カタログで見る住宅設備と実物には差があります。
後悔しない選択がしたい方はショールームで実物を確認するのがおすすめです。
新宿には窓やドアなど住宅メーカーのショールームが多く一気に回るならもってこいの場所です。
DAIKEN新宿ショールームで見られる製品を実際に行って確かめてきました。
目次
DAIKENとはどんなメーカー?
会社名は大建工業株式会社。
住宅や公共・商業施設向けの内装建材(床材やドアなど)や、独自の機能的な素材の開発・製造・販売を行っています。
機能的な素材として、不燃材や調湿性に優れた素材などがあります。
現代の暮らしと理想の内装にマッチする建材を見られる新宿ショールーム
DAIKENは全国に9つのショールームを持ちます。
今回はTOTO・YKK APとのコラボレーションルームのある新宿ショールームをたずねました。
コラボレーションルームでは、TOTOの水回り設備、YKK APの窓や玄関、DAIKENのフローリングや内装ドアとのコーディネートが見られます。
1ヶ所で複数メーカーの製品を確認できます。
ショールームで印象的だったのはハピアフロア。
床材はサンプルだとサイズが小さく、実際に敷いた時をイメージしにくいです。
使用箇所が広がると、イメージと違ったということも起こり得ます。
ところがDAIKENのショールームなら、床に敷いた状態の色味の違いを比較しながら確認できます。
ホワイトや明るい木目調はすっきり・やわらかい印象に、ブラックや落ち着いた木目調はシック・温かみのある印象になるんじゃよ。
下記は玄関収納です。
室内ドア「hapia(ハピア)」のバリエーション同様、収納も幅広いイメージを演出できそうな色・扉のデザインが揃っています。
画像のように高さのあるものを収納できるスペースを確保しつつ、ミラーや壁面が見えるカウンターのような収納をつくることで、圧迫感を緩和しながら収納力のある玄関となります。
収納や新しい和室も提案されていました。
マンションでも畳のある生活が楽しめるよう、複数の畳の製品が扱われています。
たとえば「ダイケン畳健やかくん」
環境への配慮が特徴のひとつです。
畳床は、木を再利用してつくられたボードでできています。
表は、い草の供給量が減っていても安定して生産できる機械すき和紙です。
い草のような見た目・手触りでありながら、水に強く丈夫という特徴も有します。
畳床も表も高温熱処理滅菌済のため、カビ・ダニが発生しにくいです。
新しい生活様式に対応した製品も
秋葉原にはサウンドショールームがあります。
防音対策などにおすすめの建材が展示されています。
※秋葉原のショールームは完全予約制です。
新宿のショールームにも一部の製品が展示されています。
たとえばオトピタ。
壁に取り付けるだけで音を吸収してくれます。
オトピタは後付けできます。
ペットを飼いたいニーズが高まっています。
ハピアからは「ハピアウォールハードタイプ」というペットにおすすめの壁材も出ています。
ブルー色の壁の下部分がハピアウォールハードタイプです。
引っかき傷がつきにくい特殊な化粧シートが使われています。
ハピアが応えられるニーズの幅広さに驚きました。
内装建材のイメージが変わるDAIKENのショールーム
ハピアフロアをはじめ、実際に使用する環境に近い形で建材を比較できるショールームなので、イメージを具体化しやすいです。
新たなニーズに対応した製品も展示されているため、ショールームに行くまで考えていなかった気になる製品にも出会えるかもしれません。
- この記事を書いた人
- 星脇 まなみ
- 2016年からフリーランスでライターとして活動しています。 主に住まい・暮らし・生活に関する記事を制作してきました。 住みやすい街や今後熱くなりそうな街や都市開発、資産運用への関心が強いです。 住宅設備で1番好きなのはトイレ。外出先でもメーカーやデザイン、使い勝手が気になってしまいます。
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