4つのブランドが見れる!アクタス新宿店キッチンショールームへ行きました

キッチンを選ぶ際にブランドやメーカーも決まっていない段階だと「複数のブランドの実物をまとめて見たい!」と思いませんか?

アクタス新宿店なら、日本と海外の4つのブランドのキッチンを見ることができます。

アクタス新宿店キッチンショールームで見られるキッチンのデザインの特徴の違いなどをブランドごとに紹介します。

アクタス新宿店キッチンショールームとは

新宿三丁目駅直結のアクタス新宿店内の2階にあります。

4つのブランドのキッチンが展示されています。

  • poggen pohl(ポーゲンポール)
  • Poliform(ポリフォーム)
  • Caresa(カレサ)
  • +10KITCHEN(プラス10キッチン)

ポーゲンポールとポリフォームが海外、カレサとプラス10キッチンが日本のブランドです。

ポーゲンポール

1892年創業のドイツのブランドです。

高品質で耐久性に優れています。

長く使うことを想定したデザインも特徴です。

 

キッチンは注文を受けてから製作されます。

キャビネット、引き出し、天板は1ミリ単位でつくられるので、どの住宅にもピッタリのキッチンができそうです。

キャビネットと食器棚は手作業で組み立てられます。

色・素材・仕上げは幅広い選択肢が用意されているので、サイズもデザインも理想のキッチンを実現できるでしょう。

 

製品はいくつかのコンセプトで展開されています。

たとえば+SEGMENT

取っ手がついていない、シンプルでスタイリッシュな印象です。

クラシックな雰囲気と新しい機能(たとえば食洗機といった最新設備)を組み合わせるMODERN CLASSICというスタイルもあります。

シック・クールな印象の素材との組み合わせも、スタイリッシュとは異なる新しさを感じます。

ポリフォーム

イタリアのブランドです。

部屋全体に高級感をもたらすデザイン性の高さが特徴です。

キッチンに限らずソファなど家具まで扱うブランドだからこそ、トータルコーディネートできるのも魅力的。

天板とシンクが同じ素材のキッチンは、インテリアや家具のようでした。

高級感のある素材で統一すると生活感を感じさせませんね。

カレサ

プロダクトデザイナー深澤直人氏によるデザインのパナソニックのブランドです。

 

素材を活かすシンプルなデザインが特徴です。

たとえば、柄のつながりを感じるよう、1枚の原板から切り取られた扉。

他にはクオーツ・ウォールナット・オークといった天然由来の素材からも選べます。

クオーツの柄が水墨画のようで、和風のお部屋とも相性が良さそうです。

 

天然木の落ち着きや木目を感じるデザインは、クラシックや北欧スタイル、スタイリッシュやモダンスタイルとの違いを感じました。

北欧スタイルは、明るい木を用いるイメージがあるのではないでしょうか。

 

クラシックスタイルやモダンスタイルも、ダークトーンでまとめた木や木目調の仕上げを使うことがあります。

たとえばドイツのキッチンメーカーSieMatic(ジーマティック)は、リサイクル可能な木材を積極的に用いています。

海外のメーカーやブランドは、グレーのような淡い色も取り入れる印象です。

対してカレサは「白」「黒」とはっきりした色の印象を受けました。

はっきりした色味が、和室にも似合う日本らしいキッチンのポイントなのでは?と考えました。

 

天板などにこだわっても、シンクや作業スペースとの統一感がないと雰囲気が壊れてしまいます。

下記の作業台は扉付きです。

作業台もキッチンの天板と同じ素材だったり引き出しや壁のトーンと合っていると、扉を開けた時も素敵にまとまりますね。

プラス10キッチン

アクタスのリノベーションプランから生まれた北欧スタイルのキッチンです。

アクタスの家具との相性を考えてデザインされます。

明るいホワイトと木目調の組み合わせが特徴的です。

木目柄を取り入れた独立洗面台など、リノベーションだからこそ出るデザイン性向上がされています。

アーチ型の壁のやわらかさは、やさしい雰囲気の北欧スタイルともマッチしますね。

さまざまなブランド・メーカーに出会うとデザインの目が肥える

アクタス新宿店で4つのブランドのキッチンを見て、コンセプトの違いでデザインにも違いが生まれることを感じました。

同時に違うブランドやメーカーのキッチンを見れると、テーマの異なるキッチンに一度に触れられます。

あらゆるデザインを見るうちに、お好みの印象や気に入った雰囲気にするための素材や色選びが分かってきます。

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収益物件となると、収支のバランスを考えた時にデザイン性の優れたキッチンの設置が難しくなることも珍しくありません。

費用の負担を抑えながらデザイン性を高める。これは賃貸住宅建築の永遠の課題です。

この記事を書いた人
星脇 まなみ
2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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