グルニエって何?ロフトとの違いは?お得で有効な活用方法4選をご紹介

皆様は「グルニエ」というワードを聞いたことがありますか?

近い言葉に「ロフト」があります。

「グルニエ」とは、昔でいう「屋根裏収納」のこと。

昨今、住宅情報の中でよく見るようになりました。

この記事ではロフトとグルニエの違い、またグルニエの活用方法をお伝えしていきます。

グルニエとロフト、違いはなに?徹底比較!

イメージはどちらも部屋の上部にスペースがある。といった感じでしょうか。

しかし、2つには明確な違いがあります。

 

まずは定義から。

グルニエ•••屋根裏を利用した収納スペース

ロフト•••天井高を高くして部屋の一部を2層式にした上部スペースのこと。

つまり、

グルニエは、天井と屋根の間に作られたスペースを指します。昔でいう、屋根裏収納です。下からその空間は見えず、独立した部屋のような印象です。収納式や移動式の梯子がついている場合が多いです。

ロフトは、部屋の一部分を2階建てのように区切ったスペースを指します。出入り口に扉はなくオープンな状態です。固定式の梯子が取り付けられています。

ウミュ
ウミュ
シエスタシエロのロフトには、収納スペースにもなる階段、ロフティが採用されているね!

▼階段型収納、ロフティに関する詳しい記事はこちら

もっと深掘り!グルニエって何なの??

屋根裏収納のグルニエを作るには、いくつか建築基準法で制限があります。

 

面積は下の階の2分の1以下

2分の1以下だと床面積に含まれず、「収納」の扱いになりますが、それ以上だと床面積に含まれ、固定資産税に影響してきます。

天井高は1.4m以下

1.4m以上だとグルニエ部分が「階」としてみなされ、2階建の建物が3階と認知され、固定資産税に影響してきます。

小屋裏に出入りするためのハシゴは固定式でないこと

 

地域によって法律上の制限は様々ですので、必ず事前に確認しましょう。

固定資産税にどのように影響するか、詳しく知りたい方はこちらの関連記事をチェックしてみて下さい。
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グルニエの便利な活用方法!

大空間の収納として

季節ごとにしか使わないものや、子ども用品を収納できる部屋が一つあるだけで、居住スペースにゆとりができます。

しかし、高温多湿になりやすいグルニエは、食べ物や楽器類等湿度や温度の影響を受けやすいものの収納には制限があります。

子ども部屋として

少し天井が低くても、140cm以下の子どもにとっては何の影響もありません。

むしろ、秘密基地としてのびのびと過ごせる空間になります。子どもがいると、壁や床には汚れや傷がつきものですが、人目につかないグルニエなら気になりません。

書斎やプライベートスペースとして

静かで隔離された空間は、落ち着いて仕事をするための書斎や勉強部屋にするのもおすすめです。

誰にも邪魔されず集中して過ごす「おこもり」スペースとして活躍できます。

ルームシアターや読書スペースとして

ルームシアターにしたり、趣味の読書をする場所にしたりと、自分だけのリラックス空間にするのもおすすめです。

ウミュ
ウミュ
アイディアがあれば可能性は無限大!

スペースを有効に活用しよう

グルニエとロフトの違いについてご紹介しました。

ロフトは、部屋を2層空間にし上の部分を今日中空間として活用したもの、グルニエは小屋裏収納。隠し部屋の要素が強いものです。

どちらも工夫次第でさまざま用途で有効活用することができます。

▼関連記事:ロフトの活用方法はこちらをチェック!

この記事を書いた人
北川 まな
娯楽雑誌編集部を経て現在はフリーランスWEBライター。 育児をしながらイベントMCとライターの二足のわらじを履いて活動しています。 子どもの頃から本を読むのが好き、今でも活字を読むことが生活の一部、同時に自分でも文章を書くのが好き。とにかく活字が好きです。 MC、リポーターに経験を活かしてインタビュー記事と取材記事が特技。 「企画・取材・執筆」などを複数のメディアで行っています。
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