丸いくぼみがあればディンプルキー!普通の鍵とは違う防犯性と取扱いについて

集合住宅の部屋の鍵として時折みられるディンプルキー
普通の鍵とは違い、小さく丸いくぼみがいくつもみられる表面が特徴的です。

ディンプルキーを見たことがある、持っているという方は多くいらっしゃるかと思います。
しかしディンプルキーとは具体的に何なのか、防犯性は普通の鍵と違いがあるのか
…詳しく知ることの出来る機会はなかなか無いですよね。

この記事では、ディンプルキーを分かりやすく説明します。

ディンプルキーって何?

一般的な鍵は、鍵の側面がギザギザと刻まれていますよね。

一方でディンプルキーは、側面が平らで表面には小さく丸いくぼみがいくつもみられます
ディンプルとは「くぼみ・えくぼ」という意味があり、その名の通りの特徴です。

鍵穴にはディンプルに対応した複数のピンが入っており、鍵を差すとピンが押し上げられます。
ピンとディンプルの形状が合致したときだけ開錠することができるのです。

ディンプルキーは2000年代から急速に普及し始めた鍵ですが、都内の住宅において採用されている件数はまだ1割程度のようです。

裏表がないため、鍵を差し込むときに向きを気にする必要がなく開けやすいという特徴もあります。

 ディンプルキーと普通の鍵、防犯性が高いのはどちらか

ディンプルキーと普通の鍵を比べると、防犯性の高さにおいてはディンプルキーが優れているといえます。
形状が違うだけなのに防犯性で差が出るのは何故なのでしょうか?

ピッキングに強い

通常の鍵穴は内部に一方向からのピンしかついていません。

しかしディンプルキーの鍵穴は内部にあるピンの本数が多いだけでなく、上下や斜めにもピンがついています
これが人の手によるピッキングを物理的に難しくさせているポイントです。

ピッキングの難しさに伴い開錠までにかかる時間も伸びるため、空き巣などの犯罪抑制効果も期待できます

合鍵を作ることが難しい

上記でも述べたとおり、ディンプルキーは複雑な構造が特徴です。
合鍵を作るには高度な技術が求められるため、鍵屋さんに複製を依頼しても拒否される場合があります。

また、登録制で番号を示さないと合鍵を作ることができないディンプルキーもあります。

第三者に合鍵を作られ、侵入を許してしまう…というリスクを回避するには効果的ですが、その分鍵を紛失しないために一層注意する必要もありますね。

防犯性以外にもこんなメリットが…

通常の鍵に比べて、ディンプルキーには厚みがあるため頑丈です。
使用している内に折れてしまうということがありません。

ディンプルキーの注意点

ここまでディンプルキーの防犯性の高さについて解説をしてきました。
次に、取扱いに関わる注意点を解説します。

ディンプルキーだけで防犯対策は完璧と言える?

ピッキングに強く複製もされにくい…とはいえ、その防犯性を過信することはおすすめできません。

同じディンプルキーでも様々な製品があり、その中でも防犯性には差が出ます。
ピッキングに強いといっても、必ずしも防げると言い切れるわけではありません。

犯罪の手口は常に進化しており、ディンプルキー用のピッキングツールも出回っています。
そのため、ディンプルキーに加えてオートロックやモニター付きインターホンなどプラスアルファの防犯設備があると安全性が高まります。

ディンプルキーのお手入れ

溝やくぼみの部分にホコリが溜まっていることで、鍵穴に差しても回らない・回りづらくなってしまうことも。
時折ホコリが溜まっていないかを確認し、取り除くことをおすすめします。

その際、鋭利な物を使用すると溝やくぼみ部分を傷つけてしまいます。
歯ブラシなどで汚れを取り除いた後、柔らかい布で拭き取ると良いでしょう。

ディンプルキーは防犯性が高い

ディンプルキーはくぼみで見分けられます。

ピッキングされにくい、複製されにくいなど防犯性の高い鍵です。

防犯性を追求したい方は鍵までこだわってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
浦野 瞳
様々なジャンルで執筆経験があるフリーランスWEBライターです。 執筆時はリサーチにリサーチを重ね、複雑な不動産関係の知識も分かりやすくお伝えしています。 読者の皆様に、「痒い所に手が届く記事」と感じていただけていれば幸いです。 住宅やインテリアの情報に対しては特に関心が強く、情報の正確性を高めるため個人的にも勉強をして知識をつけています。 実際に賃貸暮らしを続ける中での経験・所感も活かし、オーナー様・入居者様どちらの視点も考慮しながら情報を発信いたします!
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