適材適所の「オリジナル収納棚」を設置!賃貸の”あったら良いな”を実現して入居者の心を掴む!

こんにちは、菊地です。
賃貸に居住経験のある方にアンケートをとると、賃貸のお部屋に不満を持っている人は少なくありません。

不動産経営をされるオーナー様には耳が痛いお話かもしれません。
その要因の1つに、”収納の少なさ”が挙げられます。

収納が無いと物が散乱するため、収納棚を自分で設置しなければなりません。
コストもかかるし、DIYはできないし、次の引越しで使えるか不明だし賃貸ならではの難点です。

そんな悩みを解決する一手、コンパクトな部屋でも収納力を上げ、入居者様の「あったら良いな」を叶える造作収納、作りました。

あなたの物件で使えるアイデアが見つかるかもしれません。

間取りに合わせて取り付けた収納棚。実例をご紹介

早速、実際に取り付けた収納棚を場所ごとに写真でご紹介していきます。

①トイレ上

収納が無かったトイレの頭上、右上に棚を取付けました。

補充用のトイレットペーパーがちょうど置けるようなさりげない収納です。
よくよく考えるとトイレ収納ってそんなに物を入れないんですよね。
トイレットペーパーのストックとお掃除キットくらいではないでしょうか。
必要な所に必要なボリュームの収納を取り付けました。

②洗濯機上

トイレとは打って変わって、洗濯用品ってたくさんありますよね。
洗剤だけでも、柔軟剤に漂白剤など。洗濯ネットや掃除道具などもまとめて1箇所におきたい物。
大半の人が洗濯機上のスペースを確保するためのアルミ製の棚をホームセンターで買ってきます。
それも、いらないです!収納棚、ここにもついています!

これでごちゃごちゃしやすい洗濯機周りも備え付けの収納設備でスッキリ整理整頓できちゃいます。

③ロフト下

リビングスペースに設置した収納棚は奥行きがたっぷりあるため、なんでも置けます!
キッチン横から長く続く収納棚で、食品の缶詰など常温保存できるストックを置いたり、リビング用品エリアで、季節ものを収納したりオープンタイプの収納設備でインテリアとしても使えるようにと考慮しました。

以上3箇所を写真付きでご紹介しました。

お部屋の収納を考えるときには①入居時にお金が掛からないことと②デッドスペースになる場所に棚を設置しています。

1つ1つは大したことはありませんが「ここぞ」という箇所に収納を設置することが入居者様の利便性に繋がります。

小さい工夫で住みよい部屋を実現

ここまでご紹介してきた収納棚、
入居者様が、収納があることで快適に生活しやすい環境を提供するのが目的です。

使用者は入居者様ですが、不動産経営にも一役買っています。

収納棚の取り付けは以下の効果があると言えます。

空室募集時に、他の賃貸物件との差別化を狙える。
消耗品ではないため、入退去のたび簡単なメンテナンスをするだけで繰り返し使っていける。

1つ1つは比較的簡単な施工で出来る収納棚ですが、後々入居付けの観点から差が出てきます。

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菊地 はる
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