ワンルームと1K、賃貸住宅を探す際によく耳にするこの2つの用語。
しかし、実は多くの人がその違いを正確に把握していないかもしれません。
本記事では、ワンルームと1Kの違いについて徹底解説します。間取りや広さ、利便性などの観点から比較し、それぞれの特徴やメリットについて紹介します。
「1R」と「1K」の違いを知っていますか?
近年では一人暮らし様向けのアパートやマンションが増えていて、その殆どが「1R」か「1K」の間取りだそうです。
「1R」と「1K」という間取りの名称、聞いたことはありますが…
1Rと1Kの違いは何なのか?
意外と知らなかったりしませんか?
私もお恥ずかしながら、不動産業界で働くまでは詳しく知りませんでした(汗)
1Rと1Kの間取りの特徴とメリット、それぞれの違いを解説!
「1R」の特徴とメリット
1Rとは「ワンルーム」と読み、1部屋のみの間取り。
キッチンと居住空間の間にドアなどの仕切りがない部屋のこと。
メリット
- 1Kと比べて賃料がリーズナブル(都内の平均家賃を比べると1~2万円の差がある)
- 扉がないので広く見えて開放感がある
- キッチンと部屋が1室なので温度が統一されエアコンもききやすい
- キッチン、食べる場所、寝る場所が同部屋の為、動きやすい
- 掃除が楽ちん
「1K」の特徴とメリット
1Kとは「ワンケー」と読み、部屋が1つとキッチンがある間取り。
つまりキッチンと部屋のあいだにドアなどの仕切りがあり、独立したキッチンがある部屋のこと。
または、床素材がキッチンと異なっていてキッチンとしての独立性が強いという状態。
メリット
-
- 玄関からすぐに部屋が見えない
- キッチンの匂いが部屋に入りにくい
- 生活空間に区切りをつけられる
「1R」と「1K」の違いまとめ
上記を比べると1Rと1Kの違いは
「キッチンと部屋に仕切りがある」
又は
「床素材がキッチンと異なっていてキッチンとしての独立性が強い状態である」
かどうか、です。
ちなみにこの「仕切り」とは、ドアや引き戸を指します。
アコーディオンカーテンやロールカーテンなど、建築後に付けることのできる仕切りでは1Kとは認められていない様です。
それぞれメリットも違うので、生活スタイルや個人のお好みにあった間取り選びが重要ですね(^^♪
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- この記事を書いた人
- 下村 さつき
- 『山椒は小粒でもぴりりと辛い』 146㎝ 小粒な私ですが見た目よりかなりタフです! 業務は建築企画から賃貸管理と多岐にわたり日々、たくさんの出会いがあります。 どんな場面でも一期一会を大切にして業務に取り組みます!
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