二重サッシやペアガラスは、断熱性や防音性の向上など、快適な居住環境を実現するための重要な要素です。しかし、それぞれの特徴や効果には違いがあります。この記事では、二重サッシとペアガラスの違いを分かりやすく解説し、それぞれの効果についても具体的に紹介します。
目次
「二重サッシ」と「ペアガラス」は全く違うもの
近年ではご自宅をリフォーム、リノベーションしたいという方が増えています。
「二重サッシ」と「ペアガラス」という単語を一度は耳にしたことがありませんか?
文字だけ見ると『二重』『ペア』など似たような意味が含まれており良く混同され間違えられますが『二重サッシ』と『ペアガラス』実は全く違うものです!!
今回はその二つの違いをご紹介します(^^)/
二重サッシの効果とメリット・デメリット
二重サッシは『内窓』『インナーサッシ』『二重窓』とも呼ばれます。
既存の窓の内側に新たに設置する窓のことで、サッシが2つある窓の事を言います。
メリット
- 防音効果、断熱、結露防止効果がある
- 防犯性が高い
- 省エネ効果が高い
デメリット
- 窓を二回開け閉めしなくてはいけない
- 窓枠部分に取り付けるため、施工条件に制限がある
- 内窓に窓がつくため、見た目が変わる
ペアガラスの効果とメリット・デメリット
二重サッシとは違い窓ガラスのみが2枚になっておりサッシは1つ、2枚のガラスの間に空気層が設けられたガラスの事を言います。
近年建てられる住宅の窓ガラスは殆どがこのペアガラスになっており、普及率は約60%以上にもなります。
メリット
- 見た目は現在と変わらない
- 窓ガラスの結露が解消しやすい
- 使い勝手も現在と変わらない
- 今あるサッシをそのまま使える場合がある
デメリット
- 二重サッシの方が防音の効果が高い
- サッシ部分の結露が解消されにくい
シエスタシリーズは全戸ペアガラス使用!
上記、簡潔に違いをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
因みに弊社のシエスタシリーズでは、リクシル(トステム)のペアガラスを使用しております。
また、線路沿いの物件にはその物件に併せて二重サッシを取り付けるなど使い分けをしております。
こちらはシエスタヴィラ東府中の二重サッシ窓です。
線路が近い物件のため、二重サッシを採用しています!
二重サッシとペアガラスの違いを知って、今後のリフォーム・リノベーションや新築計画、お部屋探しにお役立てください。
- この記事を書いた人
- 下村 さつき
- 『山椒は小粒でもぴりりと辛い』 146㎝ 小粒な私ですが見た目よりかなりタフです! 業務は建築企画から賃貸管理と多岐にわたり日々、たくさんの出会いがあります。 どんな場面でも一期一会を大切にして業務に取り組みます!
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