2023年【国産】に注目が集まる3つの理由。インフレと円安との関係性

昨今の社会状況の変化で国産のものが注目を浴びています。

国産に注目が集まる理由は何なのでしょうか。

最近変化した社会状況を背景に考えてみました。

この記事では

  • 国産物が注目されている理由
  • インフレと円安が及ぼす影響
  • 円安になると注目される国産物

以上をまとめています。

今国産の物が注目されている3つの理由

①インフレ

インフレとは物の値段が上がり続ける状態のことです。

昨今は何においても値上がりが続いていますね。世はまさにインフレの状態にあると言えます。

例えば、今まで100円で買えていたジュースが200円になっている状態のことです。

言い換えると「お金の価値が下がる」=円安になる。ことになります。

このインフレの状態が国産物が注目される一つの理由です。

お金の価値が下がり、円安になると輸入品が高くなります。

その為、比較的コストが安定している国産物が注目されるようになります。

インバウンド復活

新型コロナウイルスの影響で壊滅的だったインバウンド(訪日外国人)が日に日に回復の兆しを見せています。

このGWで観光地を訪れた人は、外国人の数に驚いたことと思います。

インバウンド観光客は、その国ならではの文化、歴史、伝統、観光名所などを体験するために訪れる人がほとんどと言えます。

伝統的な工芸品や土産物、地元の食品や飲料、地元のブランド品など、国内で生産されるさまざまな商品に興味を持っていることでしょう。

そのため、国産物が注目されます。

③SDGsの浸透

昨今はSDGsが浸透し、輸送にかかるCO2排出量の削減を目指す取り組みが行われています。

日本の食料自給率は先進国の中でもワーストと言えるほど低いことは有名な話です。

沢山の輸入食品に頼っている日本は生産地から消費者の元へ届くまでの燃料やCO2排出量が多く問題視されています。

SDGsが注目され、地産地消ならぬ、国産国消という言葉も生まれ人々の関心が国産物に集まっている傾向にあります。

円安やインフレが及ぼす影響

国産物が注目されている理由として、3つご紹介しました。

その中のインフレと円安について深掘りしていきましょう。

インフレの状態が続き円安になることで、どのような影響が日本に起きるのでしょうか?

・輸出競争力の向上

円安が進むと、日本の輸出品が価格競争力を持つようになります。

外国でよりリーズナブルに国産品を輸入することができるからです。

これにより、国産品が海外でより価格面で競争力を持つことができる可能性があります。

・輸入品の価格上昇

円安が進むと、輸入品の価格が上昇する可能性があります。

これにより、国産品がより価格的に有利になることがあります。

・国内での需要増加

インフレが進むと、人々が物価上昇に対応するために消費を抑えることがあります。

まさに現代の日本の状況ではないでしょうか。

この場合、国産品に対する需要が増加する可能性があります。

・原材料や資材の価格上昇

インフレが進むと、輸入に頼っている原材料や資材の価格が上昇する可能性があります。

これにより、国産品の生産コストが上昇することがあります。

分かりやすく例えるなら、国産の豚を育てるにも、餌の原料は輸入品に頼っており、円安の為替だと餌代が高くなる為、結果国産の豚肉も高くなる。というカラクリです。

 

以上のように、円安やインフレが進むと、国産品に対する環境が変化する可能性があります。

しかしながら、円安は輸入品の価格が上昇するため、輸入品に依存する企業や産業にとっては、厳しい状況となる場合もあります。

円安になると注目される国産製品4つ

円安になると、海外からの輸入品が高くなり、国産品の需要が高まる傾向があります。

そのため、円安になると、国産製品が注目されることがあります。

円安になった場合に注目される国産製品を4つご紹介します。

①自動車

日本の自動車メーカーは、高品質で信頼性が高く、燃費も優れた自動車を提供しており、世界からも高く評価されています。

円安になると、輸入車が高くなるため、国産車の需要が高まる傾向があります。

②電子製品

Panasonic やSHARP、SONYなど日本には世界的に有名な電子製品メーカーが多数あります。

円安になると、輸入品の価格が上昇するため、国内メーカーの製品が注目されることがあります。

昨今でいうと、iPhoneの販売額が大幅に上がっているのは身近な例ですね。

③食品

日本の食品は、品質が高く、安全性にも配慮されています。また、日本独自の食文化や特産品も豊富で、海外からの需要も高まっています。

円安になると、輸入食品の価格が上昇するため、日本の食品が注目されることがあります。

ただ、人件費や土地の広さなどが原因で国産の食品は輸入品より高い傾向にあります。

お肉や小麦は顕著にその傾向が出ていますね。

国産品、輸入品共に値上がりが続いている背景として、円安も一つの要因になっています。

④観光

円安になると、日本を訪れる外国人観光客が増加する傾向があります。

日本は、世界遺産や温泉、お祭り、アニメや漫画など、多彩な観光資源を持っています。

また、日本のサービスは高い評価を受けているため、外国人観光客が日本を訪れることで、国内観光業界も活性化することが期待されます。

 

以上のように、円安になると、日本の国産製品が注目される傾向があります。

安心安全のmade in JAPANが注目されるのにも納得

ここ最近国産品が注目されており、私自身日常生活を送る中で改めて日本製の安心や安全さを感じています。

そもそも日本は製品化する際に他国と比較して厳しい基準で商品をチェックし、中身も外見もパッケージにもこだわる日本人の特性を配慮して物作りをする文化があります。

海外製品ももちろん買いますが、安心の日本製を手に取ることが多いです。

昨今の社会状況を考えると、世の中が国産品に注目するのも頷けると感じました。

この記事を書いた人
菊地 はる
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