ニチハの外壁材「フュージェ レスペンタル」の特徴や使用感は?当社の施工事例をもとにレビュー!

住宅用建材の大手メーカーとして知られるニチハ株式会社は、窯業系外壁材(サイディング)を主として多彩な内外装建材を展開しています。

当社物件においてもニチハの外壁材を採用しておりデザインを使い分けながら物件ごとの個性を演出しています。

今回は当社物件で採用しているニチハの外壁材、「レスペンタル」の特徴や実際の使用感などをご紹介いたします!

ニチハの外壁材「レスペンタル」とは?

今回ご紹介する「レスペンタル」は、ニチハの外壁材シリーズ「Fuge(フュージェ)」に含まれる16mm厚品のひとつです。

ニチハは全体を通して非常に多彩な外壁材を展開しており、フュージェだけでも40種類以上のラインナップとなっています。

 

フュージェの外壁材は全体を通してストーン調の風合いを自然かつ美しく再現していることに加え、優れた機能性も兼ね備えていることが大きな特長です。

中でもレスペンタルは、雨風にさらされて丸みを帯びたレンガ特有の成熟した味わいをよく表現しています。

当社物件での「レスペンタル」施工事例

レスペンタルに用意されているカラーは、以下の4色です。

  • ライツホワイトE
  • ライツライトグレーE
  • ライツオレンジE
  • ライツダークグレーE

 

当社が提供している賃貸物件、シエスタシリーズの「ブリックハウス」では、ライツダークグレーEを使用しています。

他のカラーパターンよりも深みのあるグレーが特徴的で、全体的にシックな印象に仕上がりました。

また、タイル1つ1つで微妙に異なるグレーの濃淡が、建物に味わい深さを与えてくれます。

「レスペンタル」に採用されている3つの仕様

レスペンタルの美しい風合いと優れた機能性を実現している主な理由として、以下3つの仕様が挙げられます。

セルフクリーニングを可能にする「マイクロガード」

シリカ粒子を主成分とするマイクロガードは、外壁の表面に空気中の水分子で膜を形成する効果をもたらすコーティングです。

水分で包まれるため静電気が発生せず、排気ガスや換気扇の排気口から出る空気中の汚れを付着することも防ぎます。

もし汚れが付着しても、マイクロガードにより形成された水分子の膜で浮いている状態となるため降雨ですぐに流れ落ちます。

色合いの美しさを保つ「プラチナコート」

プラチナコートは、ニチハ独自の厳しい試験基準をクリアした高耐候塗料です。

一般的な外壁材は紫外線や雨風により色あせやひび割れが起こりやすく、10〜15年程度で再塗装が必要になります。

短いスパンでのメンテナンスを行えば相応にコストがかかるものですが、プラチナコートを施した外壁材であれば長期間にわたり色合いを保てるためメンテナンスの回数も減らせるのです。

さらにレスペンタルは「プラチナシール」を併用しており、変色や褪色をより長く防ぐことができます。

継ぎ目が目立たない「四方合いじゃくり」

レスペンタルは、四方合いじゃくり(シーリングレス工法)で張り合わせることができる製品です。

外壁同士のつなぎ目にシーリング材を使う必要がないため、つなぎ目が目立たず全体的に一体感のある外観に仕上げることができます。

シーリング材の変色や劣化に悩まされることがなく、メンテナンスコストの削減にもつながります。

「レスペンタル」は深みのあるデザインと機能性を兼ね備えた外壁材!

「物件の顔」と言っても過言ではない外壁材。

デザイン性にこだわって素材を選んでもいいですが、将来的なメンテナンスコストを考えて劣化のしにくさ・汚れにくさに注目することも忘れてはいけません。

ご自身の物件において「コストをできる限り削減したいけれどデザインも諦めたくない!」と考えるオーナー様に、ニチハの外壁材はおすすめです!

他にも、当社には同じくニチハの外壁材「イルミオ COOL」を採用している物件もあります。

レスペンタルとは全く異なる印象を与える外壁材なので、こちらの施工事例もぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人
浦野 瞳
様々なジャンルで執筆経験があるフリーランスWEBライターです。 執筆時はリサーチにリサーチを重ね、複雑な不動産関係の知識も分かりやすくお伝えしています。 読者の皆様に、「痒い所に手が届く記事」と感じていただけていれば幸いです。 住宅やインテリアの情報に対しては特に関心が強く、情報の正確性を高めるため個人的にも勉強をして知識をつけています。 実際に賃貸暮らしを続ける中での経験・所感も活かし、オーナー様・入居者様どちらの視点も考慮しながら情報を発信いたします!
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