jp/

当社では、シエスタシリーズのフロア材と内装ドアで大建工業さんの建材を使っています。

ではインタビュー本編をどうぞ!

インタビュー本編

日生リビングシエスタ 下村
本日は、お忙しい中インタビューのお時間をいただきありがとうございます

オーナー様にとって気になる情報をメーカーさんとの懸け橋になってお伝えしたいという思いがあり、本日お聞きしていこうと思います。

大建工業さん
よろしくお願いいたします。

『大建工業』の特徴とはずばり!

日生リビングシエスタ 下村
大建さんの業界的な立ち位置を教えてください。大建さんらしい特徴も改めてお聞きしたいです。
大建工業さん
最近だとTDY(TOTO、Daiken、YKKAPのこと)で比較されることが多いですね。もともと大建工業は新築の戸建てを中心に商品特化していたのですがやはりTDYという形でお話をしたときに、これからの市場はやはりリフォームだろうということで我々もそこに力を入れて製品化や商品化を目指しています。

そのなかでも、TOTOさんなどは世界の会社なのでそこに品質面やデザイン面でも負けないようにアピールできるよう目指して開発から製造までをやらせていただいています。

印象的なデザインを生む商品開発

日生リビングシエスタ 下村
新商品の開発は、どのようにやっていらっしゃるのですか?
大建工業さん
総合カタログの更新は、1年半から2年くらいの周期で行っています。

新商品開発は、商品開発部というところが市場のデザインを調べて大建の商品に活用できないか試行錯誤をしています。特に、トレンド情報はハウスメーカー、新築分譲マンションの家具や建具の色の傾向を見ています。海外だと”ミラノサローネ”などに赴いてトレンド情報を仕入れたりといったことをしています。

当社の特徴というと、61のデザイン、9つのカラーというかなり豊富な所からお選びいただけるというところにあります。お客様の趣味趣向は今非常に多様なのでできるだけ幅広く、デザインも新しいものを取り入れていくということをやっています。

日生リビングシエスタ 下村
大建さんの商品は、例えばレザー調のものなど質感に特徴がある製品がありますよね

▲hapiaレザー調 引戸・3枚片引  <リアーピ<グレー>>

大建工業さん
そうですね。
新しい製品では、ソリッド調という今までの木質系とはまた違う新しいデザインということで鉄、コンクリ、漆喰のような表面の異質的な仕上げを建具に採用しまして、今こちらの方も人気が出てきております。
日生リビングシエスタ 下村
コンクリートグレーは実際早速小平で使わせていただいたんです。

傷ついたときに目立ちにくいといったところも優位性がありますよね

木目でレトロ風にしたりということは他社さんにもありますけれどこの質感を変えるというのは新しいですよね

トレンド的にはどうですか?

▲hapia ソリッド調 <コンクリートグレー>

大建工業さん
やはり圧倒的に木目が出荷量としては多いですね。

他にはグロス調という鏡面調のものは分譲マンションでも人気がありまして、特に北側のお部屋が暗い感じだったところに使って間接照明を当てたりすると結構玄関が明るくなるので採用されるところが多いですね

日生リビングシエスタ 下村
なるほど、鏡を置いてお部屋を広く見せるようなイメージですね

▲hapiaグロス調 引戸・3枚片引  <ルミホワイト>
▼大建工業の室内ドア、ハピアを詳しく知るにはこちら

リフォームについて

日生リビングシエスタ 下村
上張り以外の補修方法ってあるんでしょうか?
大建工業さん
やはりフローリングの場合ですと補修が一番ですね。他は、張替ですね。
日生リビングシエスタ 下村
この一枚って張替できるんでしたっけ?

リフォームをお願いすると「これは、上張りですね」とすぐ言われるいうことがあってこれは張り替えられないのかずっと疑問だったんです。

大建工業さん
はい。できます。しかし、推奨はしていないですね。やはり一番いいのは補修です。どうしても補修だと遮光で見ると目立つということできっちり治したいということでしたらはりかえるというのも手です。

しかし、張替も年数がたっているものだと古いものと色の差が出てしまうのでその場合は一部張替はベストな選択ではない場合があるので注意された方がいいと思います。

未利用資源に着目した新製品

日生リビングシエスタ 下村
最近話題のウッドショックで影響はどうですか?
大建工業さん
ウッドショックの影響は少なからずありますね。

そこで、大建ではこれまで使ってこなかった材質、未利用資源に注目しています。

これまで外壁の下地に使ってきたダイライト、原料は鹿児島のシラス台地の火山灰なんですね。これをキッチンパネルの下地に使ったりといった製品化も行っています。

今、現場の木材などゴミとなって捨てられているものをチップにし、木材のボードにして屋根の下地材に使ったりという製品を作っています。もともと林業から始まっていることもあり、素材を作りながら商品を作っていくのもDaikenの特徴です。

日生リビングシエスタ 下村
本日はインタビューさせていただきありがとうございます。
大建工業さん
ありがとうございます

人を選ばないデザインで賃貸住宅に使いやすい

大建工業さんの建具は傷が目立ちにくく、外国風の外観とも合います。

シエスタシリーズにも多く使っています。

男女問わず様々な入居者様のデザイン感性に合う大建工業の建材、メーカーさんに聞いてみるとより深く知ることができますね。

▼大建工業のハピアフロアを詳しく知るにはこちら

この記事を書いた人
賃貸知識BANK編集部
不動産市場や投資に関する情報を専門的な視点で解説しています。資産形成や投資戦略に役立つコンテンツを実務的な目線でお届けします。
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