上野公園の映える建築物〜国立科学博物館、旧岩崎邸庭園、JR上野駅、上野東照宮 2/2

上野公園には巨匠の名作から王道の日本建築まで様々な建築物が集まっています。

前作▼から引き続き上野公園の魅力溢れる建築物をご紹介してまいります。

愛称「カハク」で愛されるあの建物

まずは「国立科学博物館」のご紹介です。資料点数400万点を越える、日本最大級の博物館です。

現在のこの建物は、関東大震災で全焼してしまった為に建て替えられた2代目です。当時文部省にいた小倉強の設計によって再建されました。

この建物を上から見ると、なんと飛行機の形をしています。新古典主義の堂々とした外観ながら、実は広がる両翼だったりコックピットだったりと遊び心が含まれた建築になっています。

また車寄せを持つ正面入り口に構える力強い柱や、3層吹き抜けの中央ドーム大ドームなどに科学分野の復興を印象付ける意気込みが伝わってきます!

上野公園の外に足を伸ばしてみよう!

上野公園から歩いて10分ほどの場所にある「旧岩崎邸庭園」

イギリス出身の建築家ジョサイア・コンドル設計で1896年(明治29年)に建てられた洋館です。三菱創設者岩崎家本邸として建てられました。

木造二階建て・地下室付きの洋館は本格的なヨーロッパ式邸宅で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。

館内随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されており、同時期に多く建てられた西洋建築には無い繊細なデザインが往時のままの雰囲気を漂わせています。

そして広大な芝庭は近代庭園の初期の形を残しています。

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最後は上野のシンボルのご紹介

シンボルと言えば上野の窓口「JR上野駅」をご紹介します。上野駅は都内有数のターミナル駅になります。

先代の駅は関東大震災で全焼してしまいました。そして1932年に当時としては先進的な鉄筋コンクリート造で建設されました。

乗車口と降車口を上下分離し、車の平面交差を避けて広場に地下道を設け車と人の分離を図った、そんな立体的構造が特徴です。旅の趣を演出しつつ、対象の人・電車・車を効率的に捌く様に工夫されています。

この様な設計を貫いた事で時代の波に翻弄される事なく現在があると言われています。

散歩しながら数々の魅力的な建物に出会える上野

上野駅、そして周辺、上野公園と歴史に富み多彩な建造物を見ることが出来る貴重な場所です。

上野に訪れた際にはこれらの建物を見て回るのも楽しいですよね!

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この記事を書いた人
北川 まな
娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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