本当に住みやすい街大賞2022が発表されました!関東で住みやすい街の特徴は?

アルヒ株式会社から、本当に住みやすい街大賞2022が発表されました。

『ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022』“本当に住みやすい街”TOP10を発表

本当に住みやすい街大賞は、住宅や不動産の専門家によって選ばれるので穴場の街を知りたい時に参考になります。

本記事では、関東圏の2022年の結果と、前年のランキングとの比較から、住みやすい街の特徴を探ります!

本当に住みやすい街大賞2022関東圏のTOP10は?

ランキングは、5つの基準を審査して決まります。

  1. 住環境
  2. 交通の利便性
  3. 教育・文化環境
  4. コストパフォーマンス
  5. 発展性

基準は、1つにつき5点満点。

アルヒ株式会社の住宅ローンを利用したお客様が購入した物件のデータから設けられています。

下記が2022年のランキングです。

TOP10の駅・町名・評価の高い項目をまとめました。まずは1位から5位まで

順位 町名 ポイント
1位 辻堂 神奈川県藤沢市
  • 住環境はほぼ満点の4.9点
  • コストパフォーマンスと発展性も、4点を超える
2位 川口 埼玉県川口市
  • 住環境、交通の利便性、発展性で4点以上
  • 最も高得点なのは発展性
3位 多摩境 東京都町田市
  • 4点以上を獲得したのは、得点順に、コストパフォーマンス、住環境、発展性
  • 住環境コストパフォーマンスは、特に高く評価された
4位 大泉学園 東京都練馬区 住環境、交通の利便性、教育・文化環境で4点以上
5位 海浜幕張 千葉県千葉市美浜区 住環境、発展性で4点以上

6位から10位まで。

6位 たまプラーザ 神奈川県横浜市青葉区 住環境、発展性で4点以上
7位 花小金井 東京都小平市
  • 住環境、コストパフォーマンスで4点以上
  • コストパフォーマンスの得点が住環境より高い
8位 月島 東京都中央区
  • 交通の利便性、発展性で4点以上
  • ほぼ同点だが、発展性の方がわずかに評価高い
9位 船堀 東京都江戸川区
  • 4点以上を獲得した項目がないものの、住環境と交通の利便性は3.8点以上、発展性は3.75点、コストパフォーマンスは3.70点
  • 最も得点が高いのは、交通の利便性。次いで住環境
10位 新秋津 東京都東村山市 住環境、コストパフォーマンス共に3.75点

参考:本当に住みやすい街大賞2022 in 関東ランキング | アルヒ株式会社

2021年のランキングは?2022年との共通点・違いは?

1位 川口 埼玉県川口市
2位 大泉学園 東京都練馬区
3位 辻堂 神奈川県藤沢市
4位 有明テニスの森 東京都江東区
5位 大井町 東京都品川区
6位 たまプラーザ 神奈川県横浜市青葉区
7位 小岩 東京都江戸川区
8位 花小金井 東京都小平市
9位 千葉ニュータウン中央 千葉県印西市
10位 浦和美園 埼玉県さいたま市

参考:本当に住みやすい街大賞2021 in 関東ランキング | アルヒ株式会社

2021年のTOP3は、2022年と異なります。

しかし、3つの街は2022年でもTOP5にはランクインしています。

2021年と2022年のどちらかにしかTOP10入りしていない街を比較し、最新の住みやすい街の条件を考えてみます。

東京都の2021年と2022年で違う街
2021年 2022年
  • 有明テニスの森
  • 大井町
  • 小岩
  • 多摩
  • 月島
  • 船堀
  • 新秋津
発展性交通の利便性の得点の高い街がランクイン 住環境コストパフォーマンスを高く評価された街が選ばれた

千葉県は、違う傾向が見られます。

2021年 2022年
千葉ニュータウン中央 海浜幕張

千葉ニュータウン中央は住環境、教育・文化環境、コストパフォーマンスでの評価が高いです。

一方、交通の利便性と発展性は、海浜幕張ほど評価されていません。

2022年のランキングで東京都以外にランクインした街は、いずれも発展性で高評価です。

東京都に隣接する県は、発展性は必要条件かもしれません。

埼玉県は、浦和美園がTOP10から外れ、2位の川口以内にランクインした街はありません。

浦和美園は、発展性の評価は高いので、東京都でランクインした街が増えた影響はありそうです。

しかし、交通の利便性の評価が川口と比べると低いことが、TOP10に入れなかった要因と考えられます。

2022年のTOP10の街と比較しても、得点が低いためです。

2021年よりは通勤・通学、外出機会が増えると予測され、交通の利便性の重要度が高まったのかもしれませんね。

神奈川県でランクインした街に変化はありませんでした。

ランキングから考える住みやすい街の要素とは

  • 住環境
  • 発展性
  • コストパフォーマンス

上記は、2022年のランキングでTOP10にランクインした街で、得点が特に高かった基準です。

住環境が良いと評価されるほど、住みやすいと判断されそうです。

本当に住みやすい街大賞では、インフラが整備されている、日用品の買い物に困らないなどを住環境が良いと判断します。

交通の便が良いとは異なる快適さを感じられます。

駅近に商業施設が建つなど、開発が進むと予想される街も、どんどん暮らしやすくなると期待できます。

本当に住みやすい街大賞は、都心ばかりがランクインしているわけではありません。

家賃が高め、人が多すぎて不便と感じる人がいるなど、都心部が必ずしも住みやすいとは言い切れません。

都心にアクセスしやすく、普段の買い物に困らない程度の郊外の方が、生活には向いていそうです。

コストパフォーマンスの優れた街は、家賃・物価の相場の割に、街自体の環境が良く、利便性も高いと感じられます。

無理なく支払える家賃で住める中から、安全性・利便性の高い街を見極めることが、コスパの良い街を見つけるポイントです。

ずっと住みたい!と思える街を見つけましょう

長く住める場所を探している、定住地を見つけたいといった方は、「住みやすそう」という視点が大切です。

今回紹介したランキングで具体的な地名を知り、自分に合いそうか否か検討するのも、街探しの方法のひとつです。

住みたい街の候補がある場合、まずは住みやすいと評価された街のポイントをチェックしてみてください。

そして、ご自身が街に求める項目を取り上げると、自分にとっての住みやすい街が見えてきます。

 

実際に住んでいる方が住み続けたいと評価した街は、住みやすいと感じられる可能性が高いです。

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この記事を書いた人
星脇 まなみ
2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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