賃貸が見つからない原因は?3つのポイントを押さえて理想の部屋に引っ越そう

賃貸を探すだけで膨大な時間がかかり、理想の部屋が見つからないことはありませんか?

住みたい家が見つからない原因は、理想の引っ越し像が具体的でないことも原因の一つかもしれません。

いつ・どのような部屋、家賃はいくらまでなら支払えるかなどポイントを決めておくと、お部屋探しの方向性が見えてきます。

さらに、普段からSUUMOなどポータルサイトを使っているプロの検索方法を紹介します。

この記事であなたも短時間で理想の物件に出会えるお部屋探しのプロに!

賃貸が見つからない原因

まず、どうしてお部屋探しに行き詰ってしまうのでしょうか

その理由を分析します。

いつまでに引っ越すか決めていない

引っ越すまでの期間が設定されていないと、家賃はいくらまでなら払えるかなど重要なところがぼやけてなかなか物件を絞り込めません。

入居日の半年前に探し始めたり余裕をもちすぎるのも危険です。

契約までの期間があくと、家賃を無駄に多く払うことになったり人気の物件や引っ越しの繁忙期は、他の人に先に契約されてしまったりすることも珍しくないからです。

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譲れない条件・希望家賃額が明確でない

住みたい部屋の条件と家賃を決めずに部屋探しするのも、物件を選びにくくする要因です。

設備が揃っていて、利便性の高いエリアにある物件が理想ですが、条件が良いほど、賃料は高くなります。

すると、「もう少し良い条件の物件を選びたい」「家賃は安くしたい」と、妥協点が分からずお部屋が見つからない状態に

家賃の上限を定めた上で、予算内に住むのに妥協できる条件・譲れない条件を洗い出すことが、賃料と条件のバランスのとれた物件を見つけるポイントです。

ただし、家賃の安さを優先し過ぎるのも、注意が必要です。

たとえば、引っ越しの閑散期で、空室が長期間埋まらないといった部屋であれば、家賃を下げてもらえるケースはあります。

しかし、理由なく安くしてもらえることはほとんどないので、交渉前提で部屋探しをしていると契約まで至らないでしょう。

理想の物件が見つかる3つの方法

では、お部屋探し前に決めておいた方がいいポイントを解説します。

引っ越す時期を決める

部屋探しから入居までスムーズにするには、いつ引っ越すか決めておくことは大切です。

内見・入居審査・引っ越し作業を考えると、1ヶ月半~2ヶ月前から、賃貸情報を集めるとちょうど良いです。

引っ越しまでに期間があき過ぎると、引っ越したい時に入居できる物件情報がほとんど掲載されておらず、引っ越し先の検討をつけるのが難しいためです。

一方、引っ越し時期が差し迫っていると、良い条件の物件は少なく、希望通りの部屋を見つけにくくなります。

費用面でも、短期間での部屋探しはおすすめできません。

急ぎの引っ越しは、引っ越し代が高かったり、退去予告期限に間に合わず、退去後も家賃を支払わなくてはならなかったりと、余計な費用がかかるリスクが発生します。

引っ越したいエリアの家賃相場を知る

急行列車が停まるか否かといったことで家賃が変わるように、エリアによって、家賃相場は違います。

引っ越したい地域の相場が予算を超える場合、エリアを変えるか、物件の希望条件を減らして、賃貸を検索してみましょう。

地区の優先度が高い場合、同じ地区にある各駅停車の駅周辺の物件を探す、利用路線を変更するなどで、賃料が下がるケースがあります。

希望条件を洗い出して優先順位をつける

長く住むことを考えると、賃料は、予算内に収めたい方がほとんどでしょう。

そこで、希望のエリア・家賃に加え、譲れない条件を洗い出したら、優先順位をつけるのがおすすめです。

同じエリアで賃貸を探していても、AとBでは、チェックしたい物件は、変わってくるでしょう。

 

A駅から遠くても良いので、バス・トイレ別は外せない

B駅から近ければ、設備にこだわりはない

 

ただし、ポータルサイトで条件を絞り過ぎて検索すると、ヒットする物件数は少なくなってしまいます。

適度な検索結果数から理想の部屋を見つけるためにも、妥協できない条件の優先度をつけていくのは、重要です。

 

ポータルサイトで物件を見つけたい!上手な探し方をご紹介

掲載物件数No1で、部屋探ししている方からの反応も良い「SUUMO」を例に、賃貸を検索するポイントを紹介します。

普段からサイトを使って仕事をしているプロの検索方法なので他にないマル秘情報です。

SUUMOの効率的な賃貸の探し方

1,「駅名」「住みたいエリア」を選択しその他条件を検索の範囲まで入力して検索

人気のこだわり条件は絶対に外せないもののみチェック

※ここではまだ、専有面積は入力しない

2,検索結果が多い場合、検索結果のページが10ページほどになるまで、優先度の高い順に条件を絞り、気になる部屋がないか吟味

上記の方法は、さらに妥協できる条件がないか見極めるのにも役立ちます。

最初から条件を絞り過ぎて、該当する物件数が少ないといった事態を避けるのにも有効です。

ポータルサイトの特長を知り、使いやすい・住みたい物件が多く見つかりそうと思うサイトを使うことも、部屋探しのポイントのひとつ。

そこで、SUUMO・ホームズ・アットホームの特長を下記にまとめました。

サイトを使い分ける参考にしてみてください。

ポータルサイト別の特長

SUUMO
エリアの口コミをチェックできる

ホームズ
妥協できない条件をピンポイントで指定できる

アットホーム
詳細な条件まで選択できる

理想のお部屋像を具体的にすることが理想の部屋探しのポイント!

部屋探しは、いつ・どのような部屋に・家賃いくらで住みたいかをはっきりさせることから始まります。

妥協できること・できないことを明確にし、譲れない条件の優先度をつけることが、上手に賃貸を見つけるポイントです。

ポータルサイトも使いこなして、住みたい部屋を探し出しましょう。

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この記事を書いた人
星脇 まなみ
2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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