以前「シエスタヴィラ桜アヴェニュー」に空室が出たときのことです。
お金をかければできるのは当たり前の空室対策で、お金をかけずに工夫してできることはないか考えてみました。
通常の空室対策は、ご提案した内容をオーナー様の費用負担で行うのが一般的です。
しかしオーナー様の出費を増やすことは「サービス」ではありません。
出費を増やして空室を埋めるのではなく、出費を抑えつつ満室を目指すのが弊社の「サービス」です。
お金をかけて空室対策を行うほうが簡単な道ですが、お金をかけないで空室対策を行うにはどうしたらよいかを考えます。
空室対策の一工夫!物件の良さを伝えるには…
弊社の物件は建物の配置、間取り、設備から考えて作っています。
細かいところまで物件の良さを分かっていて、それが「良いから採用している」ことばかりです!
設計士さんが作ったままの図面で建物を建てる会社も多いですが、弊社は設計士が作った図面から「住んだときにお客様が快適に過ごせるよう」考えて建物を建てています。
狭くても家具が置ける配置。
家具を置いてもコンセントがちゃんと使える。
扉の開け閉めで家具が引っかからないなどなど…。
まるで一戸建ての自室で過ごしているような快適さです!
そういった良さをお客様にお伝えできるよう、日々工夫しています。
仲介業者さんがお客様をご案内する際に、お部屋の設備について聞かれることもあると思います。
物件のことを誰よりも一番よく知っているのは私たち管理会社なので「直接案内できなくてもお客様に伝えることができれば…」と思いました。
「桜」の写真で設備説明カードを手作り
そこで、設備についての説明をラミネートしてカードを作りました。
ご案内の際にカードを読んでいただければ、物件のことをより詳しく知ってもらえます。
物件の名前が「シエスタヴィラ桜アヴェニュー」なので、カードにはお花の写真を使いました。
よく聞かれる部屋の寸法についても、目安になればとメモリ付きのマスキングテープを貼ったりしてみました。
部屋のあちこちにカードや小物を設置
窓辺にはカードだけでなく観葉植物を設置♪
窓に緑があるだけで、部屋の雰囲気が良くなるなぁと設置していて思いました。
キッチンにはお皿やコップを置いて、実際に引っ越した後の生活が想像できるように。
説明がなければただのシャワールームですが、説明をつけると「水はけが良くカビが生えにくいシャワールーム」だとわかります。
本当は水はけの良さを見ていただくために、じょうろを置いておきたいくらいです!
水を流すと水滴が集まって流れていくんです。
こちらも説明が無ければただのトイレですが、説明を付けると「節水と汚れが付きにくいトイレ」だということがわかります。
スルーしてしまいがちな玄関にも「こんな設備ありますよ♪」と貼ってみました。
ラミネートで作ったカードはもっと改良したいなと思います。
小物は100円ショップで揃えました。
カード作りや小物選びはとても楽しかったです。
▼関連記事:小物でちょこっと季節感のあるデコレーションをしました
オーナー様の費用負担が少ない空室対策が弊社の「サービス」
何もないキレイな室内もいいと思います。
でもその状態で空室が続いたら?
入居していただくために何か行動しないといけないと思います。
今回はカードを作るなど、お金をかけずにできることを考えて工夫してみました。
これが正解という訳ではないので、次に同じようなことをやる場合はもっと改善していきたいと思います。
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- この記事を書いた人
- 田口 きみこ
- 「思い立ったらすぐ行動」 賃貸の仲介会社で働いていた私はひとつの物件シエスタシリーズに一目惚れ その会社へ乗り込んで社長へ直談判!そして今勤めています! たくさんの物件や現場を見て、日々成長中!
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