不動産契約日は重要な日!縁起の良い日でより良い契約にしよう!

不動産契約日や引き渡し日は人生の中でも貴重で大事な日ですよね!

そんな重要な日は「縁起の良い日にしたい!」という方も少なくありません。

今回はそんな「縁起の良い日」についてお話したいと思います。

六曜の視点からの縁起の良い日

現在日本で日にちの吉凶を見るために広く活用されているのが「六曜」です。中国で生まれ14世紀に日本に伝わり根付きました。

カレンダーにも「六曜」が書かれているものが多いので皆様も馴染み深いかもしれません。

365日どの日にも「六曜」は該当しており、「先勝(せんしょう・さきかち・せんかち)」→「友引(ともびき・ゆういん)」→「先負(せんぷ・さんふ・さきまけ・せんまけ)」→「仏滅(ぶつめつ)」→「大安(たいあん)」→「赤口(しゃっこう・じゃっこう・しゃっく・じゃっく・せきぐち)」の順で並んでいます。

この中で不動産取引に向いている日は

大安→大いに安し、という意味で大きな害がない日とされています。六曜の中では最も吉の日で、新しい事を始めるのに良い日です。

友引→六曜の中では2番目に縁起がいい日です。「友達を引き込む」という意味を持つ為、結婚式等のお祝いごとにぴったり!お葬式は絶対避けたい日です。

ただし午前11時から午後1時は凶に転じます。この時間帯の不動産契約は避けましょう。

先勝→「先回りして行動すると良い」という日で午前中は吉、午後は凶となります。六曜の中では吉日の1つですが、不動産契約を行うならば午前中にしましょう。

注目の吉日「天赦日」

六曜以外にも暦の中で最強の開運日とされている日があります。それは「天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)」です。

天赦日は、世の中の全ての神様が天に昇り天が万物の罪を許すためにあらゆる障害が取り除かれる日とされています。

したがって、大きな一歩を踏み出したり新しいことを始めるには最適な日なのです。ただし天赦日は季節や干支の組み合わせで決めるため1年に5〜6日しかない希少な日です。

2023年の天赦日は1月6日(金)3月21日(火)6月5日(月)8月4日(金)8月18日(金)10月17日(火)となるので参考にしてください!

上記以外の吉日

他にも暦には縁起が良いと言われている日があるので紹介します。

○一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

この日に蒔いた籾は万倍にもなって実ることから縁起の良い日とされています。小さなものが大きく育つという意味が込められており新しい事を始めるのにぴったり!逆にお金を借りたり物を借りたりすると大きく膨れて苦労してしまうことになるので要注意です。

○巳の日(みのひ)

金運の女神「白蛇」にお願いする事で弁天様に伝わり願いが叶うという日です。特に金運や財運が上がる日と言われています。

巳の日は12日に1日の頻度で訪れるのですが、更に縁起が良いのは「己巳の日(つちのとみのひ)」です。60日に1度訪れるこの日は弁財天 の縁日でもあり強運日と言われています。

○寅の日(とらのひ)

虎は体毛が金色であることから寅の日は金運アップが期待できる縁起の良い日と言われています。

避けた方が良い日

不動産契約を絶対避けた方がいい日もあります。

それは不成就日(ふじょうじゅび・ふじょうじゅにち)です。

不成就日は何事も成就しない日、物事を行うのに縁起が悪い日と言われています。だいたい8日(月4.5日)周期でやって来ます。

更に注意して欲しいのは、先ほど縁起が良いとお伝えした一粒万倍日と重なると凶が万倍に強まるという説があります。この日はおとなしく過ごした方が無難かもしれません。

ちなみに2023年の不成就日と一粒万倍日が重なる日は、1月5日(木)21日(土)2月2日(木)17日(金)3月1日(水)9日(木)6月16日(金)7月23日(金)9月3日(日)11日(月)10月15日(日)です。

建築関係の日に避けられている日もあります。

○三隣亡(さんりんぼう)この日に建てると「火難を受けて隣り3軒もほろぼす」と言われています。土起こしや棟上げなどは避けたい日です。

○地火日(じかにち)地に火の気があるので、土地を掘る基礎工事や井戸掘り・柱建ては凶日とされています。

不動産契約・売買・投資は縁起の良い吉日に!

ご紹介した通り日本には縁起が良いと言われる日がたくさんあります。

不動産の購入や売買は一生のうちに数えるほどしか取引しない方が多いかと思います。せっかくならば契約日や取引日には縁起の良い日にちを調べてみるのもいいですよね!

ただし科学的根拠はありません。気にしすぎると前に進めなくなる事もあるので参考程度にご覧頂けると幸いです。

この記事を書いた人
北川 まな
娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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